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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

気がつけば十月が終わり明日からは霜降の月

改めて今日を見ると、もう十月が終わりなのかとビックリである。
明日からは霜降の月となる。
小生の今年の大きな予定は残すところひとつとなった。
11月9日にギター文化館のコンサートシリーズとして、北海道の若きギタリスト亀岡三典君と「ギターと詩の朗読コンサート」を行うことになっている。それが終わると、今年の大きなイベントは終わり。後はお猫様とお犬様の三人で炬燵に寝ったり寝ったりで来年を迎えようかと考えている。
寝ったりに飽きたら、庭の花壇などに春支度の肥料などを入れて養生をさせるだけ。
10時半~2時半までは縁側廊下の陽だまりに座布団を敷いて川の字寝ったり。
夕食は鍋を褒める。
この冬は平和すぎる越冬をしよう。
(ヒロ爺)
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牛蒡鍋に秋の深まりをおもう

寒さが増してきた所為もあってこのところ毎日鍋に舌鼓を打っている。
昨日は鳥鍋、今日は豚バラの牛蒡鍋。
明日はキムチ鍋にでもしてやろうかと思っている。
大根、白菜、キャベツ、ニラ、水菜、ネギなどの野菜にキノコ類、豆腐・・・等々。魚介類、鶏肉、豚肉等を主材にして水炊きから各種出汁を組み合わると一月毎日日替わりに作っても一か月では終わらない。
血糖値のために炭水化物を控えなければならないので、鍋料理はそれには最適である。
満腹に食べても野菜が中心になるので良く腹が空く。
秋から冬は食べることが楽しい季節である。
お猫様お犬様には葱類が入るのでお相伴させるわけにはいかないが、前もって肉類をボイルしておいて鍋からとった振りして与えると、お犬様なんかは鍋は自分も一緒に参加できると思ってしまっているようである。
お猫様もお犬様も太り気味なので秋は気をつけねばなるまい。
しかし、秋とは美味しい季節である。
(ヒロ爺)
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午後の陽をうけて五日月青の空に融けてほの白く

五日月なんて言い方があるのだろうか。
午後三時、庭椅子に腰かけ空を見上げたら、頭上の真っ青な空に三日月ではなく五日月が空に融ける様に白く浮かんでいた。未だ夕前なので地上の明るさのため光が頼りなく青の空に融け込まれそうに頼りなさ気な白の明かりを点していた。
四時過ぎに月が気になって外に出てみると、うっすらと夕焼けた空に、今度はかなりはっきりとした白い明りになっていた。
今日は一日雲一つない晴天であったが、ノッペラとしているようで決してノッペリではなく、刻々と空の色が変化している。
昼に暖かと思っていた風が三時にはもうかなり冷たくなっている。それに伴って風景も赤い日差しを受け寒い色に変化してくる。
傍から見ていると、庭椅子に腰かけたままぽかんと空を眺めている小生は呆けた爺さんに見えるのかもしれない。
網戸越しにお犬様が自分も庭に出たいと催促の声をする。
網戸を開けるとお猫様までもが庭に出てくる。
狭い庭をお猫様を先頭にお犬様そして小生と一列に並んでグルグル回る。
お犬様の尻尾がブンブン振られるので、ご機嫌なんだろう。
お猫様が立ち止まると全員立ち止まる。
ピンと立てたお猫様の尻尾がしなやかに振られる。
お猫様もご満足なようである。
平和、平和。
(ヒロ爺)
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美事なる三日月に息絶え絶えの虫の声

今夜は冷え込みそう。
お猫様は早々と床暖房のシンデレラ城に籠られて居る。
お犬様は小生の膝掛け毛布の上に丸くなって鼾をかいている。
11月に入ったら炬燵を出さなければと思うが、今年はお猫様とお犬様に炬燵を占領されそうである。
お猫様が炬燵に丸くなるのは分かるが、我が家族になって三度目の冬を迎えるお犬様はホームレスの時のことはすっかり忘れ大先輩のお猫様に倣ってすっかり猫化して、あったか大好きになってしまった。
外の風はかなり冷たくなっており、床下に鳴く蟋蟀の声は弱々しい。
時々草叢の虫が鳴いているが息絶え絶えの感じがする。
だが雄は息絶え絶えであっても命ある限り鳴き続けなければならないようである。
小生も男なら恋を求めて鳴き続けなければならないのだろうな。
今夜確り休んで鳴くのは明日から…なんてことを言っているようでは駄目だな。
(ヒロ爺)
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地震雷が来て夕時雨れ待つ

