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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

はや夜露の降りて月の明かりに照っておる

久しぶりの連夜の星。
月の明かりも夜気を突き抜けて椿の葉を照らしている。
静かに下りてくる冷気を切り裂くように照る月明りは剣の刃を思わせる。
お犬様の寝る前の散歩も早々と済ませる。
空気が刺すように冷たいせいか、早々に帰ろうという。
ニャンsは、洗濯したフワフワのフリース毛布に、太陽の匂いを嗅ぎながら丸まっている。
今夜のような寒さが続くようだとそろそろ炬燵を出してやってもいいかな。
炬燵を出したら3sは出てこなくなるだろうな。
冬の冷たさがやって来ると、小生の気分もシャッキリとしてくる。
グズグズしていた原稿も少しは進むだろう。
ただ今外気は9℃。
冬にはもう少しだ。
(ヒロ爺26,724日)
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月光の剣 木枯らしの切る

今日が実質的な台風一過と言えるのではないだろうか。
青空の下、カラッとした冷たい風が吹き荒れている。
木枯らし一号なのだそうだ。
夕暮れと共に、冷たく痛いような光を放った月が、…今夜は十三夜?…収まってきた木枯らしを切り刻んでいる。
今夜は十分に冷えるのだろうな。
既に膝掛けのフリースが欲しい程の冷え込みである。
黒猫椿が、椅子を半分占拠するようにしてピッタリと張り付いている。
しかし、乾燥した寒さは気持ちが良い。
(ヒロ爺26,723日)
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今日もコロッケ明日もコロッケ 毎日雨降る

何という天気なのだろう。
今日もコロッケ明日もコロッケ、という歌があったが、今日もまた雨である。
ゴルフツアーが二週連続して男女とも短縮試合となった。
二週とも台風の影響である。
これで十月の日照時間は観測史上最低となるのではないだろうか。
雨大嫌いの3sも聊かストレスが溜まってきている。
白猫の雫ちゃんが一日お喋りをしている。
それにいちいち相槌を打つのもなかなか大変である。
相槌がおざなりになると直ぐに大声で怒り出す。
黒猫椿ちゃんはお犬様の布団で喰っちゃあ寝。
明日は早めに台風一過となってほしいものである。
(ヒロ爺26,722日)
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秋晴れは一日だけかと雀らは会議

この秋は、晴れという言葉を失ってしまったようだ。
せめて夕方までは雨が落ちてこないようにと願っていたが、2時にはもう雨が落ちてきた。
すっかり葉の落ちた梅の枝に雀らが集まり、何やら会議を行っている。
早々と雨の落ちてきたことを嘆いているのだろうか。
賑やかな会議であった。
雨が強くなる前にと、いつもよりも早いがお犬様の散歩に出る。
散歩から帰ってくると、雀らは餌まきの石の上にやってきて、今日は早く食事にしようと一斉に声をかけてくる。
餌を撒いてやると、あっという間に食べつくし、塒になっている金木犀の葉陰に潜り込んでしまった。
雀らも雨は嫌なのだろうな。
明日もまた雨か…。
(ヒロ爺26,721日)
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夕暮れの空 はや月の冴え冴えと

漸くの秋晴れ。
昨夜も放射冷却で、今朝の寒かったこと。
明日は今朝以上の寒さになるだろう。
だが秋らしい陽気も、明日一日続くだろうかといった塩梅である。
台風は何処を通り抜けるのだろうか。
秋晴れのおかげで、ワンニャン3sのご機嫌がいい。
だがその分小生がは大変。
3sそれぞれの遊びに付き合わねばならない。
月末で予定が詰まって来たのに。
天候がよく気分が御機嫌になってくると、3sのお喋りが凄いのだ。い
3sには公平にお喋り相手をしないと、拗ねたりオイタをしたりと手が付けられなくなる。
年子の幼児が三人いるようなものだ。
爺ーじの仕事は大変である。
(ヒロ爺26,720日)
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青の空 幾日ぶり 蜥蜴ちょろと顔を出す

