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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

庭眺むれば草背伸びし 溜息つけば花咲かす

昨夜と今朝の寒さは陽が昇るに従い、初夏の温かさに戻ってくる。
やあ、温かくなったなと庭を眺めると、庭の草ども温かくなったでェ~、と突然に背伸びしてみせる。
あ~ぁッ、と溜息つくと赤青黄色と一気に花を開いた。
何か言おうと思ったが、何か言った途端花が種になって飛び散ってしまったら大変と口をつむんでしまった。
とにかく夏草どもの旺盛な生存欲にはもう降参である。
土間のようになっている玄関に黒猫椿が頻繁に行って、ガタガタ音をたてている。
そのうち何かを咥えて戻ってくる。
尻尾の様なものがピクピク動いている。そのうちピクピクがポトリと畳に落ちた。
ややッ、蜥蜴の尻尾である。
土間のようになっている玄関は床下への隙間があり、色々な虫達がやって来る。
それを狙うかのように蜥蜴達もやって来るらしい。
それを椿が知って、気配があると玄関に行って狩りをするらしい。
今は、十分で美味い餌があるので、捕まえた獲物を食べることはしないが、気配を感じると即狩モードにスイッチが入るようである。
今日の蜥蜴は大きかった。体長17~18cm程あった。
尻尾を落として逃れようとしたのであったが椿は騙されない。
こんな楽しい玩具を逃がすものかとばかりに、逃げ惑う蜥蜴を追いかけて楽しんでいる。
ほどほどな所で、蜥蜴を助け、庭に放してやったが、これで二匹目である。
こんなことが蜥蜴たちに知れ渡ったら、手乗り蜥蜴は夢のまた夢になりそうである。
(ヒロ爺26,170日)
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蜘蛛が巣網を張ったら寒さがやって来た

蟻んこどもが活動し始め、羽虫や蚊が飛び始めたと思ったら、早速蜘蛛が捕獲網を張り出した。
これからは毎日庭の蜘蛛の巣払いをしなければならない。
やれやれだなと思っていると、今日は気温がグンと下がってきた。これではせっかくの捕獲網を張っても羽虫たちは飛ばないだろう。
二、三日前に「八十八夜の忘れ霜」なんてことを思い出して書いたが、北海道や新潟では雪が吹雪いたのだそうだ。
四季折々に色々な言葉が残されてあるが、どれもみな良く言い当てていると感心する。
羽虫が飛び始めるというよりは、蠅生まる、の方が蜘蛛の巣を張り始める時節が来たことが頷ける気がする。
陽はさせど気温がそれほど上がらないので、今日は蜥蜴は出てこないかなと思っていたら、先日黒猫椿にパンチされて尻尾を切って逃げようともがいていた蜥蜴が元気に顔を出した。
おい、俺は命の恩人だぞ、と声をかけたが立ち止まってくれなかった。
今度捕まったら命がないとでも判断したのだろうか。
しかし、無事でよかった。
猫パンチから救った小生を恩人と思い、手乗りになってくれると嬉しいのだが、そうはいかないようだ。
(ヒロ爺26,169日)
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小雨降り風の冷たく これも忘れ霜とか

昨日、八十八夜の忘れ霜、何て事を言っていたら今日は冷たい小雨。
もしかしたらこれも忘れ霜と言ってもいいのだろうか。
明日、明後日ごろには札幌では大雪になるような予報が出ていた。
そう言えば、三年前だったか、この時期札幌へ行ったのだったがその時もリラ冷えで雪に降られたことがあった。
朝から小雨で、薄寒い一日で、雫&椿のニャンsは炬燵がないのが大不満。
ナーオナーオと一日声を出していた。
お犬様は机の下で毛布を布団代わりに丸くなっている。
時々椿がスンスンとお愛想をしながら添い寝をさせてもらっていた。
やることが色々あるのだが、春の軽い鬱がやって来て余りはかがいかない。
事を始めても根気が続かなくて…。
そのくせ読書量だけは多い。
月末で、風の会の会報の編集をやらなければならないのだが、原稿が全部そろわないので中途半端な作業しかできなくて、それも鬱を増幅させているようである。
こんな時はワン・ニャン3sと寝ったり寝ったりが一番。
(ヒロ爺26,168日)
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椿にも雑草にも風の吹きぬけて躑躅の花

夕方、トマトの苗を三本植えた。
昨年秋より確りと土造りをしてきたので、今年も豊作になるだろうと思っている。
植えた苗にビニールカバーをつけようかと思ったが、もう大丈夫だろうと付けるのを止めた。
だが、安心は禁物である。八十八夜の忘れ霜、何て言葉があるくらいなのだから。
今頃霜が降るなんてのはご勘弁願いたいが、「忘れ霜」とはなかなかいい言葉だ。
こんな言い方などはどんどん忘れられて、と言うか使われなくなってしまうのだろうな。
地球温暖化の問題などで、今ではすっかり四季のリズムが狂ってしまっているので既に死んでしまっている季節の言葉が随分沢山あるのだろうな。
言葉は、時代と共に忘れ去られてしまうという側面を持っているが、逆に何時かまた復活してくると言った側面も持っている。
昨日は古臭いと言われ、今日は亡くなってしまい、明日はオシャレなどと言われて復活してきたりする。
面白いものだ。
黒猫椿に尻尾を無くした蜥蜴、今日も顔をみせなかった。
まさかショックで死んでしまったなんてことはないだろうな。
明日には顔を見せておくれでないか。
(ヒロ爺26,167日)
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ほっこりほっこり梅の実にぎやかに

