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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

白梅の首を落とす雀 にくきぞ

梅の木にやって来る雀の中で一羽だけ、白梅の首を落としていく奴がいる。
やって来る雀等は皆ピンクと紅が同じ枝に咲く梅の木にやって来るのだが、一羽だけが白梅の方に止まる。
そして来る度に、白梅の首を二つ三つ落としていくのである。
白梅はかなりの老木で、木の幹の内部が腐って空洞になっており、ここ数年、この夏が最後かと思わせながら、何とか持っている木である。本体の負担にならないように枝打ちをしており、花もわずかにしか咲かせていないのに、憎き雀である。
子の梅の木には大玉の南高梅のような実をつけるのであるが、ここ数年は枝打ちの所為もあって梅酒を一瓶だ、け作るほどにしか実をつけない。
一羽の雀の奴、そんな梅の花なのに来る度に二つ三つツイツイして首を落とすのである。
全く許せないやつである。
大声で追ってやろうかとも思うが、ほかの雀たちまでもがいなくなり、訊ねてくれなくなっては困るのでそっとしているが、憎き奴めである。
今日は、メジロも鶯もやって来た。久しぶりに鵯もやって来た。
昨日だったか、一昨日だったか草むしりをしたはずなのだが、今日はまた新しい草が伸びていた。
何とも逞しい事か。
この爺にも逞しい元気を分けてもらいたいものだ。
(ヒロ爺26,109日)
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黒猫椿 グルグニャグルグニャ 梅の花は満開

黒猫の椿、彼の鳴き声が実に特徴的である。
文字に表現するのは難しいが、グルグニャ…、グルルーニャ…、ゴルルーニャ…といった鳴き方をするのである。
ゴロゴロ喉を鳴らすような感じで高音なのである。特にニャの部分が高音の可愛らしい声を出すのである。
男の子とは思えないような声である。
ところが女の子の白猫雫は、ハスキーな声でニャ、ニャ、ニャーウと可愛くない声で鳴く。
性格も大きさも男性的である。
雫の後を何時もグルルニャと鳴きながらくっ付いている。
姉弟のようではなく、親分子分である。
追いかけっこも攻めではなく後追い駆けっこである。
形はどうあれ、仲良く暮らしているのだから結構なことである。
梅の花が満開である。梅の香も木下に立つとむせ返るほどに強く降り下りてくる。
ぽかぽかの陽気ではないが、風のない陽だまりはほっこりの春である。
(ヒロ爺26,108日)
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梅花に負けじと蕗の薹ほっこりと黄花開いて

幾つかの摘み残した蕗の薹がすっかり成長し、梅の花に負けじと黄色の花を開き、露地のこけしになっていた。
こけし人形のような蕗の薹を見ながら、わきの枯れ草をめくると、そこにはタンポポが硬い蕾をつけていた。
小さなタンポポであるが、蕾の頭の先は既に黄色の花びらが透けて見えていた。
慌てて枯れ草をかけなおしてやる。
庭の日陰部分には霜柱が融けずに立っているというのに、春の命は確かな暮らしを紡いでいる。
今日も梅の木には、小鳥たちがやって来て梅の香に伴奏をつけてくれていた。
春の陽気に活発化してきたのだろうか、今日はモグラの活動跡があちこちに現れていた。
菜園のミミズも動き出したのだろうか。
菜園に植え付けを始めるには、まだ少し早いので、モグラにも自由にしてもらおう。
猫の恋の季節がやって来て、メスを呼ぶ声が高くなってきた。
避妊・去勢手術を済ませた雫&椿は盛る声を聞いても無反応に、二人で遊び転げている。
そろそろストーブを点けないと、部屋の中がかなり寒くなってきた。
ストーブを点けると3sが早速やって来て、陣取り合戦をするのだが、そんな3sを見ているとしみじみと平安を思わせてくれる。
(ヒロ爺26,107日)
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満開の梅香庭を占拠する

冷たい一日ではあったが、梅の花がほぼ満開となった。
風もない日中、梅の香が地を這うように庭全体を占拠してしまった。
風情からすると、微風にのってふと香り立つ方が梅には似合うと思うのだが、今日は梅香に重量があるらしく地を這って庭を占拠したようである。庭を歩くと、甘い香が舞い上がるようにして鼻腔をくすぐる。
夕方近く、何時もの雀をはじめとして、鶯、メジロ、キジバト、尾長達が次々と現れ、梅の花にツイツイと頬刷りして行った。
水仙が咲きそうな状態であるが、今日は寒さが強い所為か開いてこない。
この家に住んで15年になるが、二月に梅が咲き、水仙が咲くなんてことはなかった。
庭に出している鉢植えのチューリップが芽を出し、かなり伸びてきた。
このまま行くと3月には花を咲かすかもしれない。
今年はどうやら旧暦と新暦が合体する年なのかもしれない。
さて、また月末がやって来た。
会報の原稿がまだ全部集まらない。今月もまたぎりぎりセーフになるのだろう。
(ヒロ爺26,106日)
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目覚めれば梅に薄っすら雪化粧