何日ぶりの晴天だろうか。
午後の気温も少し上がり、蜥蜴がチョロと顔を出した。
例年だと、冬ごもりの前の日光浴とばかりに、三匹、四匹と庭石に乗って日光浴をしているのだが、今年は陽だまりも出来ず蜥蜴たちも雨を嫌って顔を出さない。
今日は一匹だけではあるが、小生に顔を見せてくれた。
首をかしげるようにこちらを見ていたので、思わずまた来年な、と声をしてしまった。
未だ十月だ。
冬ごもりには早すぎる。
(ヒロ爺26,719日)
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十月の長雨とは聞いたこともなく

八月に続いて十月も長雨。
十月は一番晴れ間が安定した季節と思っていたがどうやらそうではないようだ。
これからが秋の長雨の季節になる筈なのだが、はてどうなるのやら。
ただ今の気温12℃。
指先が凍る寒さではないが、着るものは冬物でないと。
未だ夏掛け用の掛布団であるが、黒猫椿を抱いて寝ていないと聊か寒い。
今夜は毛布を一枚出さなくては。
今、明日の天気予報を見たら晴れになっていたが本当だろうか。
もし明日晴れたら、あさっては雨なのだろうな。
また台風が、先日と同じコースを辿るような気配でやってきている。
春以降ハッキリとしないグズグズとした天気が続いているが、我が国の世相と全く同じである。
天候と世相が連動しているのならば、これはもうジッと寝て待つしかないのだろうか。
然らば運を練りながら寝て待つとするか。
(ヒロ爺26,718日)
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台風一過の晴れはなく申し訳の陽が射して

台風が抜けて、今日はスッキリとした晴れが広がるとばかり思っていたのに、日差しは一時だけ。
3時過ぎには、雨でも降りそうな気配。
慌ててお犬様の散歩に出かけた。
幸い雨が降ることはなかったが、気の晴れる秋の風も吹くことはなかった。
それでも、お犬様にシャンプーをすることが出来たので、まあ良しとするか。
机の下を出たり入ったりする度に、爽やかなシャンプーの香が昇ってくる。
黒猫椿はお犬様に張り付いてスンスン嗅いでいる。
午前の日差しの中でニャンsもゆっくりブラッシングをしてやる。
ゴロゴロ喉を鳴らして満足なご様子。
明日はスッキリ秋晴れが欲しい所であるが、どうも望めそうもなさそうである。
(ヒロ爺26,717日)
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野分の駆け抜けて陽光のやっとこ顔を見せ

野分の抜けて、何日ぶりかの陽が顔を出す。
久しぶりに洗濯物を日に干した。
昼近くからの日差しで、日向臭くなるほどに陽光を浴びたわけではないが、乾燥機とは全く違う。
風がゆっくりと湿気を飛ばしていった残り香のようなものがある。
久しぶりに差し込んだ日の光の所為か、白猫雫のお喋りが止まらない。
お犬と黒猫椿は、陽だまりに寝ったり。
雫のお喋りの相手をし、何度も庭に抱いて出る。
「青空とお日様と風は良いね」と煩く話しかけてくる。
お喋りの間合いには~い、は~いと声をかけてやらねばならないのが大変である。
返事を返すかのように「は~い」と声をかけると、満足げに「ウーニャ、ムムム、ウーニャ」と納得の声を上げる。
庭の陽だまりでのお喋り会は、雫には至福の時なのだろうな。
しばらくお天気が続いてくれると嬉しいのだが、あまり期待しないほうが良いのかな?
(ヒロ爺26,716日)
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無駄遣い選挙だと季節外れの台風のいう

