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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

早や子蜥蜴がチョロロチョロロ陽だまりの中

近くの桜並木がもう満開になっていた。
今日で三月が終わりであるが、こちら地方で三月中に桜が満開になったのは初めてではないだろうか。
陽だまりにいるともう初夏の暖かさである。
カーディガンを着ていると汗ばんでくる。
スチロールの箱の中からカリカリという音が聞こえてきた。
覗き込んでみると、何と子蜥蜴がチョロロチョロロと駆け回っているのであった。
月末とはいえ、まだ三月なのにもうこんなに育った子蜥蜴が居るなんて驚きである。
スチロールの箱の中を走り回る様は、まるでニャンsが追いかけっこをしている時のように楽しげに見える。
こんな時からなら手乗り蜥蜴になれるかと思ったが、あまりに楽しげに走り回っているので脅かすのは止めた。
見ていると、どうやらスチロールに爪のぶつかって鳴る音に遊んでいるようだった。
春、良いですねぇ~。
爺とワンニャン3s、終日のたりのたり。
(ヒロ爺26,140日)
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遅れ咲きの梅一輪 もう誰もいない

暖かい一日であった。
庭の蜥蜴たちも餌探しなのか陽だまりの石の上に何匹もやって来た。
総勢7匹。中には左手に障害を受けているもの、尻尾を落として小さいのが生えてきているものもいる。
毎日見ていると、みんなそれぞれに個性を持った顔をしている。
今迄は、色の違い位で顔つきの違いまでは見分けられなかったが、個性を持っていることが分かるようになってきた。
もう少し慣れて来たら(小生が)名前を付けてやろう。
夕方、白猫雫が外に出してというので、抱いてすっかり花の無くなった梅の木の下に行った。
よく見ると小さな出来立ての実をつけていた。
へーもう実をつけていると感心しながら全体を見回したら、一つの枝の先に一輪だけ花を開いていた。
思わず「もうみんないなくなったぞ」と声してしまった。
もうあちこちで桜の花が咲いているのに、今頃梅の一輪を開くなんてまるで寒蝉である。
桜の暖かさの中で梅一輪はやはり哀れである。
これも異常気象の所為なのだろうか。
それとも放射線量が上がっているのだろうか。
寝坊をし過ぎるのには何かの原因があるはずなのだが…。
(ヒロ爺26,139日)
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朧な春の陽気に誘われて蜥蜴連なって三チョロチョロ

晴れて陽は射しているが、朧な陽気でここ一つシャキッとしない。
庭の陽だまりに座していても陽射しはぼんやりとしている。
それでも気温は春の気温で些かけだるい。
今日は蜥蜴は…、と目を凝らしていると、三匹が連なってやって来た。
普通蜥蜴は何匹か一緒に出てきても、それぞれ勝手な方向に向かって進むのであるが、我が家の庭の蜥蜴は不思議に一列に並んで進む。遠目には小さな蛇のように見える。
まさかそれが狙いではあるまいが…。
先頭にいるのが一番大きく順に小さくなる。
彼等にも上下の関係があるのだろうか。
先頭の蜥蜴は、針のような舌をチロチロ出しながら気配を窺っている。
蜥蜴の視力はどの程度なのだろうか。
顔を近づけて目を見ると、小さな黒目で、小生の方をジッと見つめているかに思われる。
それが実に可愛らしいのである。
何とか手乗りの蜥蜴に仕付けたいものである。
そういえば蜥蜴の聴力とはどの程度あるのだろうか。
チチッと舌打ちしたり、おいでおいで、と声をかけているが、届いているのだろうか。
何とも平和な疑問である。
(ヒロ爺26,138日)
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野草たちは花盛り 明日には実を拡散

庭に生きる野草たち、僅かな陽気の隙を突いてすっかり背を伸ばす前に早々と花を咲かせている。
こちらがそろそろ畑の土に鍬を打ち、塊をほぐそうと日を図っているうちに、サッと花を咲かせている。
そして明日には実をつけ、明後日には種を拡散するのだろう。
春の野草とは実に逞しいものだ。
花を咲かせ実をつけても未だ背丈を伸ばし成長し続けている。
確り育った時にはさらに沢山の花を咲かせ、実をつけるのである。
こちらが一日でも目を離すと一気に背を伸ばしてしまう。
50坪ほどの小さな庭ではあるが、野草が芽吹き始めたら冬が来るまで気を許してはいけないのだから、何とも生命力の強い者達であることか。
確りとした陽射しはなかったが暖かい春の陽気であった。
陽射しが不確かなため、今日は蜥蜴が現れなかった。
躑躅に木の下に蝦蟇がのっそり歩いていた。
恋の季節が終わったのであろう。
ワンニャン3sは元気な毎日である。
元気な分、それぞれが色々なことを要求してくる。特に一歳、一歳半のニャンsは元気が良すぎる。
少しは敬老の気持ちを持ってもらいたいものだ。
(ヒロ爺26,137日)
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赤白黄色紫の花々風にふるえども春をしてる