短かったが体感的には大きな揺れを感じた地震。
夕方になって激しい雷が数回響き渡る。
秋も深まる夕時雨れかと思ったが、雨は降らなかった。
この季節の時雨を初時雨と呼ぶそうであるが、
小生はひたすら死暮れに向かっての道を歩みながら今を愉しみ、喜びを呟いている。
暮らしやすい陽気の所為であろうか、お猫様もお犬様も良く食べる。
天高く皆肥ゆる秋、である。
小生も先月低血糖で倒れてから、薬を変えたら太りだしてしまった。
お猫様と小生は太らぬ体質と思っていたが、今年は全員で肥ゆる秋を愉しんでいる。
明日の朝は冷えそうだと天気予報で言っていた。
そうか、ならば明日は鍋を褒めるとしよう。
(ヒロ爺)
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何もしていぬに何と忙しい一日か 虫の声気にかかる

何もやることが無い筈なのに、一日の何と忙しい事か。
朝五時にお犬様の散歩に出る。
帰って来てコーヒーを淹れ、新聞を読む。
お犬様にせかされて朝食。
洗濯物を干し、お猫様、お犬様に朝のブラッシング。
家の掃除。
やっとこ机に座りメール等の確認。
ややッ、もう昼だ。
・・・てな調子で昼寝の時間もない。なんて馬鹿げたことか。だがこれが日常。
慌ただしい一日を思っているうちにもう夕方のお犬様の散歩。
そして夕食の準備。夕食、片付け、風呂・・・もうお休みタイムである。
何てこった。
これが日々平安と言うやつなのか・・・。
(ヒロ爺)
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初夏の温もりに瀕死の鳴き虫息を吹き返して

今日も初夏の温かさ。三日前には瀕死の状態で声していた虫が、息を吹き返し夕方前からコロロリンリンと鳴いている。
太っちょの蜥蜴は今日も顔を見せた。本当に明日にも産卵しそうなお腹であるが、まさか今時分に産卵はないだろう。
肥満の蜥蜴に違いない。
秋の赤い日差しの中、足長蜂が群れ飛んでいる。
そう言えば、近年この足長蜂の姿が随分少なくなったように思う。
屋根の瓦の下に何個もの巣をかけ、育った蜂どもがブンブン飛んでいたのであったが、今年は屋根には一個の巣もない。
どうしたのだろうか。夏にはスズメバチが何処ぞに巣を作りたいとブ~ンと恐怖の音を立てて飛び回っていたが、そんなことも関係しているのだろうか。
お猫様もお犬様も陽だまりに寝ったりを貪って爺の相手をしてくれない。
良いさ蜥蜴とお話しするから、と拗ねて見せる。
長閑な秋の午後。泰平也。
(ヒロ爺)
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晴れ晴れ秋日和 肥え過ぎの蜥蜴のったり

素晴らしく晴れわたった満点の秋日和。
洗濯物は良く乾き、庭の陽だまりに腰を下ろしてお犬様と日向ぼっこ。
照りつける太陽は暑いが風はひんやり乾いて流れており、申し分のない「お庭で寝ったり」。
お犬様も足元に寝そべってご満悦。
シャンプーしたての良い香りがする。
前足に顎を載せて半眼にとろんとしている。
お犬様の鼻先に太っちょの蜥蜴がノッタリと現れ通り過ぎようとする。
蜥蜴にしては余りにも緩慢な足運びで笑ってしまう。
お犬様の目にも映っているのだろうが全く反応しない。
お犬様もかなりの肥満体。蜥蜴も卵でも産むのかと思ってしまうほどの太鼓腹。
そう言えば最近お猫様も少し太り始めた。もともとスラリとした綺麗な体型なのだけれど、お腹のあたりがややたるみ始めている。
太りすぎると長生きしないぞ、と声をかけても「足りニャーい」と追加催促に来る。
お猫様も一緒に寝ったりしていたら肥満の蜥蜴はパンチに仕留められてしまうだろうが、トカゲも良く解っているようだ。お犬様をチラリ見ながらも足を速めない処を見ると、こいつならf大丈夫、と思っているのだろう。
毎日がこんな長閑で呑気な午後であるならば少々ボケが来てもただただ平安であろう。
(ヒロ爺)
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パラつく雨に鳴く虫の一人哀れ