選挙速報が始まった。
何のための選挙だったのか。
ただただ無駄遣いのための選挙だった。
勝ち組は、これで4年間は安泰とでも思っているのだろうか。
これでまた憲法改正の動きが加速されるのだろう。
改正の議論が活発化すのるのは歓迎である。
しかし議論を捨てての改正が進んだのでは将来が可哀そうである。
希望のない未来となることは火を見るよりも明らかなことだから。
次に開かれる国会で真の議論がなされる期待はゼロに等しい。
矢張り、思い切って「くじ引き民主主義」を取り入れる時が来たということなのだろうか。
豪雨警報が先ほどから何度も鳴る。
無事に過ぎてくれれば良いのだが。
(ヒロ爺26,715日)
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コインランドリーばかりが盛況な紅葉雨

月曜から毎日コインランドリーの乾燥機を使いに出かけている。
我が家は、奥方とワンニャン3sの5人家族であるが、毎日乾燥機を使いに行かないと大変なことになる。
人間様の洗濯物よりも3sの洗濯物が多いのである。
一日に大型のバスタオルが必ず3枚洗濯物として出る。
三日も乾かなかったら大変なことになる。
今日は早めに8時過ぎにコインランドリーに行ったが、既に満員で順番待ち。
それでも次々に客がやってきて並ぶ。
並ぶ客を見ていると、65%が爺さん婆さんである。
しかも山のような洗濯物である。
二世代、三世代同居の家族なのだろう。
洗濯仕事は、どうやら年寄りの仕事のようである。
明日は投票日。投票する人が居なくても、政党がなくても、せめても勢力を拡大させたくない政党以外に投票をしてきてもらいたいものだ。
(ヒロ爺26,714日)
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雨の中事前投票へ 入れたき人も党もなく

洗濯物乾燥の待ち時間に事前投票に出かける。
雨の降る中、大急ぎに出かけてきたが、投票用紙に書き込む名も政党もない。
普段、棄権しないようにと話をしている手前棄権するわけにもいかない。
しかし、入れたい人も、入れたい政党もない。
こんな解散をやった無能な総理とその党にだけは入れまいとだけ考え記載したが、むなしい投票であった。
今日の朝日新聞に「選挙はくじ引きで」を提言している政治学者の話しが出ていたが、この提言には大いに共感するものがある。
数は力のみの考えしか持てぬ者の脳みそでは明日の国を論じることはできる筈もない。
裏でほくそ笑んでいる誰かが居るのであろう。
選挙のたびごとに腹立たしさが大きくなってくる。
この辺でくじ引き民主主義の導入も悪くはないだろう。
(ヒロ爺26,713日)
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外気温十二度 十月は十九日 秋晴れはなく

昨日半日だけの晴れ。
ズーッと雨。
今日も雨。
今日は冬並みの温度。
3sは温か毛布に丸まって寝ったり。
外の温度は十二度。
これなら炬燵を出しても良い寒さである。
だが未だ10月だぞ。
ここは茨城県。日本で一番穏やかな陽気の場所。その昔は「常世の国」と呼ばれた地なのである。
10月の炬燵は、気分が納得してくれない。
北海道で吹雪。しかし、違和感はない。10月になればストーブを用意するのは当たり前のことだから。
今年は全国的に松茸が不作だという。
こんな陽気では不作にもなろうというものだ。
人が狂うと自然も狂うのだ。
(ヒロ爺26,712日)
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陽光に干された下着の優しく温かく

実に何日ぶりの太陽だろか。
洗濯物を日に干せる喜び。
こんな風に言う爺さんは聊か気味が悪いと思うが、連日の乾燥機での洗濯物の乾かしはただ乾いただけで気分がスッキリとしない。
天日と風に吹かれての洗濯物は、矢張り気持ちが良い。
風呂から上がり下着を身に着けると、ふわりと日向臭さが体を包んでくれる。
洗濯物はこうでなくてはと思う。
大袈裟ではなく、生きているってのは良いものだと思う。
明日からはまた雨の天気だという。
有難くないことに台風までもがやってきている。
明日は12月並みの寒さになるという。
ワンニャン3sが抱っこをせがむだろうな。
晴れは昼間だけ。
夜の空には月もない。
(ヒロ爺26,711日)
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季節も人も みんな狂っておる 今日も雨