ちょっと蒸し暑く半袖でないといられない陽気であった。
白猫雫ちゃんは、朝から軒下に置いた大型犬用のゲージに行くという。
午前中だけ陽だまりになるので、朝日を浴びて寝ったりは気持ちが良いのだろう。
この些か蒸し暑い陽気に、梅の実が急にほっこりと大きくなってきた。
老木が最後の力を振り絞って、沢山の実をつけている。
例年ならば、間引きをするように沢山の実が落ちるのだが、今年はまだ実を落とさない。
二、三個の落ちている実を見ると、これは落とされて当然というものばかりである。
直径4㎝ほどの大粒の実になり、熟すと芳醇な甘い香りを美声に唄ってくれる。
この梅の実で造る梅酒や梅シロップ、梅ジャムは超最高級品となる。
トマトと共に小生の夏バテ防止食品となる。
昨日、黒椿にパンチされ尻尾を落とした蜥蜴、元気でいるだろうかと出てくるのを待ったが出てこなかった。
まさか死んでしまったのではないだろうか。そんなことはあるまい。
体を傷だらけにされたわけではないのだから、きっと元気にしているだろう。
縁側は危険地帯と認識してしまったのだろうな。
明日は元気な姿を見せてもらいたいものだ。
(ヒロ爺26,166日)
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電光石火 猫パンチに蜥蜴撃沈

随分と馴れてきていた蜥蜴。
少し気を許したのか縁廊下にツツと這い上がって来た。
手を出すと戻ってしまうと思い声だけかけてやる。
膝の近くまでやって来て首をぐるりと見回し、小生を見上げるように止まった。
おぉ、スゴイスゴイと声をかけてやる。
蜥蜴が少し慣れてきたのに気分を良くして、猫のことをすっかり忘れていた。
黒猫椿が音もなく小生の後にやって来ていた。
影に隠れてジッと蜥蜴に狙いを済ませていたらしい。
小生と目を合わせて気持ちを通わせた瞬間であった。
正しく電光石火。
一発のパンチで撃沈させてしまった。
慌てて「コラッ!」と叱ると抑えた手を引っ込め離れていった。
蜥蜴を見ると、とっさに尻尾を切り落としたのだろう、寸詰まりになった胴体に少し離れて尻尾がくねくねしていた。
ショックで仮死状態になっている蜥蜴を手に取り外の陽だまりに戻してやると、息を吹き返したのか首をぐるりと回すと慌てて石の下に逃げ込んでいった。
椿は家猫になってまだ四カ月。十分に食べ物をもらっていても、獲物と見れば見過ごすわけもない。
それにしてもよく見ていて一瞬のスキを突いて襲ってくるのには、ビックリと同時に感心してしまった。
ああ、折角少し慣れてきたというに、これで手乗りの蜥蜴はしばらく実現できそうになくなった。
(ヒロ爺26,165日)
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雨が上がって陽が射して蜥蜴チロチロ

一日何をやっていたのだったか…?
一寸、呆けが来たのかな。
そうだった。午前中は雨。
3sは、雨だと分かると何を要求してもダメ、とばかりに只管寝ったり寝ったり。
昼前には雨も上がり、陽射しが出始める。
白猫雫ちゃんは、庇の下に大型犬用のゲージを置いたものだから、そこが気に入り雨が上がると直ぐにゲージへ行くと大騒ぎする。
黒猫椿は、外が嫌いで、ゲージの中でも行きたがらない。お犬様と一緒に廻り廊下に寝ったりを続ける。
私は何をやっていた…?
そうだった、冊子の印刷をやっていたのだった。
印刷を見守りながら、スマホでフェイスブックを眺めていたのだった。
頭を必要としない日は、血の巡りも悪いのだろうかボーッとしていて体全体がカスカスしてとどまるところが全くなくなってしまうものだ。
こんな日が何日も続くと呆け老人になってしまうのだろうな。
時々思うことがある。完全に呆けてしまったら退屈などしなくなるのだろうな、と。
恐らく脳は今よりもはるかに活性化しているのではないだろうか。
呆け老人を見ていると、寝ている時以外はとにかく忙し気にしている。
何をどのように考えているのかは分からないが、思考の飛躍が大きいので、脳は休まる時がなくなっているに違いない。
このところ思考に飛躍の少ない小生は脳そのものが活性化していないのだろうな。
横並びの当たり前になったお終いだ。
人生は爆発だ。
(ヒロ爺26,164日)
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引っこ抜いた雑草初夏の陽に打たれて死暮るる哀れかな

