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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

流れ星は天使の不意打ち

流れ星に願い事を告げてやろうと睨みつけるように夜空を見張っていた。ぼんやりと夜空を見上げている時は、多くの流れ星に出会うものであるが、流れ星を見ようと目を凝らしている時には、なかなか現われてくれないものである。それで、星空を見つめている事に疲れてきて、ちょっと気を抜いて視線をそらしたらスイ~ッと流れて行った。そんなことを何度か繰り返しているうちに、流れ星というのは如何やら天使の不意打ちなんだ、と気付いた。

今夜の常世の国の恋歌は「星に願いを」から、途中の一部分を紹介しよう。

 … …星に願いを… …

 あなたは何万光年先から来たのですか
 いま私に瞬いてくれているあなたに
 私の願いを言っても
 私の声が届くには何万光年先になるのですか
 私の声があなたに届いた時は
 私という肉体もなければ
 肉体を形成していた分子たちも原子たちも
 もうここにはいません
 どこへ行ったのかも知ることはできません
 何の存在の証もないのです

 あなたに願いを言ったら
 本当に叶えてくださるのですか
 私は、わたしの願いを声にしてしまったら
 待つことも
 耐えることも出来なくなってしまいます
 本当に叶えてくださるのなら
 いま勇気を出して言います
 でもわたしが私の願いを声にしてしまったら
 本当に待つことも
 耐えることも出来なくなってしまいます

 … …星に願いを… …

(ヒロ爺)
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ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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