昨晩、雨音が小さく聞こえていたと思ったら、今朝目覚めると薄っすら雪化粧だった。
あまり好きではない八重の椿が奇麗に白粉を叩いたように化粧が出来ていた。
ピンクの八重の椿を初めて奇麗と見ることができた。
梅の枝にも薄っすらと雪を載せて、白梅が一層の静謐さを増していた。
陽射しが当たり直ぐに溶けてしまったが、こんな感じの淡雪ならば時々は降ってもらいたいものだ。
日中の気温は上がり、庭の草々は朝の雪に弾みをつけられたように背を伸ばしてくる。
今のうちに退治しておこうと草むしりをする。
無理せずにとの草退治であったが、なんと一山にもなった。
イヌノフグリなどはもう花を咲かすのではないかと思うほど確り伸びていた。
何とも逞しい事である。
摘み残しの蕗の薹は20㎝にも伸びて花を開いていた。
水仙は間もなく咲きそうである。
お猫お犬の3sは廊下の陽だまりに、何時もの様に寝ったりで春を演出している。
(ヒロ爺26,105日)
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雀ちゅんと白梅と会話する

雀が一羽、白梅にやって来て、花の顔を覗き込むようにしてちゅんと鳴いた。
まるで会話を交わしているような雰囲気であった。
写真にでも取れたらいい絵になる設定だが、生憎小生には写真を撮るセンスはない。
映画監督でもあったのだが、あれこれ支持すること以外、自分で撮る趣味というかセンスがないのである。
だから、この呟きにも写真を載せることはないのだが、今日の白梅と雀の姿は絵になり過ぎる光景であった。
犬猫3sは、幸い昼寝の真っ最中で小生一人が庭に居たので幸運であった。
梅に木に毎日いろいろな小鳥たちがやって来るが、今日のように絵になる構図は滅多にというか殆どない。
自分で写真を撮ることに興味がないのでカメラをいつも傍に置いておくなんてことはしない。
シナリオハンティングに出かける時は持っていくが、ほとんど撮影をしたことがない。
ロケハンは、助監督たちが持っていくので小生が持っていくことはない。
と、言い訳はしてみるものも、ようは無精者なのである。
それを誤魔化すかのように、どうもデジタル機器は苦手だ、と言っているのだ。
だが今日は、手元にカメラがあったらと、悔やむ梅と雀の姿であった。
小生の見ていた角度も最高であったのだろう。
これは小生への何かのご褒美か…?
(ヒロ爺26,104日)
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確かなるは白梅の白さだけとメジロの言う

「ギター館へ行く?」
お犬様にそう声をかけると「クオン、クオン」と鼻声を出して大喜びする。
ギター館の木下館長が帰りに必ず頭を撫でてくれるのが嬉しいのだ。
頭を撫でてもらっている時など、実にそっけない態度なのであるが、子犬の頃から虐待を受けていたので人に甘える方法がわからないのである。
頭を項垂れるようにして前足を小さく踏み鳴らすときは超嬉しいを表しているのである。
今日も帰りに「お前は温和なしいな」と頭を撫でてもらうと、小生にしか気づかない程度の前足踏みをしている。
満足したのか帰りの車では、小生の膝に顎を乗せて寛いでいた。
昨日に続いて、不確かな陽気で何となく気分が沈んでくる。
庭椅子に腰かけ梅を眺めていても、不確かな陽気の所為で、梅の香が心に入ってこない。
薄いピンクがかった白と紅梅が一枝に交じって咲く梅の花は、この不確かな陽気にマッチしているのかボーッとしている。
通りがかりの人は奇麗な梅ですね、というが小生はあまり好きではない。
今にも枯れそうな老木の梅は純白の花をつける。
子の白梅だけは、この不確かな陽気の中でも凛と居住まいを正しているかに見える。
そんなことを思いながら梅を眺めていると、家の中では白猫雫と黒猫椿が大運動会をしている。
お犬様はそれも気にせず陽の射さない陽だまりに寝ったりしている。
まったりと賑やかが同居している我が家は平安なり。
(ヒロ爺26,103日)
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不確かなる陽気は はや春の朧かな