蒸し暑い初夏の陽気となった。
そんな陽気に励まされてか、雑草の奴一気に背伸びを始めた。
蜥蜴たちとの交流を創る時を借りて、雑草退治を始める。
地面が昨日の雨で湿っており、気持ちの良いほどよく引っこ抜ける。
庭椅子の周りを一気に毟り終わり、陽だまりに抜いた雑草を集めておいた。
椅子に腰かけ、蜥蜴たちが現れるのをじっと待つ。
しかし、ガサガサ草むしりをして驚かせたらしく蜥蜴たちは姿を見せない。
手持無沙汰にボーッとしていると、郵便配達員が郵便物を置いて行った。
三月から新しく風の会の会員になられた方からの五月号の原稿であった。
早速開封し、原稿をめくるといきなり「ブスの聖地」なるタイトルが目に飛び込んできたあ
愉快とは言えない、どちらかというと下品なタイトルであった。しかし、先月号の文章を読む限りまっとうな構築力であったので、偏見を捨て読み進めてみる。
上品とは言えないタイトルであるが、その精神は大した茨城ヨイショの文章になっていた。
これから先がちょっと楽しみな会員が入って来てくれたものだと、気怠い初夏の風が愉快に思えてきた。
原稿にメモ書きがあり、「行間あけていますが、何となくの間合いです」とあった。
15~6年前になるだろうか。女子高校生の文章を見てあげていたことがあったが、その時と同じようなにおいのする文章である。
そうか、もしかするとこの新人会員さん、その時の女子高校生と同じぐらいの歳なのかもしれないな。
ちょっと若返ったような気分になる。
(ヒロ爺26,163日)
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地表に悲劇の起これど風は流れ青の空は高く遠く

初夏の陽だまりに座してうつらうつら。
雲雀の声は天に高くせわしなく。
蜥蜴たちは餌を捜してなのか、チョロチョロと走り回っている。
今日は珍しく陽だまりに光を浴びている者はいない。
うつらうつらしながら思った。
大地震で甚大な被害を受けた地でも初夏の陽が射せばもの憂い陽気になり風が抜けていく。青の天は果てしなく高く遠く広がっている。初夏のうららな陽気は、被災地では絶望を増幅させるかもしれないが、平穏な地では眠気を誘うばかりである。
思うに、自然とは実に不公平、不平等なものである。
地球という自然は、本来が不公平であり不平等なので、そこに生きる種達はそれぞれ、種のみの公平、平等という拠り所を作って種を守っているのだろう。
しかし、増えすぎた人間は人間同士の生き残りの戦いを始め、不公平、不平等を作り、淘汰しようとしている。
「人の世は、しばし旅居の仮枕」であるのだから、人間同士の不公平、不平等を捨てて自然の不公平、不平等に生きるしかないだろう。などとややこしいことを考えてみる物憂い午後でした。
(ヒロ爺26,162日)
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淡色の草団子を重ね重ねて里山の春

今日は昼食に、ギター文化館よりバーベキューのお誘いをいただき出かけてきた。
昨日も、車検を出しに行った帰りよって来たのだったが、館の向かい側の里山の新芽の緑が日に日に、時々に美しく変化していく。
雑木の一本一本が草団子の一個のように丸く丸く重なり合って、淡く微妙な緑色を作り出している。
昨日は青空の下に見る里山であったが、今日は今にも雨の落ちてきそうな空模様の里山であった。
陽にあたっていれば薄緑は輝くし、曇天の下では幾分逞しい緑色を創り出している。
足元には名も知れぬ野草たちが大小さまざまな色の花を咲かせている。
草むらにしゃがみ込んで見ていると実に皆個性的で美しい顔をして、笑顔を送ってくれている。
里山の風景や小さな野草たちの花を見ていると、熊本の地震災害を忘れてしまう。
自然とは実に邪悪な笑みと屈託のない笑みをぐちゃぐちゃに攪拌して、無造作にそこいらに撒いてくれるものだ、と感心をしてみたり悲観してみたりする。
自然というのは、法則がありそうでいて法則がないものなのに、愚かな人間どもは何でも法則化を試みて本震だ、余震だ、いや前震だなんてことを言って、訂正をしている。
全く予測が出来ないから自然なのであって、次はこうなるなんてことが予め分かってしまったら生きる喜びなどないだろうに。
海底から8千メートル超す山にまで変化をするのだから。
おそらく、法則なんて糞くらえ、と思っているに違いない。
バランスをとらないで、支離滅裂なバランスを創り出し、人間どもに美しいと言わせるのだから大したものだと言うしかない。
(ヒロ爺26,161日)
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躑躅が一輪咲いたトマトの苗植えよか