今日も雨。気温も低く10月とは思えない。
夕方ようやく雨が上がり、ワンニャン3sにブラッシングをしてやる。
久しぶりに外で風に吹かれながらのブラッシングは気持ちが良かったのだろう、ブラッシングが終わると家の中が大運動会となった。
明日は、ようやくに晴れそうである。
やたらねばならないことが押せ押せになっている。
特に締め切りがあるわけではないが、今夜あたり遣っ付けてしまわねば。
愚図ついた秋になり、筆が全く進まなくなってしまった。
何もかにもを陽気の所為にするつもりはないが、陽気の加減が悪いと体調気分も悪くなってしまう。
明日は天気も心身もスカッと秋晴れといきたいものだ。
(ヒロ爺26,710日)
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冷え冷えと冷え冷えと 秋の死暮れ行く

昨年、11月に積雪があって驚いたが、今日の寒さから考えると、今年もまた驚きの月日に降雪&積雪があるかもしれない。
雨続きで洗濯物が乾かず、コインランドリーに行ってきたが、物凄い人であった。
我が家ですら乾燥機を使いに行かなくてはならないのだから、子供のいる家などは毎日行かなければならないだろう。
コインランドリーには小生初めて行ったが、使い方がよくわからず隣りで使っていた婆さんに教えてもらった。
婆さん、小生の顔を見て気の毒そうな顔をした。
孤独老人に見えたのかな。
かなり長い時間乾燥機を回したが、お日様と風に吹かれて乾くのと違い、今一歩乾きが物足りない。
それに風に吹かれた空気の臭いもない。
だが、文明の利器とは便利なものだ。
感傷的物足りなさはあるが、家の中に洗濯物の氷柱を立てなくてもいいのが有難い。
何だかまた台風が来るのだとか。
この冬寒のような陽気に台風は似合わないなァ~。
明日もまた雨だという。
(ヒロ爺26,709日)
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憂鬱な秋の雨には賢治が似合う

毎日鬱陶しい雨が続く。
ザーッと大雨ならば諦めもつくが、小雨に降ったり止んだりは鬱陶しくてならない。
ニャンsが庭に出よおうと言うので抱いて出ると、「なんだ雨か。家に入ろう」という。
雨降りを納得したニャンsは押入れの布団に潜り込み出てこようとしない。
お犬は、雨でもなんでもまずは時間通りに事を運ぼうとする。
3時半に散歩に出ると、「雨だからすぐ帰ろう」という。
お犬様は、毎日の時間通りに短時間でも事を起こせばいいのである。
ワンニャン3sに付き合っていると、腹の立つことが多いが、退屈することはない。
やっと自分の時間だと原稿を書き始めると、白猫の雫が必ずやってきて、煩く話しかけてくる。
そのお喋りたるや物凄く長いので、ついには腹を立てて「煩いよ!」と声を荒げるもあまり効果はない。
明日も天気は悪そうだ。
(ヒロ爺26,708日)
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秋の奴め 急に駆け足になって

部屋の中の温度が18℃。
外は13~14℃ぐらいなのだろうな。
はっきりとしない天気で、気分も沈みがち。
庭に出ていろいろやりたいことがあったが、庭草が濡れたままあなので結局今日もワンニャン3sと抱き合って寝ったり。
明日も、今日のような陽気のようだ。
寝ったりと読書。
秋の日だ、それもいいだろう。
こんな寒さが続くようであれば、そろそろ炬燵を出さねばなるまい。
(ヒロ爺26,707日)
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寒さに追われて蟋蟀の家にやって来る