不確かな陽気というよりは、不愉快な陽気と言った方がいいのだろうか。
それが証拠に、庭に飛来してくる小鳥たちの数の少ない事。
尾長が美しくない声で鳴くものだから少ない数来ていた鳥たちも、何処かに行ってしまった。
我家の3sも、一日ふて寝のような感じに小生の机の下に寝転がっている。
そろそろ月末が近づいてきて、やることが増えてくるのだが、早めにやっておこうという気持ちも湧いてこない。
例年春になると、些か鬱気味になるのであるが、今年は梅の開花と同じで少し早く来たのかもしれない。
寒いでもない、温かいでもない、陽が出るでもなく曇るでもない。
庭の椅子に座っていても、少しも気分が洗われてこない。
折角咲いた梅の花も、明かり不足で精彩がない。
これでは小鳥たちもやって来る筈もない。
小鳥達のためにと水場の桶にたっぷりと水を張っているのであるが、飲む者が居ないので水面には風に吹かれてきた微小な塵が薄幕を張ったように浮いている。
梅の花と同様に寂しい水桶である。
ただ今、お犬様が足元に寝ているのだが、珍しく鼾を立てない。
これも不確かな陽気の所為なのだろうか。
(ヒロ爺26,102日)
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中途半端な陽気に梅も雀も不満顔

梅がパッと花を開こうかどうか迷った顔をしている。
五分咲きの梅がそこからなかなか開こうとしない。
恐らくこの陽気にご不満があるのだろう。
これで一気に春の陽気になる、なんてことは全く思ってはいないようだ。
雀等は、二・三羽ずつ入れ替わり立ち代わりにやって来るが、皆何となく不満顔に見えるのは、小生の勝手な思いだろうか。
昨夜の大雨で庭全体が水っぽい。
気温は春なのだが、地面を眺めていても虫一匹出てこない。
梅の木には、雀がやって来るばかりで、メジロ・鶯・尾長などの常連は今日はやって来ない。
地面が濡れてぬかるんでいる所為かお犬様も庭遊びをパス。
全く愉快ではない陽気である。
昨日、Eメールの設定変更をして正常となったのだが、迷惑メール拒否のオプション契約をしたら、なんと今日はいわゆる迷惑メールが一本も入ってこなかった。このところ迷惑メールの数が増えて、日に100件を超すほど入っていたのであるが、今日はすっきり必要メールだけ。モニターに向かって悪態をつくことがなくなり、ちょっとだけ淋しい。もっともいけないのは、必要な返信や作業を直ぐにしなければならない気に急かされることである。
人間の不満何て良し悪しに関係なく不断にあるものだと今更のように感心している自分が滑稽である。
お犬お猫の3sは陽気が嬉しくないと只管炬燵に寝ったりしている。
3sの方が小生よりも利口なようだ。
(ヒロ爺26,101日)
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梅花は五分咲き 夜半に春雷の吠えるそな

今日は体調にはあまりよろしくない気圧状態である。
どう云う訳だか気圧の変動が大きい時は血糖値が低下しやすい。
医者にそういうと首をかしげるのだが、実際にそうなのである。
寝る前にブドウ糖液を枕元に置いて置かねば。
夜中から明け方にかけ所により雷が鳴るらしい。そんな大荒れは勘弁してもらいたいが、さてどうなるのか。
昨夜から、PCのメールの送受信が不通になってしまった。
エラーメッセージが出て、あれこれいじっていたが結局ダメで、OCNに電話をする。
アドレス以外をあれこれ設定変更させられ、午後にようやく復旧した。
メールが通じなくたって、どうって事ないと思っていたのであるが、いやいやそうではなかった。
最近では、連絡の殆どがメールになっているので、実に不便なことを実感させられた。
復旧したら、迷惑メールを含め溜まっていたメールがゾロゾロ120程入って来た。半分は迷惑メールであるが、重要メールが40件近くあった。わずか半日一寸でこんなに交信量があったのかと些かビックリであった。
インターネットでの調べ物などを考えると、一日のPCの活躍は大変なものである。
いやはやビックリである。
この爺ですら、机に座ったままで殆どの用が片付くのだから、成るほどネット社会、ネット時代だと仰天しきり。
ニャンズがキーボードにのりたがるのも無理はない。
余程面白いことをしているに違いないと思っているのだろう。
お犬様はPCには興味なし。
机の下が寛ぎの場になっている。
(ヒロ爺26,100日)
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陽だまりに白黒の鼾をかいて猫二人

まだ二月だというに、四月の花見ごろの陽気だという。
白黒ツーニャンs、9時過ぎにブラッシングが終わると廊下の陽だまりに尻を付き合わせ丸まって早くも寝ったり。
二人を真上から見ると白黒の丸が二つ。
二人は混じりっ気なしの真っ白と真っ黒。
別々の場所で保護し、二人には全くの接点もないのであるが、今ではすっかり姉弟をしている。
二人とも、野良生まれで、親猫とは十分な暮らしがなかった所為か、猫としての暮らしのルールのようなものが刷り込まれていない。
それで我が家の家族になってから暮らしにルールのあることを知った。
白猫の雫は家族としては3か月ほど先輩で猫齢も数か月上。そのため黒猫の椿は、雫のことを見て我が家での暮らしのルールを学んでいる。雫は雌で椿は雄。良い感じの姉弟になって来た。
一日中雫の後を椿がついて回っている。
悪戯をして小生の「こらッ!」の声を聞くと直ぐに寝転がり腹を見せていた椿が、最近では雫の真似をして一目散にキャットタワーに駆け上がるようになった。雫の方は、小生の「こらッ!」の声を発する前にダッシュして駆けあがる。小生の叱るタイミングが分かっているのである。椿は未だ事前ダッシュは出来ないが、直ぐに事前ダッシュをするようになるだろう。
10歳を過ぎているだろうお犬様は、小生と同じような年齢だから、ニャンズが多少の悪戯をされても、まあ良いかと相手にしない。
椿は庭猫の時からお犬様とは仲が良いので、廊下の陽だまりにお犬様が寝ていると時々傍に行って毛繕いをしてやっている。その様をキャットタワーの上から椿が見下ろしている。
3sのそんな様子を見ると、思わず「本日も平安なり」と呟きが出る。
(ヒロ爺26,099日)
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梅の小枝で小鳥がさかっておる ほんに春の午後