毎年、躑躅の花が満開になる頃、夏バテ予防食材「トマト」の苗を植えるのだが、今年は躑躅の花が開くのが例年よりも早い。
その所為で気温が乱高下しており、トマトの苗を買いに行くのを躊躇っている。
とはいえ早めに買いに行かないと、お目当てのトマトがなくなってしまう。
昨年の秋より、菜園の土を休ませ、生ごみを大量に埋め込んできた。
おかげでミミズの発育が進んだらしく、モグラが頻繁に掘り起こしていく。
苗を植える前に、モグラを退治しておかねばならない。
またモグラ捕獲器に丸々と太った奴がかかるのだろうな。
午後の散歩から帰ったお犬様が、土に鼻を突っ込み臭いを嗅いでは掘り起こしていたのでモグラが穴の中を走り回っていたのだろう。
お犬様も狐のようにピョンと飛び上がり、勢いをつけて前足をモグラ目掛けて突き刺すような行動をとってくれると見ていても楽しいのだが。お犬様の土に花を突っ込みフンフンと鼻を鳴らし、猛烈な勢いで土を掘り起こす様子も決して悪くはないのだが…。
今日も陽だまりに大勢の蜥蜴がやって来る。
一生懸命に声をかけているが、手を伸ばすと、まだ逃げ出してしまう。
だが、こちらの顔を近づけても逃げようとしなくなったので、少し離れてきたのだろう。
頑張るぞ!手乗り蜥蜴!
(ヒロ爺26,160日)
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躑躅咲き始めた蝶々がやって来た

庭の躑躅がもう咲き始めた。
例年よりだいぶ早い。
もう少しすると赤紫の花が満開となる。
明日にも大きく開こうとしている赤紫に蝶々がやって来て止まった。
今日も蜥蜴が四匹、五匹とやって来る。
中には全長20㎝を越える者もいる。
毎日声をかけて安心を誘っているのだが、まだ気を許す奴は現れてくれない。
今日は初夏の陽に誘われたのか、色々な小鳥達がやって来た。
子蜥蜴が数匹チロチロ、チロチロと走り回っている。
小鳥達の目に止まって啄まれないかと心配したが、小鳥達は恋のさえずりに忙しいらしく、地上に目を向けようとしない。
チビ蜥蜴に声をかけてやる。
「おい! 気をつけろよ。奴らは突然に襲って来るからな」と。
だが、相手が蜥蜴なので返事も来るはずもない。
今日も3sはてんでの場所に寝ったり寝ったり。
我家は平安。
(ヒロ爺26,159日)
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初夏の陽気に誘われて蜥蜴六匹七匹

長袖では一寸暖か過ぎるような今日の陽気。
昨日は、台風並みの強風で、犬小屋が引っくり返るは、シート類が飛ばされるやでギター文化館のコンサートに出かける予定がダメになる。今日は、初夏の陽気にのんびりと、とはいかず雑用がワンサカあり、落ち着かない一日であった。
何もしていないのに何故こんなに毎日忙しいことが起こるのだろうか。
午前中出かける用を済ませ、午後は家の中の衣替え。
日常生活には何たる雑事が多いのだろうか。
二時過ぎ一休みと庭の椅子に腰かけてぼんやりしていると、蠍たちが次々とお出ましくださった。
ホーイホイと声をかけるも、まだ寄ってくる気配は見せない。
手に利蜥蜴は無理かなとは思っているが、諦めず声をかけ、手を差し出しているうちに突然の出来事が起こるかもしれないと期待している。
3sはてんでの場所で終日寝ったり。
雑用がひと段落付き、ようように机に座りPCを立ち上げると、3sが起きて来て、そろそろ散歩の時間だという。
4時のお犬様の散歩が終わると、ニャンsの夕食となるので、十分な寝ったりをしたニャンは早く食事が欲しいらしい。
全く落ち着かない毎日である。
(ヒロ爺26,158日)
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頑張れ梅の実 強風に飛ばされるな

今日は大きな地震情報もなく、ひとまず安心と思っていたら、こちら地方には大風が吹き荒れた。
雨の吹きつける中、庭の風対策に追われる。
ガタンと大きな音がしたと思ったら、空き家になっている犬小屋が吹き飛ばされた。
犬小屋の中には、庭いじりの道具や鉢などが仕舞ってあり、かなり重かったはずであるが、強風にものの見事に飛ばされ引っくり返ってしまった。
ガラス越しにお犬様が見ていて、外のハウスには絶対に行かない、といった顔をしていた。
昼前から吹き荒れ始めた風は、夕方まで続いた。
雨が上がったので見回りに庭に出て、小指の爪ほどにほっこりと膨らんだ梅の実が飛ばされる事なく、確りと枝にしがみついていた。老木で、半分腐ってボロボロになっており、今年が最後かと思われるのだが、今年は風前の灯火のごとく必死に生きている枝にびっしりと実をつけている。
南高梅のように大きな実になり、熟して自然落下した実を梅酒にすると甘く薫り高い梅酒になる。
台風が来ると倒れそうなほど病んで老いているのだが、針金でひび割れたところを固定してやった小生のご褒美に、最後の恵みを献上しようとでもいうのか、見事に沢山の実をつけている。
思わず頑張れ、と声をかけずにはいられない。
(ヒロ爺26,157日)
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圧倒する絶対の自然力にただ逃げ惑うのみ

