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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

漸くの秋の陽だまり 蜥蜴ゾロゾロ三匹で一本に

漸くの秋の空。
陽だまりに気付いて蜥蜴が三匹が一本の紐になって出てきた。
陽だまりと蜥蜴、何日ぶりだろうか。
陽を受けてブルーに光る蜥蜴の背のラインが宝石に見える。
大事な9月の最後の日が晴れて良かった。
「何時でも君の名を呼んでいたいから、コスモスに君の名をつけた」
そんな一文を書いたのは55年前の9月のこと。高校2年の時だったろうか。
久しぶりの晴れ間に流れる秋風を受け、青春の一コマと安っぽい文を思い出してしまった。
秋の晴れ間も一日限りで終わってしまうのだろうか。
秋には青空とコスモスが似合う。
(ヒロ爺26,325日)
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北の山では初冠雪が この国ではまだ梅雨空が晴れず

梅雨空と台風で、とうとう九月が顔を見せないで去っていくようである。
明日は晴れるとは言っているが、明日にならなければ確かなことはわからない。
九月は、とうとう九月の顔を見せないで死暮れていくようである。
九月の日照時間は、殆どなかったのではないだろうか。
監督業をやっている時、小生、絶対の晴れ男であったのだが、仕事を止めた途端、降られ男になってしまったのだろうか。
日向ぼっこ、等という言葉を忘れてしまいそうである。
九月生まれの小生にとって、九月は恋の月なのであるが、湿った陽気の所為で恋の気配を呼ぶことができなかった。
「秋の陽にコスモスは笑ろうておる」例年であれば、こんなことを呟いているはずなのだが、今年は花の呟きを聞くこともない。
何だかボヤキばっかりの毎日のようである。これでは恋の風は吹く筈もない。
(ヒロ爺26,324日)
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不快度マックス 四季の暦を捨てた9月も残り二日

昨日に続き今日もまた湿度が高く不快指数がマックスであった。
秋の虫達も、今夜は余り声が聞こえてこない。
不快な陽気に命を縮めたものも大勢いるのだろう。
湿って張りの無い音を出せない虫達には素敵な伴侶は望むべくもなかったのかも知れない。
そんな心配をしながら緊張感無く3sとエアコンの下で寝ったり寝ったり。
やらねばならない事が溜まって来たが、陽気の所為にして何も手に付けていない。
こんな不快な一日であるが、お犬様の朝と夕は何故かテンションが上がり、長時間タンタラン・ダンスに付き合わされている。
朝のブラッシング時と、夕食が終わった時にテンションが上がるのである。
お犬様がテンションを上げると、ニャンsもテンションが上がり始める。
B&Wのニャンsは、家の中で大追いかけっこを始めるのである。
ご主人様は何も動きたくないのに、3sはよう使ってくれる。
有難くて涙が出てくる。
明日もまたこんな陽気なのだろうな。
今年は、小さい秋は一度顔を見せたが、又ねと言って出て行った切り、ここに戻ってくる気配もない。
9月は吾が誕生月で、恋の生まれる月だと信じていたが、この陽気の所為で恋もやって来なかった。
(ヒロ爺26,323日)
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小さな秋何処へ行った 蒸し暑さは盛り

小さい秋を感じたのは、随分前のことだったように思う。
その時の秋がゆっくりでも良いから歩いていてくれたら、今頃はさぞかし快適でお洒落な秋になっていたと思うのだが、今日なぞ最悪!気温は、真夏の暑さではないが、湿度が尋常でない。
昼近くにエアコンを入れたが、ドレンから吐き出される水は、今夏一番であった。
部屋の中にしこたま洗濯物を干したかのような除湿水である。
これでは不快にならない訳はない。
部屋の湿度が下がってくると、お犬様はクークー鼾をかいて寝ったり寝ったり。
朝のブラッシングの後も庭でのタンタラン・ダンスを要求することもなく家に上がってしまう。
何かをしようという陽気ではない。
小さい秋も呆れて何処かへ行ってしまったまま、戻って来ない。
この最悪な陽気の中、虫が鳴き出す。
しかし、小さな秋の気配すら窺えない。
律義に秋を作ろうと日暮れは頑張ってはいるが、一人空回りしている感じがする。
窓の外では虫達が鳴いているが、異常な湿度に啼き声が全体にフラットに聞こえる。
虫達も何故か声を張る事に躊躇っている。
(ヒロ爺26,322日)
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夏の行き暮れて 虫鳴けど秋風の無く