朝から雨がパラりパラり落ちている。
お犬様にシャンプーをしたいのだがどうするかと迷っていると、雨も止む気配。
慌ててお犬様にシャンプーをしてやる。
庭でドライヤーをかけていると、どう間違えたのか虫が一匹リリリ・・・と力なく鳴きはじめた。
息も絶え絶えだったのに、一寸雲の隙間が出来て日が射したものだから風前のともし火に急に息を吹き返したのだろうか。何となく哀れになり、思わずもう諦めろ、と声してしまった。
お犬様はドライヤーの温かい風にドタリト寝そべり、鼾をかき始める始末。
ドライヤーの音にもすっかり慣れて、毛が乾いていくに連れて睡魔が襲ってくるらしい。
一人力なく鳴く虫とは全く対照的な姿である。
これまでの犬生で、安静があることを知ったのはわずか一年ほど前からである。
我家の家族になって3年半になるが、やっと自分の居場所のあることを覚えたようである。
乾いた毛からは良い香りが立っている。
陽だまりのできない本日、お猫様はシンデレラ城から出てこようとしない。
フワフワ、サラサラになった体を自慢でもしたいのかお犬様、シンデレラ城を覗き込むが、お猫様は全く無視。
無視されてもお犬様は何度も何度も覗き込みに行く。
日に日に寒さが強まって来るが、我が家は太平なり。
(ヒロ爺)
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冷たい雨 今夜は鍋にしようと蟋蟀鳴いた

朝五時。お犬様のお散歩に出る。
ちょっと寒いかな、と感じた程度だったが一日気温がこのままだった。
北海道では氷点下五℃なんて所もあったそうな。
大降りの雨ではないが一日降っていた。それで気温を上げなかったのだろう。
庇の下に雨を避けブラッシングしていると午前8時だというのに蟋蟀が途切れ途切れに鳴いていた。
その声を聞いて夕飯は鍋にしようと思ってしまった。
夕飯の鍋は大正解であった。
蟋蟀の声につられて鍋と言う経験を初めてした。
昼寝座布団でひと眠りと思っていたら、お犬様がすかさずやって来て、半分占拠される。仕方なく枕代わりにさせてもらい膝掛け毛布をひっかぶったら今度はお猫様が毛布の中に潜り込んでくる。三人で変な川の字に寝ったり。
明日もこんな陽気だったら炬燵でも出そうかな。
そうしたら一日三人で寝ったりになってしまうな。
(ヒロ爺)
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トロリとろける洋梨の甘さと蟋蟀の声

洋梨のとろける甘さを楽しみながら、庭に耳を澄ますと蟋蟀の声が物悲しく聞こえてきた。
微かな酸味を秘めた甘すぎる果汁は、明日は死暮れと鳴く蟋蟀の声にあまりにもマッチしすぎて感傷的になってしまう。
今鳴いている蟋蟀は小型の蟋蟀なのだろう。声がちょっと甲高く、しかし何処か丸みのある声である。
もう少し秋が深まってくるとコロコロと聞こえるやや大型の蟋蟀が鳴きだす。
子の声をきくと、ああ虫達は皆土に還ったのかと納得させられる。
何でこんな風に感じてしまうのだろうか。
お猫様のシンデレラ城の横にお犬様用に座布団を置いてやると早速やって来て、シンデレラ城の入り国が見えるように横になる。お猫様、入口から顔をだし、お犬様をスンスンと嗅ぎ回し城の奥に引っ込んでしまう。
いきなりパンチを食らわさなくなったところを見ると、同居人と認めたのだろう。
しかし、お犬様がそれでいい気になって入り口に顔を入れようものなら強烈なパンチを見舞われてしまう。
お犬様も心得ていてちょっと顔を傾けて覗き込むだけ。
平和の距離を確り保っている。
我が家は平和だ。
(ヒロ爺)
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暖かい秋日和 蚊の奴元気に刺しに来る