熊本の地震、大変なことになった。
5年前の3・11では、動けぬ体で天井を見上げ、お猫を抱いて覚悟を決めたのであったが、今ではその圧倒的破壊をもたらす自然力の恐怖をどこか他人事のように眺めている。そして、意味のないテレビのコメンテーターのようなことを思っている。
哀れな現代人よ。無責任な他人よ。
圧倒する絶対の自然力のもとでは、人はただ逃げ惑い、生きることのみを考えるしかない。
それも圧倒する力の闊歩する中で、本能に隠れ住んでいる瞬間の感覚判断を頼って逃げるだけ。
震源地から遠く離れた地にいる小生には、収束を祈るしか術はない。
この地震が、活断層を北上して、中国四国に伸びた活断層に伝播しないことを願うだけ。
動物たちが雷を恐れるように、現代人はもっと自然に対してもっと素直に恐れを持たなければならない。
自然力に対抗できる知力・技術力はないのだから。
被災地の皆様、お見舞い申し上げます。

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深夜に鳴り響く地震警報にニャンsそわそわ

熊本に震度7の地震。被災された方々にはお見舞い申し上げます。
近々、大きな地震が来るに違いないと思っていたら、熊本に起こってしまった。
改めて、人間には自然と争える力は持っていない、ことを実感させられる。
東日本大震災後、「てんでんこ」という言葉が見直されているようであるが、自然の力に対しては人間の詰らぬというか姑息な知力というか、そんなものは全く通用しないのだから、人のことなんか構っていないで自分が助かる事だけを考えて行動するのが最善といえる。人間にとって自然の力は圧倒的過ぎるのだから、こざかしい人間の技術の力なんて無いに等しいのである。その事を忘れての独りよがりの過信なぞ、それこそ屁の突っ張りにもならない。
5年前の大震災の時を思い出してみると、小生腰痛のため起き上がることもできない程で、ドスン!グラグラが始まるや、お猫様は先ず小生の懐に飛び込んできて、余に揺れの治まらないことに危険を感じ、小生を見捨てて懐から逃げ出した。地震が治まり安全を確認し、お猫の名を呼んだらミューオと答えて出てきた。
人間の自然の力に対抗する技術的力とはある条件を与えられての力に過ぎないので、平然と想定外をしてのける自然には敵う筈はない。
自然の力とは常に想定外なものである。あのヒマラヤだって海底が隆起してできたことを考えれば、自然の力は人知の及ぶところではないのだ。
熊本の大地震は、幸いと言ってはいけないが、津波の二次災害がなかったことである。
昨夜、改めて思った。
自然災害とは人間に驕りが出てくると起こるのではないか、と。
誰かが言っていた。自然災害に対する最大の対策は逃げやすくすることだ、と。
そうだ、逃げるが勝ちなのだ。
被災者へのお見舞いとは別に、起きた災害に即学ぶことが大事だろう。
(ヒロ爺26,155日)
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雲雀の鳴き声に答えて雉が鳴いたのか

どろんとしてすっきりとしない一日。
今にも降り出しそうな雲の中から雲雀が声高く鳴いている。
それにしても雲雀の鳴き声はどうしてあんなに忙しいのだろうか。
よく聞いていると、こちらも何かしなければいけないような気になってくる。
一向に区切りの来ない雲雀の鳴き声に呆れていると、金盥の底を叩いたような声でケ~ンケ~ンと雲雀に答えるかのように雉の美しく無い鳴き声が響いて来た。
雲雀といい、雉といい何とも耳障りな鳴き声何だろう。
雉も鳴かずば…というが、まったく耳障りで大きな声である。
雲雀と雉の声に驚いたのか、蜥蜴が出てきて足元に止まる。
やって来た蜥蜴をお犬様、片目を開けて見ている。
これで薄日でも良いから出ていたら、ほんに長閑な春の午後、なのであるが。
(ヒロ爺26,153日)
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寒さ戻り来て 元気は庭の野草たち

早朝六時前。車の屋根が薄っすら霜が降りていた。
ニャンsが炬燵を入れろとナーオ、ミューオと大声を上げるはずであった。
陽は射せども一日冷たい風であった。
陽だまりに居ても風が吹いてくると温もりが一瞬にして掃かれてしまう。
床下から出てきた蜥蜴たちも動かずジッとしている。
蜥蜴たちを見ながら些か疑問に思った。
人間どもは間断なく汗をかいているので、風が吹けば冷たさ、涼しさを覚えるのであるが、蜥蜴たちには汗腺もないだろうから、人間ほど風によって寒暖の左右を受けないのではないかと。
犬も体に汗を出すわけではないので、風が吹いて体温が大きく奪われることはない。
風が冷たければ毛を立てて空気の層を厚くして放熱を防いでいる。
蜥蜴たちも、気温の低さは感じているのだろうが、風で体温を奪われることが少ないので、陽だまりにジッとして太陽熱だけを取り込んでいるのだろう。
蜥蜴たち、小生が目の前を動いたり、手をかざしたりしても驚いて逃げ出すことをしない。
もしかしたら少しだけ小生に気を許しているのかも知れない。
そうだとしたら手乗り蜥蜴も実現するかもしれない。
それにしても寒いと肩がこる。
(ヒロ爺26,152日)
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床下から出て来て ぐるり見渡した蜥蜴の天空