何とも不快な陽気である。
今日は陽射しが出ると言うので、朝早く洗濯を済ませ、乾したのであったが、夕方取り込もうと思ったら綿のTシャツ、パンツが乾き切らず湿っぽいというより、まだ濡れていた。
これから夏になろうかと言う蒸し暑い梅雨の終わり日のようであった。
秋なんだから秋野菜たっぷりのクリームシチューを作ろうと仕込んだまでよかったが、火にかけて後悔が走った。
エアコンの冷房をかけて、熱々のシチューを食べる様はどう考えてもオシャレじゃないし、美しくない。
何たる風情に欠ける9月の終わりの週である事か。
スマホの警戒音が二度も鳴った。
北海道と九州に地震が来たようである。
僅かの時間差で、北海道と九州で地震が起こるなんて余り気の良いものではない。
何か大変な事が起こらなければいいのだが。
今日の不快な陽気を思うと、地球活動の心配と覚悟は持っておかなければと思う。
(ヒロ爺26,321日)
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秋を置いて蒸し暑さが一人戻って来た

漸く晴れ間が戻って来たが、秋はついてこなかった。
気温そのものは大したことはなかったが、湿度が高く蒸し暑い一日となった。
お犬が、エアコンつけろとばかりにハアハア荒い息を立てる。
お犬様はすっかり婆さんになってしまった。
散歩も声をかけたときは、元気に庭に出るが、ハーネスをつけて庭を出ると途端に歩きはノッタリクッタリになる。
ヨボヨボと言いたいぐらいであるが、もう少し長生きして貰わねば。
3・11の後に、保護して家族となったのであるが、おそらく7歳近くになっていたのだろう。
歯の減り具合や毛が白くなってきたところを見ると、もうかなりの高齢である。
一日家の中で、小生の机の下を定位置にして、小生の足を枕に大体寝ている。
一歳半と二歳のニャンズは元気が良すぎて、一緒に遊ぶことは出来ない。
若者ニャンsも保護して、家族になったので、先輩のお犬様のことはちゃんと立てている。
机の下に寝ていると、時々やって来て顔を舐めていく。
お犬様の元気なのはタンタランダンスをする時だけである。
タンタランする?と言うとお尻と尻尾を振り振りステップを踏み出す。
家族になって最初に覚えた遊びで、どんな遊びよりも楽しいようである。
カラッとした秋の空と風であれば、庭で追い駆けっこをしてあげられるのだが、小生も後期高齢者。
今日のような蒸し暑い時に庭での駆けっこは一寸勘弁である。
明日からはまた天気が崩れそうな様子。
やれやれの今年の秋である。
(ヒロ爺26,320日)
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晴れ間が見えたのに、早や雨の落ちてくる

晴れてきたな、と思うも間もなく雨が落ちてきた。
何とも日照時間の無い一週間だった。
しかし、吾が家の3sは、どう云う訳か滅入ることなく元気を快調に飛ばしてくれる。
温度が快適なのだろうか。
湿度は高いのだけれど、気温が低いので、気分が良いのだろう。
朝のブラッシングが終わると、白黒ニャンsは大運動会。
お犬愛々さんは、タンタランダンス。
どうなっているのだ。
午前中は、集まりがあったので出掛けてきたのであるが、昼過ぎに帰ってくると、寝ていた3sは起き出してきてまたまた大運動会とタンタランダンス。付き合ってやらないと、付き合うまでしつこく付きまとい訴えてくるので、何も手に着かなくなる。
それぞれのお気に召すようにお付き合い申し上げる。
満足すると、3sはコテンと寝ったりしてしまう。
夕食後、お犬様がまたタンタランダンスをしようと、ステップを踏みながらお尻を振りだす。
仕方がない。本日三度目のタンタランダンス。
もう何かをやる気力がなくなってしまった。
風呂に入って寝るとしよう。
(ヒロ爺26,319日)

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太陽の照ることを忘れたか 雨に虫の声も湿り音

今週の日照時間3分…?5分…?、どっちだったか忘れたが、そんな声がテレビから流れた。
どの地域なのかは聞いていなかったが、連続台風の九州、四国、中国地方ではそうだったろうと思う。
今日も雨だった。
大降りはなかったが、一日降っていた。
裏庭の軒下で虫達が鳴いているが、その声は凛とした色を放っていない。
何時もより三分の一音ほど低いように聞こえる。
雨の湿気が音の伝達を鈍くしているのと、虫の声自体も湿っているようである。
もっとも虫達の声は、声帯からではなく羽の摩擦音だからこれだけ雨が続けば、音も湿るだろう。
ワン・ニャンの3sは、今の気温がちょうど合っているのか、やけに元気で明るい。
大騒ぎして、コテンと寝入る。それを一日何度か繰り返している。
ニャンsは四回ぐらい。ワンは朝夕の二回。
兎に角、明るく元気である。
困ったことには、小生の原稿が進みだすと起きてくるのだから難儀である。
「ダーメ! まだダメ!」と大声を出すが、3sはめげずに、相手をしてくれるまで呼ぶのだからお手上げである。
6~7行進んだ文を保存して、いちいち付き合うのだから原稿は進む筈もない。
まあ、秋の夜は長いから…と呟いてはみるが、はて?
(ヒロ爺26,318日)
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ようもよくも雨の降り 雀も濡れておる