午後の2時過ぎまでは暖か過ぎる秋日和。
お猫様もお犬様も縁側の陽だまりに朝から寝ている。
遊ぼうと呼んでも庭に出てこようとしない。
仕方がない、一人草むしりなどに精を出す。
ちょっと早いかな、等と思いながら植木鉢に土を盛りチューリップの球根を埋める。
本当は少しの間冷蔵庫に入れておくと直ぐに芽をだし花を咲かせるのだが、それはしなかった。
鉢植えに枯葉などで作った自家製腐葉土をたっぷり入れたのだが、腐葉土を掘り返すと居るわ居るわ虫の幼虫が。
虫に詳しくないので何の幼虫だかわからないが、春になると成虫になって野菜を食い荒らすのだろうな。
幼虫が沢山いるからと言って殺虫剤を撒くつもりはない。
庭の雑草達もお犬様のオシッコを栄養にしてすくすく育っている。
秋も深まって来たというに引っこ抜いても引っこ抜いても生えてくる。
逞しいものだ。
(ヒロ爺)
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虫の声は蟋蟀 秋寒むの風と星は天高く

秋も深まり朝晩の寒さも随分と厳しくなって来た。
今年は早めの霜が降りるのかもしれない。
我が家の庭もバッタが行き倒れ、夜の虫は縁の下の蟋蟀だけになって来た。
お猫様は陽だまりのハンモックか床暖房の効いたシンデレラ城に居どころを定めてしまったようである。
お犬様もお猫様に倣ってか、昼間から毛布マットに丸まっている。
お前は犬だぞ、と声をかけても聞こえぬふり。
おやつ食べようかな、には即反応して傍に寄ってくる。
天高く犬も肥える秋。
(ヒロ爺)
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日溜りにクネクネ小毛虫が這って来た

雲一つない秋の晴天。
日溜りの椅子に腰かけ、ボヤっと日向ぼっこ。
お猫様もお犬様も廊下の陽だまりの方がお気に入りのようで、呼んでも庭に出てこない。
庭の陽だまりにはトカゲ達がゾロゾロお出まして日向ぼっこしている。
動かぬトカゲのそばを蝶だか蛾だかの幼虫がクネクネクネクネ這っている。
トカゲがそれに反応するかと思ったが全く無視。首一つ回そうとしない。
小毛虫だけどこれはトカゲの餌にはならないようである。
庭の草草が枯れていく中で、椿の花が今日は三輪咲いている。
ピンク色の八重の椿で、小生あまり好きな花ではないが、皆が枯れていく中で、ピンクの花はひときわ目立っている。
今夜は放射冷却で気温は下がってくるのだろうな。
今夜は夏掛け布団に毛布を一枚追加しないといけないだろう。
毛布を出すとお猫様が必ずやって来て一緒に寝ようとする。
一緒に寝るのは構わないが、腹の所にピッタリへばりつくように寝るので、寝返りが打てなくなる。
朝起きると首が痛くなっている。
明け方にはお犬様が小生の足を枕に朝寝しにやって来る。
寒さがやって来るとなかなかのんびり体を伸ばして寝る事が出来なくなる。
だが、お猫様もお犬様もやって来ない夜は何となく寒々しく深い眠りがつくれない。
三人三様に勝手を思っているのだろうな。
本日も平安。
(ヒロ爺)
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ポカポカ陽気に蜥蜴日向ぼっこ

良く晴れわたった一日。秋の日差しが照りつけるところは、真夏の温かさ。違うのが風が秋の冷たさと爽やかさ。
日溜りに椅子を出して日向ぼっこをしていたら、トカゲが何匹もやって来て一緒に日向ぼっこを始める。
お犬様は目だけを反応させてトカゲ達を追っている。
トカゲが立ち止まって日向ぼっこを始めた処へやっとの足取りで緑色の機織り姫(バッタ)がやって来て日向ぼっこに仲間入りした。トカゲも全く無視している。この機織り姫、昨晩までは一生懸命鳴いていたに違いない。しかし、朝方の冷え込みですっかり弱ってしまい、恐らく今夜には枯葉の間に永眠してしまうのだろう。
今、窓の外に啼いている虫は全て蟋蟀。
鈴虫も土に還ったのだろう。
日溜りにぬくぬくとしているうちについ寝てしまう。しかし、眠った途端風が冷たく吹いて起されてしまった。
すっかり秋になった。
(ヒロ爺)
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一個のルフランの香に家中が支配され