今朝は、寒さが戻って来て大そうな寒さであった。
午前中、お犬様を連れて、会報配りで八郷地区をぐるり一回りしてきた。
窓を半分ほど開けて走行していたが、吹き込んでくる風の冷たい事。
里山にはもう山桜が咲き始め、既に満開の木もある。
白に近い薄緑の小さな粟粒が集まって、もこもこと醗酵の泡のように盛り上がっている。
四季の中で一番美しい色を染めているのではないだろうか。
会報を配って家に戻ると、今日も手乗り蜥蜴を夢みて、蜥蜴のやって来るのを待った。
薄日は射しているが風が冷え冷えとする所為か、昨日あんなに出て来てくれた蜥蜴が姿を見せない。
元気のない陽だまりに暫く居ると、床下からツツーッと一匹の蜥蜴が出てきた。
蜥蜴用にと陽だまりの一角にゴロ石と枯れ枝で、蜥蜴様ご休憩場所なるものを作ってあるのだが、今日はなかなかそちらに行こうとしない。小さな直径1ミリ程のまん丸目を小生の方に向けて、ご休憩所へ行こうか行くまいか躊躇っている。
そのうちに意を決したかのように枯れ枝の上をカサカサ音をたてながらご休憩岩にやって来る。
ご休憩岩に乗ると、天を見上げて首をぐるりと半回しする。
何を見つめ、何を思っているのかは分からないが、天を見回す目は実に可愛い。
蜥蜴がやって来ると必ず声をかけるようにしているが、はて、どの程度認識してくれているのだろうか…。
でも、最近少し、小生に慣れてきたかな、と思わせる程接近してくる蜥蜴もいるのだから、危険か安心の判断ぐらいはしているのだろう。
今日の蜥蜴はお腹の丸々太っていたが、雌の蜥蜴なのだろうか。
(ヒロ爺26,151日)
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春うらら 花の無い梅の木で雀の番が盛っておる

晴れてはいるが薄ぼんやりとした陽射し。
気温だけは上がっていく。
生温くぼやけた陽射しの中で、蜥蜴のお出ましを待っていると、出てくる出てくる。
紗幕に邪魔されたような陽だまりに一匹がやって来ると、それに釣られたかのようにゾロゾロ岩陰から出てくる。
小生が居るのに、それを無視するかのように足元を通り過ぎる奴、戸のレールの溝に這いあがってくる奴、中には小生のサンダルの上に這いあがって来る奴もいる。
毎日声をかけているから、少しずつ慣れてきたのだろうか。そんなに簡単に懐くはずもないのだが。
最大の理由は、小生がジッとフリーズしたように固まっているからである。
雨戸の敷居にやって来て日向ぼっこを始めた。
首を左右に忙しなく振るが、小生と目が合うと首を振るのを止める。
大丈夫、と声をかけてやるが分かるはずもない。
しかし、その場を離れる様子もなく、ジッと日向ぼっこをしている。
わき腹辺りが、早い呼吸でプクプク動いている。
そっとてを近づけても逃げようとしない。そっとそっと指で尻尾を触る。
逃げ出す気配を見せたが、しばらく触らせてくれた。
これはこれはと調子に乗って背中にまで手を伸ばそうとしたら、流石に逃げ出してしまった。
しかし、しかし。今年の目標である「手乗りの蜥蜴」。もしかしたら実現するかもしれない。
実現したら、何とも愉快なことだ。
ワンニャン3sに邪魔されぬよう、友情関係を築かなければ。
何とも希望の湧いてきた事か。
(ヒロ爺26,150日)
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花見日和だから花見は止めよう

花見日和だから花見を止めよう、なんてことを言うと、大層なへそ曲がりに思われてしまうだろう。
だが実際は、しかしへそ曲がりであろう。
昨日、今日と絶好の花見日和ではあるが、へそ曲がり爺にはわざわざ人だかりのする場所には行く気はさらさらない。
小雨でも降っていれば、ぼやけた花色が雨に現れて鮮やかになるので、一寸花見に何て気分にもなる。
まあ、へそ曲がり爺さんの屁理屈ではある.
正直なところは、皆の好むソメイヨシノが好きでないだけである。
八重桜ほどではないが、どうも締まりがなく暑苦しい感じがするのである。
華やかで良いという人もいるが、小生はあまり好きではない。
山桜のきりりとした静けさをもった風姿が好きだ。
風姿花伝ではないが「秘すれば花なり。秘せずば花なるべからず」である。
花見の美しさは、想う花こそ華なり、とは単なる出不精なだけの爺の屁理屈である。
(ヒロ爺26,149日)
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花散る中の花まつり メジロが二羽