三寒四温で冬が終わって行くとは、どうやら過去のことで、今は寒暖乱高下で春を創るようである。
朝の冷え込みに反して日中は春の陽気。
庭の水場の桶に小鳥たちが次々にやって来る。
W&Bのニャンsは廊下のキャットタワーの上から水飲み、水浴びの小鳥たちを見下ろしている。
白の雫は、我が家族になった当初は、水桶に寄ってくる小鳥を見ては、ポールの上から尻を振りながら構えの姿勢をとっていたが、今ではガラスのこっち側でいくら構えの姿勢をとっても叶わぬことが良く分かったのかやらなくなった。
今日は、雀等にとって恋の季節到来なのだろうか梅の枝でしきりに盛りの行動をとっていた。
陽射しは温かいが風は幾分冷たいなかで、椅子に腰をおろして雀等の春を眺めながら、吾が春はもう後戻りして拾いに行こうとしても易々戻れるほどの距離ではないことを思い、些か淋しい気分になってしまった。
老いても気分だけは青春真っ盛りなのだが。
今日はお犬様にシャンプーをしてやる。
サッパリとしたのか、夕食後早々に机の下に大鼾をかきながら、ご機嫌な夢でも見ているようである。ときどき寝言にクークーと声を上げている。
本日も平安なり。
(ヒロ爺26,098日)
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五分咲きの梅に雀等座談会は賑やか

今日も陽射しは春であるが風は冬のまま。
五分咲きになった梅の木に20羽ほどの雀等がやって来て、騒々しい座談会が始まった。
チュチュ、チュチュと何かの話し合いのように啼き交わしているが、こちらは何のことやらさっぱい分からない。
雀等を見上げながら「雀等にも口角泡を飛ばして議論し合うことがあるのだ」と勝手に納得をしてしまった。
彼等の喧しい鳴き方を聞いている限り、それは確かに何かを語り合っている。
ひとしきり啼き交わしていたと思ったら、突然に皆飛び去ってしまった。
何かに怯えて飛び立ったわけではない。
一斉に飛び立つという事は、何かの合図があってのことだろうが、談合・議論をぱたりと閉じて、一斉に飛び立つのだから何らかの合図があっての飛び立ちでないと、あれほど見事な一斉は起こり得ないと思うのだが。
このところ、ニャンズは何をするにも一緒である。仲がいいというよりも、新人の黒椿が先輩の白雫の後をずっと続いて歩くのである。
まるで母猫を追いかける子猫のようである。
家族になってまだ一ヶ月にも満たないのであるが、もうすっかり家族として溶け込んでいる。
陽だまりの廊下にホワイト&ブラックの丸が並んでいるのは我が家の平安を象徴しているようである。
(ヒロ爺26,097日)
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陽射しは春に戻れども吹く風の冷たく

昨日の寒さを引きずって朝はかなり冷え込み霜柱も精いっぱい背伸びをしていた。
陽が高くなるとすっかり春の陽射しとなった。
庭椅子に掛けて老木の白梅を愛でる。春の陽射しをしっかりと反射している。
この老木の梅、もしかするとこの花が最後となるかもしれない。
夏の暑さ次第であるが、幹の中心が空洞になっており、強風にあおられると倒れてしまうだろう。
なるべく枝を伸ばさないように剪定してあげてはいるが、それも限界にきている。
若木の梅の花は、薄いピンクと白の花を同じ枝につけるが、それが全体を寝ぼけさせ、ピリッとしない。
老木の方は、純白の花を咲かせ、陽射しは春の温かさであるが、吹く風は未だ冬の冷たさという今の季節に良く似合っている。
3sは、廊下の陽だまりにそれぞれが勝手な寝相で寝ったりを楽しんでいる。
今日からは、この呟きも2000日台に入るので、少しは呟く内容を変えてみようなどと思ってみたが、庭の風に吹かれて爺が呟くことなどこの程度。背伸びすることはない、と思い直した。
一年365日同じ様なことでも、途切れさせず呟いていれば、些かのボケ予防に役立つであろう。
(ヒロ爺26,096日)
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気温10度を超える落差に小鳥達も現れず

