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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

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ウインドウに映されて知る吾の老い姿

この何日間か、ことば座の朗読舞劇に書いた常世の恋歌を紹介してきたのであるが、今日はウインドウに映った自分の姿を見て、自分がこんなにも年老いてしまっていたのかと気付かされ愕然としてしまった。
脚本家であるのだから、登場する人物が17歳の女性であれば、17歳の女性になりきって乙女の詩を詠ったりするのであるが、今日のように不意打ちをくらったように己の現実を突きつけられると、乙女の恋歌を詠むことに躊躇いを覚えてしまう。小林幸枝という表現スケールのある女性に出会い、しかも恋歌を美しく舞える稀有な才能を見出してから、小林幸枝のために常世の恋歌を劇中に書いてきたのであるが、書き始めたのが還暦を過ぎてからなのだから、自分の老いに今更驚いてもはじまらないのだが…、やはり気持ちが萎んでしまう。
しかし、小生、一休宗純の生き様を師と仰ぎ、小生もそう生きたいと願っているのであるから、こんなことでめいってはいられない。歯抜けがどうした、乾涸びた皺がどうした、恋を思うに関係あるまい。さらにはもう一方の師と思う小林一茶だって、耄碌で寝小便をちびりながらも若き妻の女に手を弄ばせながら死暮れていったのだ。もう若くはないことは百も承知。百の常世の恋物語にはまだまだ届かぬ。めげたり、躊躇ったりはしてられない。

それで今夜の常世の恋歌は「馬滝へのアプローチ、その三(言葉は…)」から。

言葉は腐肉になってしまった。
言葉は説明と言い訳の道具になってしまった。
  
恋を表現することを知らないお前たち

   桜の木の下で
   抱き合って説明をするな
   抱き合って言い訳をするな
   恋をして抱き合ったら言葉を詠え
   抱きあった
   重なりあった
   心臓の打ち鳴らすドラムが
   一つになればそれでいいのだ

昔 私は 詩人だった

(ヒロ爺)
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プロフィール

ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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