今日も一日、ひんやりとした風で散歩が気持ちが良いとはしゃげるほどの陽気ではなかった。
それでも散歩に出ると空き地になっている草叢には、ハナニラ、水仙、菜の花、諸葛菜が咲き乱れており、藪には赤い椿も咲いている。ちょっと風が冷え冷えとしていても「春です」と納得させられる。
今日も草叢には雉の夫婦がおり、傍に野バトがいた。雉も鳩も我々が近づいても逃げようとしない。
今日は雉も全く鳴き声を上げない。
寒さを無視して風景として眺めれば、春の真っ盛りであり、午後の憂い時間ではある。
今日はギター文化館へ鈴木大介氏のギターコンサートへ出かける予定でいたのであったが、詰まらぬ用が出来て行くことが出来なかった。小生に曜日は関係ないのであるが、勝手に日曜が良いでしょうと決められてしまう。馬鹿野郎と怒ってみても仕方がないので黙っているが、面倒なことである。
月末になり、会報の編集を始めなければならないのであるが、締め切り日が過ぎたというに原稿が全部そろわない。
やれやれである。
日中、少し陽が射して陽だまりが出来たので、蜥蜴が顔を出すかなと思って待ってみたが、風が冷たいのか出てこなかった。
今年は、手乗りの蜥蜴を思っているのだが、矢張り難しいのだろうな。
(ヒロ爺26,136日)
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お前たち今日も会ったなと雉の夫婦ケーンと鳴く

ここ数日、3時過ぎのお犬散歩で雉の番に出会う。
住宅地の一角の空き地の草むらを住処にしているらしい。
毎日会うものだから、逃げようとしない。
お犬様も雉を追いかけることをしないので、安心しているようだ。
今日は顔を合わせると、突然大きな声でケーンと鳴いて挨拶をくれた。
突然の声にお犬様がビックリ、大慌て。
雉の夫婦だと分かると伸び上がってキューンキューンと鼻声で応える。
なかなかいい風景である。
いい風景の中の小生はかなり若くていい男に描かれている。
午前中は温かかったが夕方になると風も冷たく、小生途端に爺化する。
ニャンの黒椿、猫じゃらしで一緒に遊ぶことを覚え、遊びの催促で猫じゃらしを咥えてきてこれ見よがしに一人遊びを始める。
気付いた振りをして、猫じゃらしを振りかざしてやると大喜びにジャンプ!アタック!と大はしゃぎする。
椿の大はしゃぎにつられてお犬がタンタランダンスを始める。
白猫雫はキャットポールから見下ろしている。
お家泰平である。
(ヒロ爺26,135日)
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寒暖に構わず椿ポトリポトリと音をたてて

今日は漸く平年並みの暖かさ。
洗濯日和は、作業日和でもある。
お犬様と庭作業。先ずは草との戦い。腰に響く。
お犬様は気まぐれに土をほじくり返し、一寸だけ草むしり。
腰を休ませ休ませ作業しないと油切れしているので危険である。
陽だまりの椅子に腰かけ緊張を解いてヒロバウワー。
キックゥゥ~ッ。
足元に腹這ってお犬様が不思議そうな顔で見上げている。
目が合ったとき、ボトリと何かが落ちてきた音。
二人で振り返ると音をたてたのは椿の花。
我家の椿は、小生の嫌いな八重の椿。ボッテリとした暑苦しい感じがする。いけないことにピンクの八重だから品のない事この上ない。太り過ぎの場末の草臥れたホステスのようだ。(こんな言い方は良くないかな)
椿の花は花びらを散らすわけでもなく、いわばだらしなく落ちる感じである。だから八重の椿は猶更いけない。
お犬様との散歩の途中の空き地にある椿は真っ赤な藪椿でなかなか風情がある。侘助ならばもっと良いのだが、それに不満を言っても始まらない。
明日からはまた天気が崩れ寒さが戻ってくるという。
桜の開花は早かったが、散り落ちるのは例年並みのようだ。
(ヒロ爺26,134日)

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寒さ何のそのイヌノフグリ草伸びて青の花 

咲いた桜も震えあがっているだろう。
2月の陽気になってしまった。
皆が身を縮めているのに、野草のイヌノフグリだけが元気に背伸びして青の小さな花を咲かせている。
菜園の土の養分をすっかり取られそうなので早く抜こうと思っているのだが、日々伸び上がり花を咲かすのを見ているともう一日ぐらい良いか、と思ってしまう。しかし、そんな同情は禁物。あっという間に菜園を占拠してしまう。
明日は陽が出そうなので、戦いは明日にしよう。
三日三晩腹痛と闘った所為で、体力の大量消費をしたようで眠っても眠っても眠い。
激痛を感じている時は、生きてるなぁ~とは感じられが、こんな感じ方は嬉しくない。
今日は寒いので炬燵に一日寝ている状態で、お犬お猫の3sも小生に倣って炬燵で寝ったり。
ニャンsは小生の足を枕に喉をゴロゴロ大鳴きさせている。
お犬は昨日まで痛んでいた腹を枕に鼾をかいている。
昨日までは甘えて近づくのを躊躇っていたが、今日は甘えても大丈夫な事を良く分かってござる。
(ヒロ爺26,133日)
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うす寒く 雀等も水場を避けておるか