朝の気温は暖かめであったのに、昼近くには猛烈に冷え込み始め、昼には霙となった。
部屋の温度は12℃まで下がった。昨日は室温25℃だったのに。
インフルエンザが大流行し始めたというが、こんな陽気では当然だろう。
雪交じりの霙の中で、古木の白梅が咲き始めた。
冷え込む中で純白の花は凛として見えた。
余に落差の激しい気温に驚いたのか、今日は小鳥たちの訪れが少ない。
折角白梅が咲き始めたというに、小鳥の声が少ないのは寂しい。
突然の寒さで、2猫sは狂ったように元気である。二人で家の中を大運動会というか追いかけっこというか大変な騒動であった。
お犬様はニャンsの騒々しさも気にせずホットカーペットに腹這ったままじっとしている。
3時になったのでお散歩行く?と声をかけると大喜びに庭へ出ようとするが、雪がちらついているのに気づき、ピタッと足を止めてしまった。寒いのは嫌だという。
このブログもそろそろ2000日になるなと、記事の管理をみたら昨日が1999になっていたので今日が記事番号2000。
予約投稿なしで一日一回しか書かないので、このブログも今日で2000日となった。
実際には、東日本大地震での停電と家を留守にした日があるので、始めてからの日数は2010日近くになる。
風に吹かれての呟きだから、中身のない日々の雑感であるがよくも休まず書いて来たものだと自分に感心している。
もう暫く風に吹かれながら呟いていくかと思っているが、たまには実のある話でも呟かないとな、と言い聞かせてみるがはてどうなることやら。
(ヒロ爺26,095日)
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春一番の吹いて明日はまた冬に戻るかと風に聞く

天気予報では、本日のこの地の最高気温23℃になっていたが、実際の生活温度はそれよりも5℃位高く感じられた。
いかに春一番とはいえ、些か異常だ。
我家のお犬お猫3sは、一日グデーと腹を出して寝ったり。
小生もグデーっと寝ったりをしたかったのであるが、こんな日に限ってやらねばならないことが山になっている。
春一番の強風に吹かれて梅見をしたかったのだが、叶わなかった。わめ
予報では明日はまた日中10℃位という。
体がついて行かなくなる。
原稿だ、雑用だと慌ただしい時に限って、腹の立つニュースが満載になる。
政界・政治の話しはあまりにも低俗、低レベルで腹を立てるのも癪にさわる。
日本中バラエティー並みの低俗、小粒化、無能化しているようで心配である。
極力腹を立てるのを抑えてはいるが、そのうち大きく喚き出すのではないかと必死になだめてはいる。
春一番の吹き荒れる中、昼飯に蕗味噌のおにぎりを作って褒めた。
ほうじ茶と握り飯だけの昼食ではあったが、首を折られまいと必死に頑張る梅の花を眺めながら頬張る握り飯の美味さだけは確かなものと実感する。
(ヒロ爺・26,094日)
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梅の木に来た朝鳥に今日のお日和を訊く

まだ二月なのに春真っ盛りの温かさ。
明日は夏日になるところも出てくるという。
昼近くに庭の陽だまりに腰かけて見回すと、春の温かさに誘われて、…いやそんな生易しいものではない。
家草達がソレッ!とばかりに背伸びを始めた。
慌てて草たちと格闘する。
暖かくなるのはいいが、彼らとの戦いは老いた身には大層きつい。
今日の戦いを終えて、やれやれと腰を労わると、翌日にはもう新しい顔を見せる。
新顔にいい顔でもしようものならば三日もすると庭を占拠してしまう。
お犬、お猫の3sに手伝えと言っても「今昼寝」と言われてしまう。
冬の寒さの方がいいな。窓越しの陽だまりに居れば風の冷たさは避けられるのだから。
朝鳥と顔を見合わせたので、今日のお日和は…なんてことを訊いたのが拙かった。
(ヒロ爺・26,093日)
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春の陽ほっこり ふきのとうもほっこり

庭の蕗の薹を摘む。
今年の蕗の薹は例年になく大きくほっこり膨らんでいる。
今日が摘み時と、ほっこり育った蕗の薹を摘んで、蕗味噌を作る。
炊き立てのご飯に、春の若々しいほろ苦さはやっぱり美味い。
春の元気を分けてもらった気がする。
小さな庭ではあるが四季の美味さを堪能させてくれる。
ワンニャン3sは次々に蕗の薹の臭いを嗅いで、プイッと行ってしまう。
3sの何だこんなもの、と顔を背ける様はそれぞれに個性的。
今朝は、何時もより早い時間の散歩となり、昼食後ぐっすり寝の昼寝となってしまった。
十分すぎる昼寝であったのだが、もうすでに上下の瞼がくっ付きそうに眠気が襲ってきている。
昼寝をし過ぎると、かえって疲れを呼ぶなどと言われているが、まさにそのようである。
本日の作業予定を又半分にして早く寝るとしよう。
(ヒロ爺26,092日)
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二分咲きの梅に雀等の大集会

