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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

あぶった氷下魚を齧って茶碗酒

糖尿病が判って、浴びるほど飲んだ酒をプッツリやめたが、この季節になると氷下魚の干物をストーブの火にあぶり、凍りそうなほど冷えた一升瓶から茶碗に注ぎグビリとやってみたくなる。
未だ石油ストーブだった時分、この季節、一仕事終わると氷下魚の干物をストーブにあぶってよく冷酒を飲んだものだ。
今は酒も止めたが、氷下魚の干物をあぶった肴など入れ歯では固くて齧れない。
こんな時ほど歳はとりたくないもの、としみじみと思う。
今日は、お犬様を連れてオカリナ奏者の野口さんの所へ会報を届け、霞ヶ浦を散歩してきた。
竹藪育ちのお犬様は、霞ヶ浦の波しぶきは恐怖以外の何物でもない。
これまでも何度か連れて湖岸を歩いたのだが、体をブルブル震わせて足元にくっついて離れない。
湖岸に座り、お犬様を抱いて風に波立つ湖面を眺めてきたのであるが、お犬様は心臓発作を起こすのではないかと思う程緊張にふるえていた。可哀そうなので早々に引き揚げてきたが、車に戻った途端元気を取り戻し「レッツゴー! レッツゴー!」と大声を上げ始める。
家に戻るとお猫様が「お前たち遅いじゃないか」とミューミュー、ミューミューと纏わりついてくる。
後は三人で炬燵に寝ったり。
平和なり。
(ヒロ爺)
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コメント
氷下魚・・・
こう寒い時、熱燗で氷下魚を毟りながらの一杯!
懐かしいな、思わずごくり?

2015/01/14(水) 16:04:17 | URL | k #- [ 編集 ]
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ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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