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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

秋の気配よろしく梅の葉の散りよる

梅の木の葉ほど愛想もない奴はいないだろう。
本日、日照はまずまずあったが、乾いた風が流れるでもなく、洗濯物が十分に乾かなかった。
中途半端な秋を映すかのように、色気も愛想もない梅の葉がハラリハラリと散り落ちてくる。
緑色を濃くしただけで散ってくる葉はカサカサと乾いた音をたてて地面に落ちてくる。
梅の木から花を無くしてしまうとこれ程詰まらない木はないだろう。
秋の枯れ落ちる時も、葉は紅葉する訳でもなく、黒緑色した葉が突然のように落ちてくる。
頭に落ちて来たら、小生のように毛のない者には、ツンツンと煩く不快にさせる悪戯マシンのようである。
風情の欠片もない。
年が明けて間もなく花を咲かせる都合なのであろうか、秋風の気配がすると色付くこともなく直ぐにカサリ、カサリと落ちてくる。
決して散って来るなどという言葉を使うのさえも疎ましく思えてしまう。
今年の秋は特にそんなことを強く思ってしまう。
コキアがかなり赤く染まって来た。
その上に色気もなくただ枯れてしまった無粋な葉が落ちてくると、何となく梅の木を疎ましく見てしまう。
柿の葉が夕焼けた、とは言うが、梅の葉が夕焼けたとはついぞ聞いたことがない。
花があまりに静謐な所為なのだろうか。
(ヒロ爺26,347日)
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Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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