氷雨が降る?・・・まさか。
そんな会話ができるほどの本日の陽気。
家の中に居ても長袖にベストが必要な寒さであった。
黒猫は小生の膝の上に、白猫は押入れの布団の中、お犬は机の下に。
寒くなってくると皆が身を寄せるようになって、如何にも家族している気分になるものである。
もう少しすると炬燵を出すようになるが、3sと炬燵でぬくぬく、寝ったり家族をすることになる。
炬燵と言えば、その存在を知ったのは奥飛騨に越してからであった。
北海道では炬燵の記憶はない。昭和26年に東京へ帰ってきたときには、小さな火鉢一つの暖房で、東京ってなんて寒い所なんだと思ったものだ。そして奥飛騨へ行ったときは、炬燵と言う不思議な暖房を目にしてすっかり気に入ったものだった。
しかし、当時の炬燵は炭の火で温めるものだったので、よく一酸化中毒を起こしたものだった。
今は長方形のゆったりした電気炬燵で、3sと小生がスッポリ潜り込んでほっこり寝ったり。
年を取って動くのが億劫になると炬燵程幸せ感をもたらせてくれるものはないだろう。
(ヒロ爺26,706日)
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今日の風 何を躊躇うて澱んでおる

日中は夏の陽気で夜になると暦通りの秋の風が吹く。
夏の陽気は気温だけで、空が青く晴れ渡っているわけではない。
蒸し暑いという程ではないが、不快は不快。
体を動かすことが損した気分になる日であった。
ワンニャン3sは、不快な陽気に逆らうことはせず、ひたすら寝ったり。
3sの静かな間に、書き上げねばならない原稿をと机に向かうも、気持ちが乗らず目についた本を開く。
その本、何度読み返したのだろうか。
読み返す度に新鮮さと新しい発見をさせてくれる。
お気に入りの本を読んでいると、自分の書かねばならない原稿が進んでいるような気分になるが、これが危険。
大概は我に返った時は言い訳のきかない地獄になっている。
明日は、まじめに書こう。
(ヒロ爺26,705日)

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行ったり来たりに季節の移ろいて

今日も夏日なのかと思っていたら、日差しもなく肌寒い一日となった。
取ったばかりの南京豆をもらい、さっそく塩ゆでにする。
美味い。
ただその一言。
季節の味を褒めるのに「美味い」以外の言葉はないと確信する。
肌寒い陽気の所為で、お犬様と黒猫椿は座布団を敷いた机の下で一日身を寄せて丸まっている。
白猫雫は一人押入れの布団に丸まっている。
もう少しすると3sの居場所は炬燵になるのだろうな。
(ヒロ爺26,704日)
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夏の陽気よ 断りもなく顔を出すな

や~、秋も駆け足になってきた。そんなことを言っていたら今日は断りもなく勝手に夏日が顔を出してしまった。
何とも忌々しい陽気め!
いくら夏日だと言ってもエアコンをつけるほどでは、と思っていたら、お犬様がエアコンつけないのかとわざとらしくハアハア荒い息を立てて見せる。エアコンをつける代わりに、冷え冷えマットを広げてやると車に踏みつぶされた蝦蟇のように両手足を広げて腹這っていた。それをニャンsが不思議なものを見るような顔で、確認のスンスンをして通り過ぎて行った。
黒猫椿が、ますます太りだした。
あまり太らせると健康に悪いが、椿の後押しを白猫の雫姉さんがするのである。
「椿のエサ皿が空になっている。早く入れろ」と煩く言いに来るのである。
エサ皿は二人分置いてあるのだが、雫姉さんは、エサ皿は常に餌がタップリ入っていなければ気が済まないのである。
しかも二つの更には等分に入っていなければならないのである。
一日の量としては、それ程に多くは与えていないのだが、全部を身にしてしまう体質なのだろう。
(ヒロ爺26,703日)
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今日の御九日 何を喰おうか柿喰おか

風が冷たくなってきたと思ったら、ちゃんと寒露が座っており今日は御九日(おくんち)である。
秋の収穫を褒める日である。
台所には何があったか。見てみると栗も茸も新米もある。
秋の実り物がハイハイと手を上げている。
秋を褒めるのなら矢張り柿でしょう、と早速皮を剥いて秋を褒める。
秋を褒めて庭に出ると、今日もまたオクラの花が咲いていた。
小さくて色も褪せているのだが何故か大事にしたくなる。
もう引っこ抜こうと思っていたので、伸びてきた庭草を放っておいたらここぞとばかりに茂ってきた。
庭草の元気だけが目立つ。
だが今日は、最後のオクラ花を愛でるので庭草はそのまま。
明日は鬼の形相で退治してやる。
(ヒロ爺26,702日)
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秋への移ろいを躊躇っているのか 一株のコキア