うすぼんやりとした陽気に桜の花もうすぼんやりとした色に散るを待つ感じに枝に張り付いている。
花曇りのけだるさとはこんな状態をいうのだろう。
今日は久しぶりにお犬様を車に乗せ、ギター文化館へ行く。
お犬様は、館長に頭をぐりぐり撫でてもらうのが楽しみのようである。
しかし、態度を見るとあまりにも素っ気なく、知らない人が見ると何処が嬉しがっているんだ、と言われてしまう。
喜びを全身に表すという事を知らないのである。
虐待を受けてきたお犬様には、人間は全て自分に暴力をふるう危険な奴で、ゆめゆめ油断してはいけないと思っているのである。気を許せる人は小生の周りの僅かな人だけである。館長はその数少ない人のひとりである。ならば、もっと尻尾を振って嬉しそうにすればいいのであるが、それが出来ないのである。嬉しさを表すのは、「ギター館へ行く?」と声をかけた時にヒュンヒュンと甘えた声を出しスキップを踏むのである。
車に乗って、ギター文化館についてもシャイな顔で座っているだけなのである。しかし、本人は至極満足しているのである。
それが証拠に、家に戻ってくると小生の足を枕に机の下で大鼾をかき、時々ヒュンヒュンと寝言を言うのである。
今も、足を枕に鼾をかいてござる。
ニャンsは、夜の運動会を始めようとしている。
我家は平和なり。
(ヒロ爺26,148日)
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春雨に濡れて散る桜花のさみし

朝から雨。
大降りはなかったが、鬱陶しい一日になった。
小雨でも間断なく降り続ければ、水滴をつけた花びらには堪える力もなくハラハラ散っていく。
朝から雨だとワン・ニャンの3sはふて寝の日になる。
お犬は机の下で小生の足を枕に鼾。
お猫達は炬燵を入れさせると、仰向けに腹を熱線で温めながら爆睡。
小生は月例の編集を気にしながら読書。
3sは一時間おきぐらいに起きてきては、あれこれと要求事を言う。
小生それにいちいち応えてあげてやる。
3sにとって我家は天国なのではないかと思っているが、3sに言わせると「天国とはちょっとオーバーでしょう」という事になるのだろう。
明日は、雨はないようである。
外に出よう、と煩い事だろう。
(ヒロ爺16,147日)
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ようように晴れて洗濯物の山崩れ

随分久しぶりの晴れのような気がする。
乾きにくい洗濯物を後回しに置いていた山を、今日はやっと崩すことが出来た。
陽だまりに設置した大型犬用のゲージに、ニャンsを入れ、お犬様は庭に放し、家の中を掃除する。
毎日掃除はするが、天気が悪いと何処となく汚れっぽく感じてしまう。
今日は、窓全開にして風を送り込みながらの掃除で、ようやくサッパリとする。
お犬様は久しぶりに庭の穴掘りに精を出している。それを大型ゲージのニャンsが不思議そうな顔で眺めている。
晴れの日はやっぱり良いものだ。
庭の日陰の部分に群生しているハナニラも満開である。白い花なので晴れの陽射しを反射して一層に白く光って見える。
昨年の秋深くに狂い咲いた柴木蓮が突然花芽を膨らませ花を咲かせようとしている。
しかし、さすがに花は小さい。この夏に花疲れで枯れないことを願うばかりだ
近所の桜の花がほぼ皆満開となっている。
明日はまた天気が崩れ、気温が下がりそうなので、花盛りも少し長持ちするだろうが、雨の桜はそれほど嬉しい風情ではない。
今日は久しぶりの晴れの所為で小鳥達は、どこか遠くまで出かけているのか、狭い庭にはやって来ない。
そのかわり蜥蜴たちが大勢行ったり来たりしていた。
(ヒロ爺26,146日)
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詰まらぬ陽気に訪れる者もなく

雨が…いや止んだ。
晴れるか…いや無理だ。
寒いか…いやそれ程でも。暖かいか…いや寒くない程度。
一日詰まらぬ陽気だった。
その所為か、何時もやって来る小鳥たちも姿を見せないし、昨日ワンサカワンサ、ワンサカワンサと姿を見せてくれた蜥蜴たちも全く姿を見せてくれない。
詰まらぬ日は、何処まで行っても詰まらぬ日である。
黒猫椿が、昨夜、白猫雫と大騒ぎしていて、キャットポールから不用意に飛び降りたらしく、後ろ足を捻挫かぶつけたかでびっこを曳いていて、珍しくジッとしている。
痛がっている足を、触診してみるが痛がる様子もない。もしかしたら関節が軽い脱臼のようになっているのかも知れない。
歩く時にだけ痛々しくびっこを曳くだけで、ミャウミャウ鳴くわけでもない。
少し煩わしい程度なのだろう。
机にやって来て、椅子の背もたれ部に仰向けに寝るものだから、小生が腰痛になりそうである。
白猫雫は4~50分おき位にやって来て、庭に行こう、と言いに来る。その都度抱っこして庭を一回りするのであるが、忙しいから後でと言っても、庭に連れて行くまでミャオミャオ鳴き騒ぐ。
全く面白くない、詰まらぬ陽気の日だった。
(ヒロ爺26,145日)
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清明の気に誘われて梅の実ぷっくりと青く