うす寒い一日だった。
20日に糖尿病の新しいインスリンを皮下投与した。
ところがこの新薬、小生の体質に合わなかったか、夜になって突然腹にガスがたまり出し、とんでもないことになった。
下腹部にどんどんガスがたまり、破裂せんばかりの状態になってしまった。
トイレにジッと座り込んでいてもガスが出口にやって来ない。
胃を押し上げるようにどんどん腹部全体に充満して、とてつもない腹痛に襲われた。
これまで経験したことのない痛さで、とうとう嘔吐してしまった。
インスリンを投与するとよくガスがたまるが、良くたまるなんてものではなかった。
今日は漸く収まり、主治医に連絡し新薬の投与を止めにした。
膨満でパンクするのではないかと思った。
室温は15℃を示しているが、大観はもっと寒い。
ニャンsは一日炬燵に入って出てこない。
寒さの所為で、蜥蜴は出てこないし、水場に雀達もやって来ない。
背中も気分も寒い一日であった。
それにしても腹痛が消えてホッとした。
(ヒロ爺26,132日)
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ちょっと歩けば はや桜満開

昨日、犬の散歩で満開の桜に出会い驚いたが、どうやら満開になった桜はその木だけではなかった。
今日は自転車でぐるり市内を一回りしてきたが、何とあちこちで桜が満開になっていた。
梅の花が散るのにオーバーラップして桜が満開になった。
今朝は薄氷が張っていたが、まさしく花冷えの朝であった。
日中の陽射しは柔らかく暖かい春であった。
午後、庭椅子に腰かけ、蜥蜴たちを捜すと、居た居た陽だまりになっている縁の下の石の上に三匹も顔を寄せ合って日光浴をしていた。逃げるだろうなと、静かに手を向けるとまだ動作は鈍いが警戒心をむき出しにして首を左右に振り、土地へ逃げようか図っている。手乗りの蜥蜴はそう簡単にはいかないだろう事を痛感する。
犬や猫などは、こちらの声の響きで危険を判断するが、蜥蜴たちは何を基準に危険の判断をするのだろうか。
毎日、そっと手を向けることを続けるしかないだろう。
もし手乗りの蜥蜴が現実になったら、今年一番の愉快になるのだが…。
(ヒロ爺26,131日)
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満開の桜 花冷えの風にふるえて

お犬様の午後の散歩に出かけた時、満開の桜に出会った。
お犬様との散歩道はいつも同じ道なのであるが、今日はお犬様ちょっと回り道をしたくなったようで、おかげで満開の桜の花に出会うことができた。
何の種類の桜なのかは分からないが、一寸小ぶりのサクランボをつける木である。
サクラニシキの二回り程小ぶりにした実であるが、色合いは全く同じである。
一寸小粒の宝石である。
午前中は、それほど寒さは感じなかったが、午後になり風が急に冷たくなってきた。
満開の桜が心なしか震えているように見えた。
この風の冷たさでは、庭の蜥蜴も顔を出さない。
菜種梅雨、花冷えの頃ではあるが、今年の気温の乱高下には体がついて行くのが大変である。
ストーブを点けるほどでもないと思っていたが、ついさっき点けてしまった。
昨日から、糖尿病の注射を一種類増やしたのであるが、その所為なのだろうか、昨夜からお腹の調子が良くない。
糖尿病治療薬は、ガスが良く腹にたまるようになるが、どうやらそれが強いようである。
だいぶ収まってきたが、未だお腹がゴロゴロ鳴っている。
血糖値そのものは正常に近い値を示すのであるがヘモグロビンa1cが7,6と高値を示している。
何とか6台に収めたいと、増やしたのであるが、体質に合わなかったかな。
歳は取りたくないものだ。
(ヒロ爺26130日)
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春分の風に お犬様シャンプーの香をふりまいて