もうそろそろ清々しい秋晴れがやって来てほしいもの。
午後にスマホの警戒警報が鳴る。見ると大雨警報である。
警報通りに雨は降らなかったが、鬱陶しい一日であった。
気温も低く、半袖では寒い。
ニャンsは寒いので毛布のベッドで丸まって一日寝ったり。
お犬は、肌寒い気温が快適で、頻りにタンタラン・ダンスをしようと誘いに来る。
何度か誘いに乗ってやるが、一度のダンスが長いこと。
「タンタラン・タンタラン、ワンワン!」とリズムをつけて声してあげねばならないのだが、これが結構大変なのである。
ワンワンの時に、お犬も大声でワンワンと合唱して吠えるのである。
愛々ダンスのタンタランが始まると、ニャンsは一斉に高い場所に逃げ出す。
下で寝ていると、興奮したお犬様がニャンsの尻を追い立てるからである。
お犬ダンスが終わると、机の下に入り、直ぐに鼾をし始める。
お犬の鼾が始まるとニャンsが降りて来て、話しかけてくる。
それにいちいち応えてやりながら机に向かうのであるが、ナァ~二、ハ~イとちゃんと声にして応じてやらなければならないので、これがなかなか厄介なのである。こちらの返事に気が入っていないと椅子に飛び乗って来て、椅子の背で爪とぎをするのである。
お犬もお猫も、幼児と同じで、本気で対応してあげなければ満足してくれない。
端から見ていれば、暢気で平安な一家に見えるだろうが、どうしてどうして暢気に何てしていられない。
3sの相手をしていると、呆けている暇がない。
これが果たして良いのだか悪いのだか…はて。
(ヒロ爺26,317日)


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ようようの晴れ間 洗濯物の白い笑顔

漸くの晴れ。
昨日までの生乾きの洗濯物を太陽にあて風を打たせている間に、溜まった洗濯物を洗う。
二人と3sの生活だと言うのに、我が家の洗濯物は異常に多い。、
山の神に、一日何度着替えをするんだ、と言うが一向に減らない。
昨日は、大雨の中ゴルフで洗濯物の山。
今日は泊まりでゴルフに出かけているが、帰ってきたらさぞかし大山のような洗濯物を持ってくるだろう。
お犬様は、食事の時にテーブルクロス代りに大型のバスタオルを敷くのであるが、毎日二食分のバスタオルを洗濯する。
3sにはそれぞれベッドが用意されてあるのだが、人の布団に入って寝るので、敷布の洗濯も毎日。
まるで大家族の家のようで、小生にとっては洗濯物が乾くか乾かないかは重大問題なのである。
明日はまた雨模様の一日だと言う。
やれやれである。
3sは、活動しやすい気温なのだろう。ここ数日というもの、家の中で大運動会を繰り広げている。
原稿を打っているキーボードの上をニャンsが駆け抜けていく。
お犬が、背後でタンタランダンスを要求している。
ここ数日、我が家は戦争状態である。
(ヒロ爺26,316日)
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次々とようやって来おる 憎まれて元気づく台風

8月の後半から毎週のように台風がやって来る。
こちら地方は、晴れぬ恨み言をいうだけで、被害がないのが幸い。
この陽気小生には、洗濯物の乾かぬストレスはあるが、机に向かっている作業には陽気の晴れる晴れないはあまり影響がない。
スカッとした天気が来ないせいだろうか、午後から3sが突然大運動会を始めた。
ニャンズは障害物何者ぞ競技で、所かまわず上へ下へと猛ダッシュ。お犬様は、タンタランダンス。
3sが一斉に運動会をすることは今まではなかったのだが、連日の雨陽気でストレスが一気に爆発したのだろう。
慌ててPCをシャットアウトし、机の上を片付ける。
お猫の暴走は全く予測がつかない。
始まったら即全てを撤退させる。
斟酌無用で辺り構わず踏み荒らしていくので、一寸、チョットなんて声を出している間もショートカットして、即撤収である。
お犬様のタンタランダンスには、タンタラン・タンタランと声して唄ってやらねばならない。
タンタラン・タンタラン…ワンワン、とお犬様のステップに合わせて唄うのである。
今日の3s大運動会は、何時もより長い時間続いた。
普段は、ニャンsとお犬は同時一緒に活動することはないのであるが、余程何かがあったのだろう。
夕方からの降ったり止んだりの雨に一番に翻弄されたのは、虫達だろう。
唄い始めるとザーッと降って来て、鳴き止むと雨は上がる。
葉陰に避難したり、又出て来て声を張り上げたりと、どの世界でも男って大変だ。
(ヒロ爺26,315日)
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秋雨に風は冷たく 子蜥蜴二人は走る走る