庭のコキアが一気に赤くなってきた。
ところが一株だけ紅に染まるのを拒否している。
7~8株あるのだが、どういう訳だか一株だけ色付くことを拒んでいる。
小生と同じで相当なへそ曲がりなのかもしれない。
今突然白猫の雫がキャットポールを駆け上がろうとして落ちかけた。
夕食後に爪を切った所為なのだろうか、うまく爪を立てられなかったようだ。
爪を切られるのを嫌うのだが、首根っこを洗濯用のピンチで挟んでやると、母猫に咥えられて運ばれた時の記憶がよみがえるのか大人しく切らせてくれる。
だが、今さっき木登りから落ちそうになったので次はピンチで咥えても嫌がるかもしれないな。
爪切りが怖くて仕方がないのはお犬様である。パチンパチンと音が聞こえた途端心臓バクバク、体ブルブルと震えだすのである。しかし、家の中で一緒に生活するのだから、爪切りをしないわけにはいかない。
末っ子の黒猫椿は、膝に抱いていれば何をしても安心しきって身を任せている。
末っ子らしく、家の者は皆自分に危害を加えないものと信じているようだ。
(ヒロ爺26,701日)
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今夜は虫のよう鳴いて 居待月

今夜は少し蒸す感じの所為か、虫どもがよう鳴いている。
虫達は、十五夜よりも十六夜、十六夜よりも立待月、立待よりも居待の月の方が好きなのかな。
それにしても日本の月は、この後寝待月、更待月と呼び名が変わっていくのだから余程雅な夜を過ごさねばなるまいが、はてそのお相手は何処に。
ただ今机の下には、甘えん坊の黒猫椿が太鼓腹を上にして寝てござる。
雅なる色香には欠ける。
しかし、独りよりは何ぼか良いだろう。
(ヒロ爺26,700日)
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風の冷たく 雀ほっこりと羽毛を立てて

一日風は冷たく、冬を思わせる陽気。
梅の木の雀らは、体を僅かにほっこり膨らませている。
本日の最低気温12℃。未だ十月だというのにもう冬の寒さである。
中秋の名月が過ぎはや冬が来てしまったようだ。
それなのに仰天の出来事。
先月、金木犀が咲き良い匂いと花絨毯を作ってくれたのであるが、今日金木犀の木を見てビックリさせられた。
何と、また花を咲かせようとしているのである。
花の色は薄い黄色になっているが、花が散って未だ一月も経っていないのだ。
狂った衆議院解散で、金木犀も狂ってしまったようだ。
夕方また揺れが来たが、この時期に大地震なんて勘弁してもらいたいが、地球の活動には忖度はないからなぁ~。
モリ・カケ解散をしたのだから、何かしらの忖度があるかも…。
(ヒロ爺26,699日)
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薄雲流れて真ん丸月の光っておる

今夜は十六夜の月。
天を覆っていた薄雲が掃け、真ん丸に光っている。
風も冷たく、虫の声が一挙に少なくなってしまった。
今日は、本州にも雪の降った地があったという。
月の明かりに浮かれたのか、先ほどお犬様が突然ハイになり、タンタランダンスを要求。
タンタランタンタラン・ワンワン!
物凄い大声である。しかもよく通る声で。
月に踊り吠える犬、になってしまった。
慣れっこになっているニャンsも、今夜のダンスにはビックリ仰天。
ダンスが始まる前、ニャンsは家の中に入ってきた蟋蟀だろうか、二人で追いかけていたが蟋蟀は無事であったろうか。
月の美しい今夜は冷え込むのだろうな。
(ヒロ爺26,698日)
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名月は忘れて虫の声に十五夜を想う