ほんに春の陽気。
二十日ぶりほどにお犬様にシャンプーをしてやる。
庭でのドライヤーも寒風がないので、お犬様は上機嫌。
さらさらした毛が風に吹かれると、シャンプーの香を振りまいてくれる。
今日は、春分に合わせてくれたわけではないだろうが、蜥蜴が陽だまりに出てきてくれた。
今年は、何とか手乗り蜥蜴を実現してみたいが、無理どろうな。
今日の蜥蜴は、、目を合わせても逃げようとしなかったのでちょっとぐらいは期待が持てそう。
実現したらさぞかし愉快だろうな。
昨日の検診で、血糖値が高値安定が続いているので、インスリンの種類を一つ追加してみることにした。
それを今朝投与した所為ではないだろうが、夕食後突然腹痛が起きた。
虫歯の痛さ以外、腹痛、頭痛などの痛みを感じたことがないので、大そう驚いた。
ガスが腸内を駆け巡って、あちこち叩いてでもいるような感じで、あまりの痛さに吐き気をもようするほどであった。
トイレにこもった切り出てこない小生を心配してか、お猫の雫、椿が入れ替わりに何度も何度も声を掛に来た。
大丈夫か、大丈夫か、とでも言っているようであった。
何時もと様子が違うことは直ぐに察知するので、これは心配とでも思ったのだろうか。
しかし、肉体に痛みが走ると、生きていることを明確に実感することができる。
とは言え余り実感したくないものではある。
(ヒロ爺・本日も生きて26,129日)
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静々と密やかに咲いた白梅 赤く錆びて桜待つ老女

今日は定期検診で朝早くから病院へ。
エコーで膵管に僅かな腫物らしきものが写っている。
悪性のものではなさそうなので少し様子を見ようという事になった。
血糖値が高値で推移しているので、皮下注射を一種類増やすこととなった。
潜在化していたガタが、あちこちで顕在化しだしたようだ。
92歳だかでフルマラソンを完走したという元気な年寄りもいるが、70歳を超えてくると大方の者はあちこちに不具合が出てくるものだ。不具合があって正常と思うより仕方がないのだろう。
病院から帰って、庭の梅を眺めながら思ってしまった。
つい先日まで白梅が密やかに静々と花を咲かせていたのであるが、今は白い花びらは落ち、花芯が鉄錆び色のようになって、下品な表現ではあるが老女を曝け出している。梅の木に言われそうだ。お前のような爺に言われたくはないわ、と。
午前中はかなり雨脚も強かったが、昼頃には雨も上がり、午後には太陽が照り、暖暖となる。
明日はまた気温が上がりそうである。
草達との戦争は急ぎたくないものである。
(ヒロ爺26,128日)
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暖暖の陽射し 蝦蟇の恋の行方は決まったような

暖暖の春の陽気。このまま行けば明日にも桜かと思ってしまいそうである。
しかし、夕方の天気予報を見ていたら、冬物の片づけは未だとのこと。
差の大きな寒暖があるのだそうだ。
昨日も今日も蜥蜴が顔を出してくれた。
未だ体の動きはかなり緩慢であるが、ぺロロと出す舌や、左右に振る首の動きは確りとしている。
夕方、枯葉のようなものがもっそり動くので、近づいて見ると蝦蟇だった。
随分まん丸だなと思ってよく見ると雌の背に雄が張り付いているのだった。
同じ柄の二匹だったので真ん丸に太った蝦蟇に見えたのだった。
例年は、もう少し遅い時期…確か花まつり頃だったと思うが、それにしても今年の恋の季節は早いようだ。
今日は事前のエコー検査で出かけてきたが、明日の朝は7時半から受診。今日のエコーの結果はどうなるのやら。。
陽気の所為か、ニャンsは21時になると夜の運動会を始める。
今も大はしゃぎで駆け巡っている。
お犬は、相変わらず机の下に寝ったり鼾をかいている。
本日も我が家は平和。
(ヒロ爺16,127日)
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春の陽は暖暖 終日寝ったり寝ったり

朝から晴れ渡り、今日は一層の暖暖。
お犬お猫の3sは、ブラッシングが終わりサッパリすると陽だまり廊下にてんでのスタイルで寝ったり寝ったり。
今朝は夜明け前にお犬の散歩に出て、暖暖の陽気なのに昼寝もせず一日PCで戦。
さぞかし原稿も捗ったと思いきや、資料調べが多くて書いたのはわずか数枚。
急がないとは言えど、このペースでは脱稿まで何日かかる事やら。
原稿の捗らない理由は、資料を読んでいるなかで、それに関連する色々な作家が思い出され、彼らの小説をいちいち引っ張り出してはパラパラ捲るからである。
道草が本道のような態度にいるからである。これでは捗るはずもない。
いかにライフワークとしての執筆であっても、これでは「完」の一文字を書けないで命の滅んでしまう。
このところの寒暖の大きな陽気の所為か、血糖値が落ち着かない。
明日は事前検査で腹部エコーを取る事になっているが、土曜日の診断で何と言われるのか…。
今日の暖暖で、梅の花の大半が散ってしまい、花芯の部分が醜く老いている。
早く葉が出てくれるとまた若さを取り戻すのだが。
早く青葉よ顔を出せ。
(ヒロ爺26,126日)
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暖かいのか寒いのか 紫陽花の新芽の青さ