はや台風の影響だろうか。
一日雨。時々の雨上がりに、子蜥蜴が二人遊びたいのだろうか縁の下から出て来て庭草をくぐって追いかけっこをしている。
全長5センチ程の子蜥蜴である。姿形は立派な蜥蜴であるが、その動作はどことなく子供。子供ならではの仕草が愛おしい。
小降りになった隙を狙って二人で競争するかのように走り来て走り去る姿は、つい顔をほころばせてしまう。
軒下に雨を避け、子蜥蜴達を見ていると、背中に視線を感じる。
振り返ると黒猫椿が、網戸の向うからジッとこちらを見ている。
小生の顔を見るとすかさずナーオゥと呼ぶ。
雨降っているから外はダメね。
そう言ってまた子蜥蜴の駆けっこに目をやっていると、今度は騒がしい視線が背中を押す。
見ると3sが並んでお座りをしてこちらを見ている。
小生、よほどのことがない限り写真を撮ったりしないのであるが、お犬を真ん中にして3sが網戸を空かしてこちらを見つめている様子は撮っておいても良いかなとつくづく思う。
今夜は、虫の声がほとんど聞こえてこない。
風がだいぶ冷たいので、妹を呼んでも効果はないと思っているのだろうか。
北海道では霜注意報が出た地域があるという。
冬男の小生には、待ち遠しいことである。
(ヒロ爺26,314日)
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月を待つ虫の声 雨に消されて哀れ

大きな雨はないが、一日降ったり止んだり。
日暮れ時から虫達が盛んに鳴き出すが、間歇的に降り出す雨に声が消され、切れ切れの声しか届いてこない。
今夜はさぞかし成果の薄いことだろう。
雨のおかげで、窓から抜けてくる風は涼しく、久しぶりにのんびりと本を読むことができた。
その所為で、書かねばならない原稿が一向に進まない。
それ程急がれる原稿ではないので、まだ暢気に構えていられるのが有難い。
しかし、少しでも進めておかないと締め切りという奴は、決して歩みを止めることがない時に乗って粛々と近づいてきて、明日が締め切りです、と大声を出す。何とも嫌な奴である。
この数日、夜の10時半になると黒猫の椿がやって来て、椅子に胡坐をかかせてそこに嵌まって仮眠をする。
寝入る前に、感謝のしるしではないがジョリジョリするベロで脛を舐めてくれる。
これが結構痛いのである。
一ヶ所だけを舐められていると、そこの皮が剥けてしまうのではないかと思う程である。
白猫の雫も同じように舐めてくれるのだが、お姫ィー様なのでジョリジョリが優しい。
椿は男の所為か硬くて強い。しかも舐めてくれる時間が結構長いのである。
二人はそれぞれどんな尺度をもって舐める時間を決めているのだろうかと聞いてみたいものである。
はい、ありがとう。もう良いから。と言っても、自分の決めた時間が来るまで止めてくれない。
お犬様もよく顔を舐めてくれるが、有難うと言うと直ぐに止めてくれる。
ニャンsとワンのどちらが良いとも言えないが、ニャンsはこちらの希望を言うと爪を立てたりするので、言うタイミングを計らねばならないのがちょっと面倒である。だがそこのところがお猫の可愛い所でもある。
(ヒロ爺26,313日)
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戻ってきた夏日に子蜥蜴大はしゃぎに走る

夏日が戻って来た。
おかげで藪っ蚊どももわんさかと出て来おる。
藪っ蚊がブンブンしているからではないだろうが、子蜥蜴達が次々と現れ庭草の中を駆け回っていた。
もしかしたら今日もアルビのの蜥蜴がやって来るのではないかと待っていたが出てこなかった。
今日出て来たら写真を撮ろうと、スマホをポケットに庭に出たのであったが、準備をしているとお目当ては来ないものらしい。
今日は、こちら地方(茨城県石岡市)のお祭りである。
この地に迷い込んで、すでに17年になるが、この地の祭囃子には郷愁の機微が欠落して聞こえる。
小生がこの地の出身者でないためにそう思うのではない。
郷愁を謳う機微がないと言った方が分かり易いだろうか。実に不思議な祭りである。
幌獅子という独特の囃子車があるのだが、その獅子の舞には地域芸能として備わっているはずの所作に秘した花がないのである。
この町周辺・近隣のお祭りには、郷愁する機微があり、お祭りの所作にも芸能を感じさせる秘した花を見る事が出来る。
吾が住む地であるが、この単なる空騒ぎにはついて行けない。
まあ、歴史の里とは称しながら、歴史とは何かの定義、定説も考えることなく、自慢したいだけの歴史を語るのだから郷愁する機微何て事を言っても始まらないか…。
今引き上げてきたお祭り隊の打ち鳴らす太鼓に、お犬様は何だ何だとばかりに、机の下に逃げ込んできた。
(ヒロ爺26,312日)
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日暮れを待たずして早や虫ども喧しく