今日も午後の一時、庭の陽だまりで日向ぼっこ。
ぼんやりと陽を浴びていると、突然雀の集団が二分咲きの梅の木に飛来してきて、雀会議のようなことを始めた。
三十羽ほどやって来ただろうか。
梅の枝に止まり、チチ、チチ、チチと話し合いが始まった。
余の多さに、一瞬椋鳥かと思ってしまったが、鳴き声は雀でほっとした。
何時もだと多くても十羽というところだが、三十羽にもなると大層な集団である。
てんでバラバラにチチ、チチと鳴き交わしている様子は、さしずめ雀等の町内会議とでもいった感じである。
我家の3sは廊下の陽だまりで仲良く午後の寝ったり。
今日こそは蕗の薹を摘んで蕗味噌を作ろうと思っていたが、雀等の話に聞き入っているうちに気分が失せてしまった。
やらねばならないことが詰まってきたが、明日から、明日からと先送りしているうちにとうとう尻に火が付きそうである。
これから早速始めればよさそうなものであるが、今夜は休んで明日から、とまた先送りをしている。
このノッタリ、クッタリは春の陽気だからなのかな。
春の陽気とはいっても午後の二時間ほどで、三時過ぎると風が一気に冷たくなってくる。
春はやってきてはいるが、未だ少し遠くに居るようだ。
(ヒロ爺26,091日)
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ちらほら咲きの梅を見上げて猫二人

ほっこりほっこりの午後の陽射しに七つ八つ咲きの梅が、ちらほら咲きになった。
廊下の陽だまりに雫と椿が二人梅の花を見上げている。
こう言うと何とも風流そうに思えるが、実は二人猫は、梅の木にやって来る小鳥たちに眼つけているのである。
窓越しに見ているのだから、襲えっこないのは分かっているのだが、チチ、チチと枝から枝へ飛び回っている小鳥たちを見ると本能的に構えのポーズをとるのだ。
二人が並んで尻を振り振りしながら前足を踏みならしソレッ!のタイミングを計っている様子は何とも見ていて心愉快になる。
猫sの様子を薄目を明けて寝ったりしながら見ているお犬様もなかなか絵になる。
ワンニャン3sを見ていると、やらなければならないことも明日でいいかと思ってしまう。
だが、実際にはそんな暢気なことは言ってはいられないのだ。
今夜は少しは事を運ばせておかねば。
この呟きもそろそろ2000日になる。大震災の停電で一日、公演で家を留守にしたのが六日。それ以外は毎日休まず呟いてきたが、振り返って思うに、良く書けたかなと思える日は殆どなかったように思う。
とにかく休まず書くだけ書いてやろうと、やって来ただけだったように思える。
2000日を達成したら、少し書くものを考えなくてはいけないだろな。
(ヒロ爺26,090日)
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ほっこり春の陽射しに梅の花七つ八つ

立春が過ぎたとはいえ、まだ二月の上旬。
春を思うには未だ未だ早いはず。
しかし、今日の陽気は体感で三月下旬並み。
庭の椅子にぼんやり日向ぼっこしていると、ついうとうとしてくる。
梅の枝には七つ八つの開いた花がある。
今にも咲きだしそうなピンクと白の苞葉の割れ落ちた頭はもう無数にある。
梅花七つ八つ咲いて後は一気に満開、そんな気配である。
春の陽気に誘われてか、兄弟猫のような仲になった雫と椿、二人寄り添って寝ったりしていたかと思うや、急に起き出して陽だまりになった廊下で大運動会。お犬様は只々あきれて見ているだけ。
お猫達に踏んづけられようが気にもせず二人の大運動会を眺めている。
お犬様大好きな椿は、お犬様の体の影に隠れて雫の長い尻尾に飛び掛かりじゃれついていく。
雫はパンチパンチで応戦。そして猛スピードでの追い駆けっこ。
これは正しく春です。
だから暁前には起こさないで。
平安なり我が一日。
(ヒロ爺26,089日)
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ひらと舞降る雪に一輪の梅の笑美

