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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

ああ侘びしさの何故かつのれる年の暮れ

喰い物の日々に美味くなる年の暮れに一本の歯の失い、また味の一つを失うのかと寂しく侘びしい一日となった。先日から、二本しかない前歯の一本がぐらぐらししだし、腫れがひどくなってきそうなので今日歯医者に行ってきた。当然、その歯は抜かなければならないことは以前より分かってたことであるが、実際に抜いてしまうとやはり侘びしい気持ちになってしまう。
藤沢周平の「一茶」に、晩年の小林一茶が、最後の一本の歯が抜け落ちて落胆するシーンが描かれてある。そこには、一本の歯でも残っていれば沢庵を食べることはできないがポリッと音をたてることができる。しかし、沢庵をしゃぶることしかできないとは…といったような表現がされている。
小生はまだ一本のこっている、と威張ってもいいのだが、威張って見せたら本当に寂しくなってしまう。
今日は心底年の暮れの侘びしさを作ってしまった。
(ヒロ爺)
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Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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