停滞前線が居座り、中秋の名月も褒めることなく、秋もいよいよ深まって来た。
日暮れまでには未だだいぶ時間があるというに、早くも虫達が喧しく声を上げ始めた。
鈴虫の声も聞こえる。
ふと思った。この鈴虫月の明かりを待たずに、口裂け女に喰われてしまったら可哀そうに、と。
もしかしたら、今泣いている鈴虫の声を聞きながら、口裂け女が「今夜はもう満腹。明日は、はてどいつを喰ろうてやるまいか」などと思いながら、寝息を立て始めているのではないだろうかと思ってしまった。
男の恋とは、鈴虫に限らず命がけなものではあるが、吾も老いた身ではあるが、喰ろうてくれる女子を求めて日々に眼を探っているのだから命の性(さが)とはいやはや恐ろしいものである。
(ヒロ爺26,311日)
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切実して月に声すれど思ひ人には届かず

今夜も虫どもは高音を張って鳴いておる。
声高く思ひを呼んでも、思ひの届くことはごくごく稀なことである。
虫達も大変なことである。
生き物の♂と言うのは実に哀れなものである。
如何に強がっても、イケメンぶっても、所詮は選ばれるもの。
♀は、声する方に自らの意志で出かけて行って、鳴き主を陰から覗き見て気に入らなければサッサと何処かへ行ってしまう。
虫に限らず生き物の世界では、♂と言うのは実に哀れなものだ。
♀は、確実に自分の遺伝子を次の世に送る事が出来るが、♂は全く保証がない。
虫達の鳴き声を聞きながら、♂が己の遺伝子を残せるのは実は奇跡に近いような確率なのではないだろうか。
強がるも哀れ、イケメンぶるのも哀れ。
今宵は中秋の名月。
しかし、厚い雲に隠されて名月は居ない。
月の明かりもない闇の草に声をからして鳴けども思ひ人は現われず。
月の見えぬ15夜に感傷を口にするのも男の哀れというものだろう。
(ヒロ爺26,310日)
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今宵は雨のなく 虫ども時を忘れて宴の喧し

風が澄んでいるのだろうか。
今夜は虫達の声が耳に突き刺さるように聞こえてくる。
しかも、何時になく大勢が賑やかに声を上げている。
朝から降りそうで降らない不愉快な陽気であった。
当然洗濯物も乾かない。
オクラの花の色もぼやけて見える。
オクラの花の色がぼやけている所為なのか、オクラの木に不思議な色の蜥蜴がつたって歩いていた。
アルビノなのだろう。薄い茶色の蜥蜴である。
オクラの緑葉から太い幹にわたって来て、頭を真下にして地面におりてきた。
太陽が強く照らしていたら金色に見えたのかも知れない。
全体に細く蛇の子に見間違うような姿であった。
おい、と声をかけるが振り向きもせず、小生の足元を抜けて、植木鉢の下に入って行ってしまった。
何とも不思議なものを見てしまったような感覚がしばらく続いた。
今も虫達が喧しく鳴いているが、空気は湿っぽく重いのであるが、彼らの声は乾いた秋風にのって聞こえてくるような感じである。
薄い黄土色の蜥蜴は、本当は黄金の蜥蜴だったのだろう。
もしかしたら小生に良いことが起きるのだろうか。
いや、その反対かな。
明日、また不思議な色の蜥蜴に逢えると良いな。
(ヒロ爺26,309日)
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月明かりなく草むらに啼く虫の声は高く

すっかり雨が上がった所為なのか、天はどんよりと雲が厚いが、虫達の声は澄んで高い。
今年は9月になって、雨ばかりが続くので、虫達は雨の上がった隙間を狙って声高く鳴いている。
今夜の鳴き声などは高く悲壮感に溢れて聞こえる。
己の遺伝子を残そうとメスを求めて、あらん限りの音を出しているのだから、悲愴な声にきこえても当然なのだ。
美しい虫の声なんてのは人間どもの勝手な感傷で、虫達にとっては切実すぎる叫びなのだ。
矢張り秋の虫の声と言うのは悲愴な恨み節である。
そろそろお犬様にシャンプーをしてやりたいのだが、雨続きでなかなか時間を偸めない。
洗うのは何時でも構わないのだが、ドライヤーが大変なのである。
特に愛々様は、毛が密集しているので、乾燥するのに小一時間はかかるのである。
カラリと乾燥した風とあまり日差しの強くない日が来てくれないだろうか。
そう、洗濯日和が欲しいのです。
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二匹の蜥蜴が抜きつ抜かれつ庭駆けまわる