暖かいのかと問われれば寒いし、寒いのかと問われればいや寒くない。
これが春の始まりの陽気だと言われれば、そうかと納得である。
昨日、一生懸命に新芽を伸ばしていた紫陽花、今日も背を伸ばし拳を開いている。
霜が降りるような朝にならなければ枯れなくて済むだろう。
ニャンsは一日を細切れに切り千切り、大騒ぎしたかと思うと炬燵に寝ったり。
やれやれ静かになったと、仕事が進みだすとまたまた起き出してきて、二人で家中を爆走。
とても仕事どころではない。爆走は、机の上にも来るし、パソコンの上、プリンターの上、本棚と所選ばない。
本日の爆走の被害は台所のグラス一個。
お犬様は、触らぬ神に祟りなしで机の下で非難、寝ったりである。
明日からはまた天気が崩れるというが、あまり寒くはなって欲しくないものである。
(ヒロ爺26,125日)
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陽は燦々 風は冷々 雀まん丸に膨らんで

久しぶりの青空の一日。
しかし風は冷たく強く。
梅は殆ど散り、赤茶けた花びらが未練にしがみついている。
そんな花を見ていると己が人生を思ってしまう。
だが未練は未練でそれなりの物語が生まれるものである。
芽吹き始めた紫陽花が黒く枯れ始めていたのであったが、今日の陽射しで若葉を伸ばしている。
このまま雪にでも降られなかったら確り葉を伸ばし、枯れないで済むだろう。
この春は柴木蓮は花を咲かせないようである。
枯れている枝がかなりある。夏の猛暑と、この冬の寒暖の落差にどうやらついていけなかったようである。
そんな柴木蓮を眺めながらふと思い出した。
小林一茶が、庄屋だったかの家の初孫の祝いの席に呼ばれ、一首乞われて「親が死に子が死にそして孫が死ぬ」と詠んで顰蹙を買ったが、一茶曰く「世の中はとかく順番にはいかないものである。しかしこの子はそうした順番を違えないで長寿を全うしてほしい、という祝い詩なのだが…」と言ったとか。
季節の陽気が狂い、物言わぬ植物たちが調子を壊しているようであるが、ここはひとつ雑草のように逞しくいきたいものである。
(ヒロ爺26,124日)
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凍った雨に見送るものもなく梅のひとり散る

梅の花、もう70%ほど散っている。
残りの花弁も未練な感じにホロリホロリと散っていく。
今日は朝から冷たい雨が降り、何時もやって来る雀等もやって来ない。
冷たく凍った雨に打たれてしがみつく力も尽きてホロリ未練な舞を舞いながら地面に張り付いて行く。
雨の所為で、花畳も映えることなく哀れを見せている。
お犬お猫の3sは炬燵に一日寝ったりしている。
雨の所為で道を行きかう人の声もなく、ストーブの音だけが部屋を占拠している。
珍しくお犬様の鼾も聞こえてこない。
流れるもののすべてが死んだようである。
急に思い出して坂口安吾の小説を引っ張り出してきて読み始める。
「白痴」は何度読み返してもこちらの感性にヌルヌルと這い込んでくる。
好きな小説である。
明日からまた暖かくなるというが、あまりの寒暖で紫陽花の新芽が半分以上黒く枯れている。
紫木蓮も二月の大きな寒暖でやられてしまった。
世の中、何となく危険な気配が漂っているように思えてならないが、…はて。
(ヒロ爺26,123日)
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お留守番お利口だったでしょ ワンニャン大騒ぎ

今日はやりたいことがたまっていて、家から出たくなかったのであったが、町内会役員の引継ぎで予想外の時間を取られてしまった。おかげでやりたい事の30%も出来なかった。
年を取るにつれて、予定していた時間をつぶされると無性に腹が立つようになってくるようだ。
おそらく無意識のうちに己の残り時間を思ってしまうのだろうか。
歳を取ると短気になると言われるのも、貴重な時間を他人に侵されたくないと思うからではないだろうか。
とは言えやりたい事というのは、そんなに大層なものはないのである。
でも、中身のない他愛ない用でも、自分には今は重大事なのである。
特に町内会の集まりなどは、無意味にだらだら長引いてさっさと決めてしまえばいいものを横道にばかりそれた話を沸騰させ、挙句先送りとしたりするのだから、こちらは余計イライラし、短気になってくる。
最近はあまり言われなくなったが、山の神からは「直ぐに喧嘩しないでくださいね」とよく言われていた。
小生の場合は歳の所為ばかりではなく、もともとがせっかちで短気な性分なのだろう。
自分ではそんな自覚はないのであるが。
朝早くから、二時近くまで留守番をさせたものだからお犬お猫の3sは、小生が帰ってくるや、大騒ぎを始める。
留守番をさせている時は、3s全員が保護した子等なので、庇護者が居ないと音もたてずジッと静まっているのだろうか。
特にお犬様は、虐待されて逃げ回っていたのを保護したものだから、家族以外は近づこうとしない。
おそらく息をひそめてジッとしているのだろう。
ニャンsは、一年半とそろそろ一年のいわば青春真っ盛りの頃で、先輩のお犬様にならって留守番の時は静まっているが、小生が帰るや否や、大運動会を始める。その分可愛いと言えるが、大変でもある。
少し書き進めておきたい原稿があるが、今夜は止めにしよう。
(ヒロ爺26,122日)
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寒が戻り来て猫ども炬燵に寝ったり籠りっきり