十五夜の月は見えず。
十六夜の満月に身を洗おう。
昨年も、この時期にこんな事をどこかに書いたら、「満月は十五夜だろう、意味不明!」とのお叱りめいた言葉をもらった。
小生の文を最後まで読まないで、十五夜と言えば満月だと決めつけて信じているようだった。しかもご丁寧に日本語…いや国語を愛する者、と書いてあった。莫迦野郎と返事を書いてやろうと思ったが、それこそ馬鹿々々しいので止めた。
今夜は十五夜だけど満月ではない。明日、十六夜が満月である。
しかし、十六夜(いざよい)の月は真ん丸、という事実は、なかなか粋である。
お月様もなかなかの計らいをしてくれたものだ。
十五夜とは団子を褒める夜のこととみとめたり、である。
それにしても今夜は涼しすぎる。
虫の声も昨日よりも必死で悲壮。
彼らは月を愛でるなんてことは考えないのだろうな。
(ヒロ爺26,697日)
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風の冷たく虫の声の細くふるえて

庭へ出て見たら、雲間から半端に丸くなってきた月が冷たく光っていた。
ただ今の気温19,5℃。
半袖シャツだと聊か寒い。
お犬様は今ふて寝している。
夕食後、タンタランダンスをしようと体を振って小生の所にやってきたら、奥方にテレビ見てるから煩いよ、と言われ拗ねてしまったのである。「タンタラン、タンタラン、ワンワン」と声をかけてやるとタンタランに合わせてステップを踏み体を揺らし、ワンワンの声に合わせて自分もワンワンと大声で歌うのである。
ワンワンは、二つにしたり、三つ四つにしたりするのだが、こちらの声に合わせて二拍子、三拍子、四拍子を吠えるのである。
その声がかなりに大きくよく通るのだから、テレビの音など聞こえなくなってしまう。
タンタランダンスが始まると、ニャンsはサッと離れて行ってしまう。
兎に角、お犬様の声は良く通り大きいのだ。
一日二度か三度付き合わされるのである。
虐待を受けて、人を信じられなくなっていたお犬様がこちらに心開くきっかけになったダンスなのである。
それを煩いと言われたのだから、拗ねもするだろう。
黒猫の椿、あまりに太ってきたので体重を測ったところ、なんと7.2キロもあった。
トトロの体形になっているのでブラックトトロと呼んでいたのだが、明日から少しダイエットしなければ。
(ヒロ爺26,696日)
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突然の土砂降り 虫の声何処へ逃げた

21時過ぎ、突然の土砂降り。
すぐに雨は上がったが、まだしばらくはこんな調子で断続的に強い雨が降るという。
土砂降りの来る少し前、虫達の声がぴたりとやんだ。
雨が降るのが分かるんだろうな。
そう言えば、21時少し前に、お犬様が散歩に出たいという。
何時もは、23時過ぎに最後のトイレ散歩に出るのだが、今夜はもしかしたらその時間は大雨が降っているのかも知れない。
お犬様は、天候に敏感であるが、ニャンsは家に居る所為なのだろうが、あまり天候の事を気にする気配はない。
雨が降っても快晴の天気でもマイペースに日日の行動時間を決めて過ごしている。
天候に左右されない過ごし方をしている所為なのだろうか、他の者の時間管理も正確で、少しでも小生が遅れたりすると必ず言いに来る。それも自分の事だけではなく、お犬様の事にもうるさく言ってくる。
その度に、こちらが返事をしないとそれはそれは煩く予定通りの行動を起こすまでナ~オナ~オと大声を上げる。
今夜もまた23時になると、お犬様のトイレ散歩だと言いに来るのだろうな。
明日も雨模様の天気となるようだが、次の晴れの日はまた一段と冷気が強くなるのだろうな。
キーンと寒い日が早く来ないかな。
気持ちが引き締まって良い。
(ヒロ爺26,695日)
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プロフィール

ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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