二匹の蜥蜴が、遊んでいたのだろうか。
抜きつ抜かれつで庭を駆け回っていた。
面白いのは、抜き去った蜥蜴は必ず止まって後ろを振り返る。
すると後からの蜥蜴が抜き去っていく。そして、止まって後ろを振り返る。
その繰り返しをしているのである。
たぶん二人は大喜びの遊びをしていたのだろう。
声が出せたら、大声を出して燥いでいるのだろう。
ニャンsが同じことをやっている。
家の中を上下に大走りして、立ち止まってはミューオ!ナ~オ!と声を出し合っている。
蜥蜴もきっと同じことをやっているのだろう。
彼らの声を聞いてみたいものだ。
ペロペロと舌を出したりしているのだから、二人には聞こえる声のようなものがあるのだろう。
3sと同じように一緒に遊びたいものである。
(ヒロ爺26,307日)
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片足の蜥蜴陽だまりに駆け込んできて大きく深呼吸

陽射しも今日までとか。
力ない陽射しの溜まりに、右の後ろ足の先がない蜥蜴が飛び込んできて、腹をプクリプクリ膨らませ激しく息をついている。
庭に棲む蜥蜴達には、敵に襲われたのか手足の先のない者が大勢いる。
何かの天敵に襲われたのか、それとも福島原発の放射線の影響を受けた奇形なのか、何とも理由は解らないがよく見かける。
特に、指が握りこぶしのようになっていて開かぬものが多い。
背中の骨の曲がっている蜥蜴も見かけたので、もしかしたら放射線による奇形かもしれない。
吾が庭には、除草剤や殺虫剤を撒いていないので、その所為ではない。
握りこぶしのようになった手足は、明らかに奇形であると思われる。
故三上美樹先生の放射線照射の実験メダカのようである。
ネットでは、色々伝えられているが、吾が庭の蜥蜴達もそうだとしたら何とも恐ろしいことである。
原因は解らぬが、狭い庭の中にしては奇形とは断定できないが、数が多すぎるように思う。
人間どもの際限なき欲望の追及は止めることは出来ないのだろうか。
それは人間である事の宿命とは決して言うまい。
(ヒロ爺26,306日)
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庭草と格闘 秋虫達はパニック

明日からまた天気が崩れてくるとの予報。
こんな晴れの日には、齷齪動かずぼんやりと蜥蜴達を眺めていればいいのだが、連続の大雨で庭草達の図に乗った成長を許しておくわけにはいかない。
暑いのに万全の藪蚊対策をして、庭草どもと格闘を始める。
伸びた庭草を引き抜くたび、虫達が飛び出してくる。
蟷螂が鎌を高く振り上げて威嚇して来る。
庭草が占拠しているスペース何てほんの僅かなのだけれど、庭草の中には、実に沢山の虫達が住んでいる。
躑躅の根元の草を引き抜いたら、のっそり蝦蟇が出てきた。
目をパチクリとするようにしてこちらを見上げる。
「何で草をむしるのだ」と抗議しているようである。
確りと太っているので、この草叢には蝦蟇の餌が沢山とれるのだろう。
見事に庭草達を引っこ抜いてしまったので、虫達がどこかへ行ってしまったかと思ったがそうでもないようだ。
今も、昨日と変わらずに沢山の虫達が鳴いている。
鈴虫の声が混じって来ているので、いよいよ秋が深まってくるのだろう。
今日も気温だけは30℃を超す暑さだが、風の気配はすでに秋である。
それに午後の日差しはすっかり赤くなって来た。
気温は高いのであるが犬猫3sは、秋風に吹かれて陽だまりに臍天で終日寝ったり。
(ヒロ爺26,305日)
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久々に雨音の心配もなく虫どもよう鳴きおる

今夜は雨の心配もなく、虫どもの鳴き声の高く喧しいこと。
何と女子にもてぬ男の多い事か。
鳴き声の高く響くほど女子ひでりに思ってしまうのは根性悪の爺さまであることか。
今夜二度目の地震が来た。
何と虫の声がピタリと止んでしまった。
頻発する地震の実に気味がわるい事である。
いつか必ず大地震の来ることは間違いないのだろうが、抗う事の許されない自然災害ほど覚悟が持てないというのは、それだけ恐怖心が大きいという事なのだろう。圧倒的な生命の危機、絶望を無意識に感じてしまうのだろう。
それにしてもスマホのアラームの何とも思いやりのない音である事か。
(ヒロ爺26,304日)
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白露来たに野分雨ばかりで濡れ葉に陽を映す玉もなく