全く冬に逆戻りである。
来週には春が戻ってくるのだという。
梅の花の落ちて畳となっているが、何とも寒々しい感じである。
今年の花畳は風が強かった所為で、庭中に広がってしまい傷だらけの畳になってしまった。
老女の斑化粧のように思ってしまった。
スマホのニュースを見ていたら、ペットボトルを食べる細菌が発見されたと出ていた。
40年近く前の事だったと思う。
阿刀田高の短編に、プラスチックを食べる虫の話があった。
プラスチックを入れて鼻の整形手術をした女性が、その虫に食われて無残な顔になる、といった話であった。
阿刀田氏のこうしたユーモアのあるSF的短編は、実に巧みな筆致で読者を楽しませてくれる。
その短編の様なことが現実となったのだ。
ペットボトルを食べる細菌は、イデオネラサカイエンシスというのだそうで、大阪堺市のごみ焼却場で発見されたのだそうだ。
この細菌は、ペットボトルを二酸化炭素と水に分解するのだそうだ。
プラスチック公害が解消される事が期待できそうである。
もしかしたら、遠い将来放射線を無害化する細菌なんてのが出てくるのかもしれない。
放射線は宇宙全体に存在するものなのだから、地球上ではなくてもどこかの惑星にそんな細菌が存在するのかもしれない。その細菌が発見されるまでは、原発は中止するがいいだろう。
(ヒロ爺26,121日)
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梅の花弁はらら ちごぅた雪ぞよ

東日本大震災から今日で5年。
5年前と同じように雪がチラついた。
その日は、酷い腰痛で立ち上がることもできない状態であった。
昨年亡くなったお猫の耳ちゃんを抱いて、部屋の真ん中に座り大揺れの中にミシッと乾いた音が聞こえたらこの家に潰されて終わりだなと思っていたのであった。
震災後に保護して家族になったのがお犬の愛々。
今日は新聞をはじめテレビでは震災5周年の報道がなされていた。
報道の殆どが復興の状況であった。
しかし、その報道を見ながら、…特に防災対策であるが、小生にはどうしてもバベルの塔を築いているようにしか思えないものであった。天災に逆らって防災しようなんて考え方は捨てなければいけないと思うのだが、そうした発想は報道の限りでは見ることはできなかった。
そんな姿を見ながら「3.11を忘れない」のフレーズがむなしく聞こえたのは、へそ曲がりな小生だけだろうか。
3.11を忘れないのならば、そこに学べばバベルの塔は築かないはずなのだが…。
もしかしたら「防災」という言葉がいけないのかもしれない。災害が来たら如何に安全に速やかに逃げるかの「逃災」とでもいう言葉に変えてみるといいのではないだろうか。
ホットミルクの薄皮のような上に住んでいる以上、自然災害は避けることはできない。人間のたかだかの歴史の経験からは想定できないような地殻変動があるのだから、自然災害に対して防災の言葉は適していないだろう。
「3.11を忘れない」の言葉のもとに「逃げ易い暮らし方・街づくり」を創造しないといけないのではないだろうか。
我家の3sは、地震があると本能的に安全地帯に逃げ込んでいく。
地震、雷、火事、親父からは先ず逃げることだ。だから逃げ易い工夫を社会が持つことをしなければいけないだろう。
(ヒロ爺26,120日)
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言おうか言うまいか 冬よお帰り

冬がすっかり戻って来た。
二、三日冬日が続くのだそうだ。
明日の明け方には雪がちらつくかも知れないとのこと。
ニャンsは炬燵に入ったきり食事・トイレ以外出てこない。
お犬は、定位置の机の下で、小生の足温器代わりをしてくれている。
梅の花がドンドン散り、木下に花畳を敷いている。
ポカポカと日が照っていれば、「春です。花畳に寝ったり、寝ったり」なんて暢気なことを思えるのだが、凍える風の中では「物憂い気分なんて、馬ッ鹿じゃない」と声を荒げてしまいそうである。
花びらを散らす梅の枝には真ん丸になった雀が三羽風に吹かれて耐えている。
暖かい陽に誘われて出てきた蜥蜴もまた巣穴で仮死状態になっているのだろうか。
そういえば、午前中晴れ間がないのに雲雀が天に上り姦しい声だけを降らせていた。
雲雀はヤッパリ青い天が似合う。
明日は、東日本大震災の日。あの日も寒い日だった。
(ヒロ爺26,119日)