霧雨の降る生暖かい朝。
こちらの気分的には湿度が高く生暖かいのは頂けないが、植物たちには生き生きと元気づく陽気なのだろう。
小鳥達が次々梅の木にやって来て活発に鳴き声を上げる。
昼近くから青空が見え、陽が射して来る。
陽射しに誘われたのであろう、蜥蜴がワンサカ・ワンサカと出てきた陽だまりになった軒下のコンクリートに何と8匹もの蜥蜴がお出ましになり日光浴を始めた。こんなに大勢の蜥蜴が一所に集まったことはなかった。
手を伸ばすと逃げてしまうので、見ているしかないが、どうして壮観な眺めである。
ニャンsが外に出せと呼ぶので、白黒の二人を抱いて梅の木の下に行くと、枯れた花芯から青い粒がぷっくりと顔を出していた。
何とも可愛く、活き活きとした青のチビまん丸である。
思わず声をかける。お前さんも清明に誘われて生まれ出たのか。
小生には嬉しくない陽気ではあるが植物たちには快適な陽気なのだろう。
それにしても梅の実のぷっくりは可愛いが、野草の元気は嬉しくないな。
(ヒロ爺26,144日)
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満開の桜の下 紫の色に染める諸葛菜

雨よ、降るなら確り降れ! そう声したくなる日であった。
ぐずぐずした午前中を過ぎ、夕近くには晴れて陽が射して来た。
陽が射してきたと思うや、憎っき野草たち一斉に背伸びする。
三時過ぎ、陽射しが出てきたのでお犬様と散歩に出る。
草むらの先に桜の木がありほぼ満開に咲いている。
近くまで寄っていくと桜の木の下が紫色に染められていた。
諸葛菜の花である。
桜色と青紫色のコントラストが絶妙な塩梅に映えていた。
朝からうっとうしい気分だったのが桜と青紫の色に癒された。
草むらから出る時、空き家の庭に黄色の水仙が群生して咲いていた。
鬱陶しいなどと言っていても春である。
明日、明後日には玄鳥至る(つばめきたる)の候である。
明日も今日のようなはっきりしない陽気なのだろうか。
(ヒロ爺26,143日)
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花冷え いや春の奴サボってる

震える程の寒さならば、花冷えとはよく言ったものだと寒さを愉しむこともできるのであるが、中途半端に冷え冷えとしているのでは愉しむどころか腹が立ってくる。
これはきっと花冷えにかこつけて春の奴サボっているだけなのだろう。
黒猫の椿がやって来て膝の上に飛び乗る。
ガサゴソと寝心地を探っているうち、足に爪を立て始め何かを要求している。
どうやら椅子に胡坐で座れと言っているようである
それではと胡坐をかいてやると、そこにスッポリとはまり込んでゴロゴロと喉を鳴らす。
そのうちにクークーの可愛らしい鼾をかき始める。
同じ姿勢が疲れるので少し座りを動かすと、何で動かすんだと言わんばかりに目を開けて小生を見つめる。
本を読んでいる時なら、左腕に抱いてモゾモゾ動いていられるが、書きもをしている時はそうはいかない。
寒いと言って膝に乗って来るのは可愛いが、やはり作業には邪魔になる。
炬燵に電源を入れてやると、そちらの方がリラックスできるようで白黒が頭をくっつけて爆睡を始める。
お猫が膝から去ってみると、今度はこちらの膝がスースーと薄ら冷えて落ち着かなくなる。
春の奴、半端にサボりやがって、と原稿の進まぬモニターに向かって悪態をつく。
(ヒロ爺26,142日)
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春の小嵐が吹いて今日の活動はお休み

昼前までは温かい春の陽気であったが、昼近くから風が強まり、午後には春の小嵐となった。
穏やかだった午前中、草むしりをしておかないと、と二時間ほど草達と格闘した。
午後にもう少しやっつけておこうと思っていたが、強雨に風が強くなり、冷たくなってきたので今日の活動は終わりにする。
ニャンsは、少し部屋の気温が下がると、直ぐにやって来て炬燵をつけろとステレオで要求する。
電源を入れると直ぐに炬燵にもぐりこんで昼寝を始める。
お犬と小生も足を入れているうちに睡魔に襲われ、寝ったりの仲間入り。
やっておかなければならないデスクワークがあったのだが、炬燵の誘惑に負けてしまった。
ガタガタ戸を揺らす音に目覚めると、外はかなりの強風が吹いていた。
午後の時間は未だタップリとあるので、予定していた作業をしようと机に座るが、折角誘惑に負けて寝ったりにしたのだからせこく少しでも、なんて考えるなと本を読み始める。
手にした本は、もう何度目だろうか。最近の本であるが、もう四度は読んでいるだろう。
小説の面白さは、何度読み返してもその時の心の状態によって、語りかけてくるものが無限にある事だろう。
小生は、気に入っても気に入らなくても最低三度は読み返す。
好きではない小説でも、その都度語りかけてくれるものが変化してくる。
小生の読書は、100冊買って来ると、300~400冊買ってきたのに相当すると思う。
読むことの楽しさが増せば増す程、書くことが比例して楽しくなってくるものである。
(ヒロ爺26,141日)
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ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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