昨日、名も知らぬ野鳥に、やっと咲いた梅の一輪を打たれてしまったのであったが、今日また一輪の花を開いてくれた。
午前10時過ぎに、お犬様を連れて郵便局、買い物等に出かけたのであるが、車のエンジンをかけ室内を温めている時に梅の花は、と見上げると、ヒラリヒラリ雪が舞い落ちてくる中で、ポチッと白梅が一輪笑みをみせていた。
昨日首を討たれた梅はピンクの花びらであったが、今日の花は白の花びらであった。
庭には日本の梅の木があるが一本は半分枯れかけた古木で、もう一本は紅白の梅が斑になって咲く若木である。
花が開き始めているのは若木の方である。
昨日のピンクの梅は愛しい感じの花であったが、今日の白梅は静謐な感じで開いた顔は「笑美」と書きたくなるものであった。
古木の蕾は未だ堅い。
古木は白梅である。
この古木のつける梅の実は南高梅のように大きな粒で、熟して自然落下する実を梅酒にすると香りの高い美酒となる。
しかし、今年はこの古木に確りと実をつけられるのか些か心配である。
黒猫椿はすっかり家猫になって、先輩白猫の雫の後を付いて回っている。
お犬様と出かけ、二人の留守番であったが、鬼のいぬまの大騒ぎをしていたようである。
帰ると二人して玄関に出て迎えてくれた。
(ヒロ爺26,088日)
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愛しき梅の一輪 野鳥ツイと首を落とす

一輪だけ咲いた梅の花。次に続く花はまだない。
風も温み、陽だまりのできた午後、一輪の梅をちょっと遠めに見ていたら、野鳥がやって来て梅の枝をツイツイとしている。
野鳥の名は分からないが奇麗な鳥であった。
良いな。春だなと気分を出していたら、その野鳥が突然にたった一輪の首をツイとして落としてしまった。
短すぎる花の命。
小鳥は悪気に思う訳でなく、枝から枝へと飛び移りながら、枝をツイツイしている。
花をツイとしたのはたまたまだったのだろう。
しかし、梅の花は哀れではある。
やっと咲いたと喜んだ一輪だったのに。
黒猫椿が家族になって13日になった。
もうすっかり家になじみ、姉御の雫の尻にぴったりとくっついて何するにも真似をしている。
椅子の後半分を盗られて、小生はずり落ちそうになって座っている。
その所為か、腰痛が出そうな気配である。
足元にはお犬の愛々が。ますます腰痛が心配である。
(ヒロ爺26,087日)
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梅が一輪咲いた 雪が降る

今日は、ふるさと風の会の会報作りで午前中でかける。
明け方に少し雨が降り、気温はやや高め。
陽が出ないから今日も梅は咲かないなと思っていたら、午後一輪の花が六割がた開いていた。
たった一輪ではあるが、待ち人がやっと来てくれた。
薄い紅色の可愛い花である。
梅の花を可愛いと思ったのは、今年が初めてのことである。
温んできた風に静かに秘するがごとく花開く様子は、可愛いという表現よりも可憐に近い。
しかし、今日に一輪は、こちらの内面の問題もあろうが、可愛いの表現が似合っていた。
メジロが一羽やって来て、花の咲いた枝に止まる。
未だ六割程度の開花であるが、初々しい華やかさを見せていた。
一輪咲くと、枝枝に後を追うかのように花開いていくのであるが、夕方になってもこの一輪だけであった。
夕方、可愛い一輪に見とれていると、雪が舞い降りてきた。
折角花開いたのにと思ったが、梅の花には舞い落ちてくる雪の片がよく似合う。
本日、嬉しいお日和でした。
雪はもう少し降って来るのかと思ったら、チラリチラりと舞い降りただけで直ぐに居なくなってしまった。
明日は…はて、どうなりますか。
(ヒロ爺26,086日)
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梅花の意気地なし未だ寒いといふ

我家の梅はなんと思い切りが悪いのだろうか。
きっと意気地なしなんだろう。
梅の木に今日もいろいろな小鳥たちがやって来る。
彼らも梅の花が咲くのを楽しみにしているはず。
番だろうかメジロが庭やって来て梅の枝をツイツイしている。
早く咲けと言っているのだろう。
今日は鶯はやって来ない。たぶん意気地ない梅田と気付いたのでやって来ないのかもしれない。
雲のない天空にトンビが三羽ゆったりと輪を描いている。
風も冷たくない。
蕗の薹がまた一回り膨らんできた。
蕗味噌をと思ったが今日は止めにした。
金柑をもらったのでそれを先に調理しなければ。
金柑のシロップ煮で美声を作らねば。
お犬様、今日はギター文化館へ連れて行ったので超ご機嫌である。
木下館長が決まって良い子良い子と撫でてくれるのが嬉しいようだ。
ただ今は足元で鼾をかいてござる。
椅子には黒椿がゴロゴロと喉を鳴らし寝ているので、チョコンとしか腰かけられないので、腰が痛い。
平安なり。
(ヒロ爺26,085日)
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立春 ほっこり蕗の薹摘んで汁の具に