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朝から突然に冬戻り 蜥蜴は無事に巣籠したか

朝、日の出前にお犬様の散歩に出たときはやや生温い感じの風であったが、散歩を終えて、お犬の足を洗っている時に急に風が冷たくなってきた。
昼近くにはすっかり冬に戻っていた。
外も室内も昨日と10℃以上の差がある。
こんな急な乱高下だと爺はついて行くのが大変である。
お犬お猫の3sは賢い。外が冷たい雨だと知ると、炬燵に張り付いて寝ったりしたまま動こうとしない。
昨日四月の陽気に誘われて出てきた蜥蜴、どうしているかと庭に出てみるが、居るわけはない。
軒下の雨の当たらぬ隙間にでもいるかと見てみたが、どうやらすっかり巣籠したようである。
昨日は思ったものだ。こんな陽気だともうストーブは邪魔だから仕舞おうかしらん、と。
だが今日は夕方になると3sは、ストーブの傍にやって来て着けないのかと催促する。
昨日半袖今日重ね着、では退屈しないだろうが大変である。
明日もこんな調子なのだろうか。
徐々に、段々にね、と行って欲しいものである。
(ヒロ爺26,118日)
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雨雲晴れて雲雀の声天高く

暖かいというよりは暑いといった方がいい陽気。
この四月の陽気に惑わされたか、何と蜥蜴が陽だまりに出てきた。
冬眠明けのヨロヨロした歩きではなく、シャカシャカ元気な足取りである。
ビックリ仰天である。
今年は手乗りの蜥蜴を育てたいものだ。
梅の花が散り、花畳を造り始めた。
花が散り出した所為なのか、昨日あれだけやって来ていた小鳥達が今日は梅の木にやって来ない。
夕方近くヒヨドリがやって来たが、今日は梅の花芯をツイツイ舐めることはしなかった。
夕方になり雀等もやって来たが、どうした訳か雀等も花芯舐め行動はしなかった。
小鳥達がハチドリのように花を舐めるような行動をとったのは二日間だけだった。
思えば、その二日間は特別匂いが強かったようである。
小鳥や虫を呼ぶ合図だったのだろうか。
来年は確り観察しよう。
そういえば今日は3月8日でミツバチの日なのだそうだ。
もしかしたらそれで小鳥達は遠慮したのだろうか。
まさかね…。
明日も小鳥たちが蜜を吸うような行動が見られなかったら、二日間だけ小鳥達を呼ぶフェロモンを出していたのかも知れない。
これは大発見だぞ。小生には。
(ヒロ爺26,118日)
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雨の中を鵯の二人 梅の花芯をツイツイ

昨夜から本格的な雨降りとなり、乾ききっていた地面に張りが出てきた。
気温も高かったので、土のにおいが懐かしく鼻腔をくすぐる。
今朝も、辺りが明るくなり始めた途端鵯の番だろうか二人がやって来て、開ききった梅の花の花芯を舐めるようにツイツイ始めた。
雨で花粉や蜜が流れ落ちているのではないかと思うのだが、一心不乱に枝から枝へと移りながら花芯をツイツイしている。
夢中になっているので、小生が梅に近づいて行っても逃げようとしない。
傘に体が隠れて人間と気付かないのかもしれないが、ツイツイに夢中になっている。
日中もメジロをはじめとしていろいろな小鳥がやって来て、梅の花芯を夢中になってツイツイするのであった。
こんなこと今まで気づかなかった。今年だけが特別にというわけだはないだろうから、小生が気付かなかったのだろう。
雨降りなのでお犬お猫の3sは庭にも出られず、諦め寝。
それでもおやつの時間にはやって来て未だか未だかと催促する。
ほんに今日は良いお湿りでした。
明日は、小生も綿棒で梅の花芯をツイツイしてその味を確かめてみようかしらん。
(ヒロ爺26,116日)
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散り落ちる梅香に頬ずりで送るメジロ

風が吹くたびに梅の花びらが三つ、四つと舞い落ちてくる。
満開の梅の木に今日は小鳥たちが良くやって来る。
よく見ると、やって来た小鳥たちは、満開の花芯をまるでハチドリが蜜を吸うようなしぐさでツイツイしている。
梅にはがさつに思えるヒヨドリまで花芯をツイツイしているのである。
小鳥達は決して花の首を落とすことはしない。
甘い梅香であるが、小さな花に小鳥が吸うほどの蜜があろう筈もない。
どうやら花粉を舐めているようである。
もしかしたらこれが梅の受粉なのだろうか。
それにしても梅の花には大きすぎて不似合いなヒヨドリまでもが花粉をなっめるようにしているのだから、不思議な光景であった。
毎年梅を眺めているが、今年初めて気が付いた。
少し前に枯草を払ったら、タンポポが黄色い花の頭をのぞかせていたと書いたことがあったが、今日思い出してタンポポのいた所を見たところ、何と黄色の花が一輪とすでに綿格子を作っているのが一人いたのである。
先ほどからやや強い風が吹いているが、今日気が付かなかったら、綿帽子は見られなかっただろう。
それにしても随分と早いことだ。
これでは啓蟄だと呼ばれて虫が出てきても、春はもう死んだ、なんて風に思ってしまうのではないだろうか。
(ヒロ爺26,115日)