台風は消えたが、ゲリラ豪雨の好き勝手に走り回って、洗濯物の出したり引っ込めたり。
3連続で関東、東北、北海道を抜けていく台風はこれまで経験がないだろう。
雨続きのおかげでワン・ニャン3sのフワフワ毛が湿度を含みベタッとしている。
マメにシャンプーをしてあげてはいるのだが、サラサラ・フワフワは洗ったその日だけ。
その所為か、毎日のブラッシングは抜け毛の山である。
湿った感じの毛並みが厭なのだろう、エアコンのきいた部屋から出ようとしない。
明日は、漸くいい天気となりそうであるが、猛暑になるという。
窓の外は必至の声を上げて虫達が鳴いている。
この鳴き方からすると明日は間違いなく晴れるのだろう。
朝から降ったり止んだりの天気で、庭の蜥蜴達は出てこようとしない。
雀達は、強い雨を避けて何処かに避難しているが、食事時になるとやって来て、梅の葉陰から「まだですかー!」と催促する。
明日の朝は、季節外れのように淋し気に咲くオクラの花の黄色に白露が光っていてくれると嬉しいのだが。
(ヒロ爺26,303日)
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大揺れに一瞬ひやりと 子等を抱きとめる

大雨に、大揺れ。
何とも末世的な風が流れているようで、気味が悪い。
今日のスマホの警戒警報の賑やかなこと。
午前中の土砂降りの中、岳父を病院まで送る。
大雨警報が何度もなる。
ライトを点灯しノロノロ走行。
大型トラックの雨水を高く蹴散らしてすれ違う。
東北、北海道の水害が思い起こされてくる。
岳父の診察が終わり、病院を出る時には雨もほとんど上がった。
家に戻り、昼食をとりワン・ニャン3sと遊んでいるとガタガタと突然の大揺れ。
パニック状態になる3sを抱き、主らしく威厳をもって大丈夫!と落ち着かせる。
この地の震度は4。かなり大きな揺れであった。
大揺れがおさまっても3sは膝の上から離れようとしない。
こんなに長く膝の上から離れようとしないのは、まだ揺れが来るのかなと心配したが、その後の揺れはなくひと安心であった。
お犬様は、東日本大震災後に保護して家族にしたので、地震には超がつくほど怖がる。
何とも嫌な陽気と地震が重なると、万一を想定しておかざるを得ない。
何事もなければ良いが、心積もりは常にしておかなければ、とつくづくに思わされた。
(ヒロ爺26,302日)
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残暑を通り越した不快気温 蜥蜴等は元気に走る

今日の陽気も台風の影響なのだろうか。
今度は13号だ。
続けざまによくもまあ繋がってやって来てくれるものだ。
ただやって来るだけならいいが、大変な災害を連れてやって来るのだから、動植物関係なく陸の者達には暢気を言っていられない。
気象の乱れは、温暖化のもたらすもので、その大部分は人間行動の引き起こしたものだろう。しかし、無責任な人間行動によってもたらされる天災への対策の術はない。甘んじて濁流にのまれたり、土砂に埋もれたりを受けざるを得ないのである。
地震の発生だって、温暖化と無関係とはいえないだろう。
台風のように強さや動きの予測は全くできないのだ。
海水の温度が上昇し、それで地殻も温められて緩くなり、断層の滑りをよくしているに違いない。
これはいよいよもってノアの箱舟を作らねばなるまい。
(ヒロ爺26,301日)
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歳をとるって何だとお犬お猫の三人は言う

お犬、お猫の3sを見ていると一年と言う感覚はない。
目の前の一日一日の平穏が第一で、それ以外は考えない。
彼らと一緒に暮らし、見ていて思ったのは、もう年を数えるのは止めた、と。
今日も確りと生きたと感じつつ人生を日々で数えることにした。
しかし、誕生日ばかりは年で数えねばならない。
それで思った。単純に誕生日の回数を言うことにした。
今日で小生、72回目の誕生日を迎えた。吾が人生26,300日。
まだ元気である。
歳をとると欲深くなるというが、それはどうもその通りのようである。
やりたいことが次々と増えてくるのであるが、手あたり次第に手を付けていると何も出来なくなってしまうので、一個一個進めている。さてさてこれから何個やれるだろうか。
(ヒロ爺26,300日)
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蜥蜴 庭草の雨滴をツイと飲む

今日は、非常に珍しい光景を見た。
午前中に降った雨の水滴が、野芝のような庭草の葉に小さな玉をつくって太陽を映していた。
奇麗だな、と目を凝らしていたら、蜥蜴がやって来て、水晶玉の雨滴に口をつけるようにして細く鋭い舌をペロと出して、雨滴に突き刺し、ツイ~ッと吸い込み輝く玉を萎ませてしまった。
蜥蜴の水飲みを始めてみた。
実に不思議で可愛い水飲みであった。飲み終わって体をクルリと廻したら、ジッと見つめている小生の目と合ってしまった。
一瞬フリーズしたが、小生だと気付いたのか、危険を感じなかったのか一本の切れた紐のようになって縁の下に戻っていった。
蜥蜴の思わず見せた動きが、我が家族のニャンs、ワン子と非常によく似ているので改めてびっくりした。
蜥蜴が、3s達のように話しかけてくれたらどんなに愉快だろうか。
しばらく蜥蜴と見つめ合っていたら、雀が梅の木に帰って来てチュチュチュと大声を出すものだから、すわ天敵とばかりに蜥蜴が縁の下に走り込んでいってしまった。
蜥蜴を追い立てた雀等に、夕飯にはちょっと早いが、庭石に玄米を撒いてやる。
チチ、チチと賑やかに早目の夕食会が始まった。
(ヒロ爺、26,299日)
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枯れていく夏野菜に秋を見る