今年ぐらい梅の花が咲くのを待ちわびたことはなかった。
毎日、梅の木の下で今日は咲くか、と話しかけたことはなかった。
もう数え切れないほど、蕾が割れて紅色を見せている。
中には苞葉が落ちて花びらが開こうかどうしようかと迷っている様子のものがかなりの数ある。
明日こそは誰か静と花を開かせてくれるだろうか。
今年になって初めてではなかったろうか、鶯が梅の枝に止まった。
野鳥の鶯だから、まだ鳴かないが、立春だなと思わせてくれた。
鶯までもがやって来てくれたのだから、春の香を褒めたいと蕗の薹を摘んで味噌汁に刻み落とした。
丸々と太り食べ頃の蕗の薹がかなりの量ある。
明日は、摘んで蕗味噌でも作ろうか。
熱々のご飯に、蕗味噌を乗せて喰う飯ほど季節を満足させてくれるものはないだろう。
それにしても今年の蕗の薹は大きくほっこりとしている。
(ヒロ爺26,084日)
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節分の陽に促され二分開きの梅花賑やかに

二分咲き、三分咲きとはよく聞くが、二分開きなんて言葉を使うのは今日が初めて。
花の苞葉が割れて、花が二分程度開いてきたことを表現したものである。
何分咲きは花の木全体の咲き具合を、何分開きは一つの花の咲き具合を言っている。
日中の陽射しが温かいので、今日は一輪ぐらい咲くかなと思っていたのであるが、日差しは温かいが風が冷たいので花開くことはなかった。その代り、昨日は二分開きの蕾が五つ六つであったが、今日は梅の木の三割近くに増えていた。
明日、明後日この調子の陽気であればちらほらと花が咲いてくるだろう。
今日は節分。季節の変わりを意味する日。明日は立春である。
立春とは一年の始まり、正月を意味していたのだそうだ。
そういえば新年を迎えるのを迎春というのは、春は正月という意味であったのだ。
成るほどそういう事であったか。
庭の蕗の薹を見て回ったら、そろそろ褒めごろであった。
明日は蕗の薹で迎春と行くかな。
(ヒロ爺26,083日)

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薄目を開けた梅花五つ六つ 明日は微笑むか

寒暖が毎日上下する。
例年だと二月の末辺りから開き始める我が家の梅であるが、今年はやけに早くから咲く気配を見せている。
全体としては暖冬ではあるが、前日との温度差が10度を超す乱高下を示すものだから、片目をわずかに開けた梅花が、さてどうしたものかと毎日躊躇っている。
昨日は小雪がちらつき、薄目を開けたままフリーズしてしまい、微笑むことを止めてしまった。
明けて今日はまたまた気温が上がり、薄目を開けて様子を窺う蕾が五つ六つと数を増してきた。
このまま明日もポカポカすると一輪、二輪が微笑みを見せるだろう。
だが夜のニュースでは、明日の朝はまた冷え込むのだという。
日中の気温さえ上がってくれたら、梅の微笑みが見られるのだが…。
しかし、毎日がこんな乱高下だと、梅も警戒して様子見をしてしまうようだ。
明日の陽気は、はて… …
家猫になった椿ちゃん。男のくせによう喋る。
起きている時は何かしら喋っている。
甘えたり、何かを要求したり、命令したりと何とも賑やかなことである。
先輩猫の雫も椿にならって急におしゃべりになってしまった。
お犬様はお猫達にあきれて、一日中机の下に狸寝入りしている。
会報の編集を急がねば…。
何とも忙しい事か。
(ヒロ爺26,082日)
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小雪舞って今日も梅花微笑まず

今日陽が差したら一輪の梅の花がきっと微笑むに違いないと思っていたのであるが、雨雲が低く垂れこめていた。
早朝5時ごろは、さほど寒さがなかったので、雨だなと思っていたら、日が昇るにつれて寒さが増してきて、9時過ぎ、お犬様、2ニャンズにブラッシングをしていたら小雪が舞い始めた。
これで今日の一輪の微笑みは延期となってしまった。
まあ、梅の花は明日こそは明日こそはと焦らされて、ようやく一輪の笑みが風情あるのかもしれない。
雪が舞ったのはほんの一時だけであったが、寒さはそのまま続き、梅がほころぶどころではなかった。
午後、やけに小鳥の声が喧しいので、庭に出てみると梅の木に数十羽の雀が止まり、大声でのお喋り会であった。
寒さで真ん丸になっているのに声だけは寒さに負けない高音を上げていた。
ニャンズはキャットポールから雀の大合唱を魂消顔で声もなく見つめていた。
ヒッチコックの映画「鳥」ではないが、雀とはいえ大勢だと些か気味が悪くなる。
我家の庭木程度では椋鳥の大群がやって来ることはないが、彼らがやって来るとその鳴き声と羽音に圧倒されて窓を閉め切って去るのを待つしかなくなる。
黒猫椿は、家族になって家に住み始め六日であるが、すっかり家の中になれて、先輩の白猫雫と追いかけっこを始めるようになった。
お犬様は、被害に遭わぬようにと机の下に入ったきり出てこようとしない。
さわらぬ神に祟りなし、とジッとしている。
(ヒロ爺26,081日)
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ヒロ爺

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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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