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静々と舞い落ちる白梅を見上げて猫ふたり

今日は、会報「ふるさと風」の印刷日。
嬉しいことに今日から新しく会員になられる方が一人来られた。
何年ぶりの入会者だろうか。会員が8名になった。
しかも35歳という若い女性である。これで、風の会の平均年齢がぐんと下がることになる。
長く在会頂けることを願うばかりである。
このぐらいの年代の方が増えてくれば、町の活性化にも大いに繋がると思うのだが。
印刷が終わり帰ってきたら、3sが一斉に出てきて遅いじゃないかと猛抗議。
年齢の順に、お留守番お利口だったね、とハグハグ、グリグリしてやる。
すると今度は、お利口のおやつをくれという。
何とも人間の子どもと同じである。
おやつを食べ終わると庭に出ようという。
ニャンs二人を抱いて、梅の花見をする。
時々白い花びらが落ちてくる。
ニャンsは舞い落ちる花びらが珍しいのか目を凝らして見つめている。
暖かい日中である。
今日は啓蟄。
何か虫が這っていないだろうかと目を皿にしてみたが残念ながら這い出しては来ていなかった。
(ヒロ爺26,114日)

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梅の花散り始め 花畳の枠を描いて

満開の梅の花が早や散りはじめ、木下に花畳の枠を描き始めた。
啓蟄の前に虫達をお出迎えするための花毛氈を作ろうというのだろうか。
それにしても早々と散ってしまおうというのだろうか。
梅の花と言えば、寒さに耐えてひっそりとその香を流しながら春を呼ぶものだと思っていたが、今年は桜の花のようにわっと咲き、サッと散って行こうというのだろうか。
昨年、5月に猛暑日がやって来て自然界の調子が大狂いして、夏の植物、秋の植物たちが右往左往と大混乱を起こしたが、今年もそうなるのだろうか。
庭の紫陽花が、陽気に翻弄されて半分以上が枯れてしまい、今芽を膨らませているのも弱々しい感じである。
先日、庭の菜園の土を掘り返したとき、ミミズ達はもうすっかり目を覚ましたような感じであった。
今年は、東日本大震災から丸五年になる。
何か良からぬ天災が起こらなければと思うのは、小生だけではないだろう。
(ヒロ爺26,113日)
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今日も満開の梅にヒヨドリの二人づれ

花まつりかとまごうほどの陽気。しかし、今日はひな祭り。
白猫の雫姫、今日も梅の香をスンスンさせろとせがむ。
梅の香が余程お気に入りらしい。
黒猫椿殿下は梅の香には全く興味を示さない。
陽だまりの廊下にお犬様にぴったりくっついて寝ったり寝ったり。
春の陽気に唆されて庭の菜園の土を掘り起こし、ふっくらと春の風を含ませてやる。
今年も、夏バテ防止にトマトとゴーヤ、オクラを植えなければならない。
生ごみをたっぷりと埋めてきたので、肥えた土になっているだろう。
ミミズも沢山いた。
たわわに実る夏野菜が目に浮かぶ。
今年の夏は、とんでもない猛暑にならなければいいが。
今から四月の陽気だとやはり気になる。
(ヒロ爺26,112日)
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満開の梅の香をお猫スンスン匂いをきく

白猫の雫、今日は何度も外に出たがり、呼びに来る。
どうやら朝のブラッシングの時に満開の梅の香を嗅がせてあげたものだから、それをしてくれというらしい。
午後から一時間ごとに外へ行こうと誘いに来た。
梅の木にやって来る小鳥たちが目当てなのではなく、今日は梅の香にスンスン、スリスリしたいらしい。
一昨日、昨日ですっかり満開になった梅は、その香も満開に匂って庭を占拠している。
梅の香を雫は良い匂いと思っているのかは分からないが、気になるらしい。
梅の香に誘われて活動し出すのはお猫だけではない。
庭の草達も一斉に元気をみなぎらせている。
確か二、三日前に抜いたはずの場所にもう次の草が背伸びを始めている。
やれやれの季節がもうそこまでやって来ている。
草達との競争に猫の手も借りたくなるが、ニャンsは貸してくれそうにない。
お犬は、気が向くと掘っくり返しの遊びで一寸ばかり手助けをしてくれるが、それもこちらが望む所ではない。
もうすぐ啓蟄であるが、土の中では虫たちがそろそろムズがっていることだろう。
(ヒロ爺26,111日)
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ヒロ爺

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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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