トマトの葉っぱが、先の台風ですっかり枯れ果てて、しがみついているトマトだけが必要以上の赤を作り出している。
夏と共に死暮れ行く己を自覚しているようで、トマトの赤が一層の哀れを思わせる。
まだ日が落ちていないのに、枯葉を落としてトマトの実だけを誇張している中で、恋人いない歴○○の虫達が、今日こそはと早々と鳴き始める。
まだ日中の気温は真夏であるが、昼夜の気温差が大きくなってきたので、野菜たちは秋を察知して死暮れの準備をするようである。
紅すぎるトマトを捥いで口に放り込むが、激しい雨の降り続いたせいで、みずみずしいが酸味ばかりが立って旨味が薄い。
季節は確実に移ろっている。
秋の所為なのだろうか、この数日白猫の雫ちゃんニャムニャムとよう喋る。
それに対していちいち返事をしてあげなければいけないのが少々大変。
「そうなの、…へ~ッ、  それは良かった。ホウホウ、そいつは大変だ…」ってな調子で、ニャムニャムに返事をしなければいけないのだ。小生の返事が、余り誠意の無いものであったりすると、ミャオーッ!とすごい声で怒りだすのである。だから、いみの無い言葉でも誠実に返してやらなければいけないのである。これが意外と大変なのである。
お犬様のように寝言でムニャムニャ言ってくれると助かるのだが、それをお猫に言おうものなら怒りマックスになるので直接には言えない。面白いもので、雫ちゃんと一時そんな会話をし、納得して行ってしまうと、今度は黒猫椿がやって来て雫ちゃんの真似をするように話しかけてくる。しかし、小生との会話はあまり成立しなくて、自分だけ話し終えると行ってしまう。
形だけ姉上を真似しているのだろう。
今夜も恋の成就しない虫達の何と多い事か。
(ヒロ爺26,298日)
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小さな秋の陽だまりに子蜥蜴二人走る

午後の陽の赤さが日ごとに強くなってきている。
それに合わせるかのように日没時間も早まって来た。
庭草の中からは、陽が落ちるのを待てず虫達が声を上げ始める。
虫の声を聞きながら考えた。
そうだ、今鳴いている虫達は連れ合いを持てぬ虫達なのだ。…ってことはもてない男だという事だ。
秋の虫の声が淋し気に聞こえるのは、恋人がいない淋しさが作り出しているのだ。
そうなのだ、月明かりに無く虫の声は失恋だったり、もてない男だったりする傷歌だから、淋し気に聞こえるのだ。
実態を知って納得である。
それにしても人間の世界も虫の世界も女性に選ばれない男の哀れとは何とも惨めなことか。
今度虫の声を聞く時は、お前は今夜も連れが居ないのかい、と言いながら聞くことにしよう。
(ヒロ爺26,297日)
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9月の空になった 日没が急ぐようになった

今日から9月。
天も高くなり日も沈むのを急ぎ始めた。
午後の日はもう赤くなってきた。
雄虫達の雌を求める声が切実になって来た。
蜥蜴達の走る足取りが早くなってきた。
日中の時間が短くなってくると、みんな気忙しくなるのだろうか。
小生などは夜長になる方が気分が落ち着きゆったりと余裕を覚えるのだが…。
9月が来てあまり嬉しくないことと言えば、小生の誕生月なので一年年寄る事であろうか。
歳をとる事そのものには、何も思うことはないのであるが、歳を一つ積み上げるという事は、その分肉体が衰えるという事なので、これには抗いたいものである。
台風が過ぎて、カラリとした陽気の所為で、ニャンsの寝ったり時間は一気に伸びた。
若者盛りのニャンsだから、寝ても寝ても眠いのだろう。
お犬様の方は、小生に負けぬ高齢なので、寝ったり陽気でもニャンsのように寝っぱなしとはいかないようである。
ちょこちょこ目覚めては机の下を出て水を飲みに行く。それも確りと水を飲むのではなく、目覚めたから一寸歩こうの感じの水場行である。人も犬も年寄ると眠りが浅くなるのだろうな。
(ヒロ爺26,296日)
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ヒロ爺

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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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