新種のルフランが出ていたので一個買ってきた。
袋から出しテーブルに置いたら、それこそ一瞬のうちに甘い香が家を占拠してしまった。
お犬様までもが初めての臭いに興味津々で鼻を寄せてくる。
お犬様の様子を見てお猫様までもがスンスンしにやってきた。
それにしてもフルーツの香と言うのは凄いものだ。
夕食後早速食してみたが、ちょっと早すぎたが十分過ぎる甘さと香りを楽しむ事が出来た。
先週から新米に変えたが、お米ってこんなに美味しかったかと炭水化物の撮り過ぎが心配になる。
天高く馬肥ゆる…とはいうが本当に秋は嬉しい季節である。
今日は薄着でいると家の中でも寒さを感じた。
もうそろそろ鍋の季節である。
糖尿病でカロリー制限はあるが、食べ物の美味い季節は生きている喜びが何倍にも膨らむ。
そういえばお猫様もお犬様も秋になって益々の食欲。
食っては寝、喰っては寝。
我が家は泰平也。
(ヒロ爺)
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雨降って風冷たく椿花

一雨ずつ寒さ増して冬来る、そんな感じのする今日一日であった。
昨日はまるで夏日のような温かさであったのに今日は雨降って風冷たくであった。
お猫様は床暖房のシンデレラ城から一日出てこない。
時々気になって城を覗くと、小生の顔を見るなりファ~と大欠伸してみせる。
お犬様もハウスの毛布にくるまって寝ったり寝ったり。
真冬になったら隙間だらけの我が家どうする気だろうか。
お猫様、お犬様炬燵に潜り込んだまま出てこないのかな。
小雨の庭を眺めていたが、今日は流石に子トカゲ達は競争していなかった。
その代り椿の花が一輪増えていた。
午前中雨の降る前にと本屋をのぞきに行ってまたまた余計な本を買い込んでしまった。
冬になったら炬燵に寝転がって寝ったり&読書でもするか。
(ヒロ爺)
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自然災害も避けて過ぎるか常世の国

常世の国か、と言われたこの地、自然災害も避けて通るらしい。
ここに越してきて15年になるが、自然災害らしい災害にあったことが無い。
常陸国風土記の冒頭に、常世の国と呼ばれる地があると言うが、この地が当に常世の国に違いない、と言わしめた処であるが本当にその通りだと思う。
昨夜も大型台風と言われながら、この地を避けてスイスイと東北へ行ってしまった。
そんな土地柄の所為か人間性が些か退化し、我欲のみが突っ張り人間としての危機感を何処かに置き忘れたかような所である。そんなことを言うと嫌われるだろうが、正直言って我欲ばかりが大きいくせいに危機感のさっぱい持てない幼児性の強い地のようである。
こんな足元のゴミを突き始めると限がなくなるので止めるが、自然環境としては当に常世の国なのであるが、「名門という微温湯に育った者の堪えの緒の緩く…」でもあるのが寂しい限りである。堪えの緒も緩く、とは我慢が足りないと言う事と同時に、熟慮する事が出来ないという意味にもなるのであるが、もったいないことである。
今日は一寸ばかり何時もとは側面を変えて、お猫様、お犬様はお休みの日。
イヤイヤ本日台風一過の爽やか陽気にお二人は朝から寝ったり寝ったり、夜になっても寝ったり寝ったり。
今日も我が家は太平。
(ヒロ爺)
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雨戸鳴らす大型台風 虫の声はなく

大型台風の警戒情報が町内のスピーカーに流れる。
大きな被害が無ければいいが。
お猫様もお犬様も今日は一日温和なしい。台風が来ることを予知しているのだろうか。
お犬様の夕方散歩は、雨の降る前にと早めに出かける。
我が家はまだ八時だというに小生以外皆もう寝ている。
お猫様は暖房完備のシンデレラ城に一人ぬくぬく。
お犬様は我が奥方様の布団に鼾をかいて寝てござる。
台風は明け方には抜けていきそうである。
全員が寝ているかと思うとこちらもつられて眠くなってくる。だがもう少しやる事があるので寝るわけにはいかない。
大型台風もなんのその、我が家は何時もの通りの太平である。
(ヒロ爺)
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柿を喰って昼寝する秋日和

柿を喰って、お猫様お犬様と川の字になって昼寝するが、大型台風の襲来の所為か秋日和とは言えない曇り空。
庭の菜園の柵など綺麗に片付けをしたら、意外に広い庭だと驚いてしまった。広いといっても50坪程の庭だから実際には広くはない。
お犬様の侵入防止の縄張りも片付けたので、お犬様は大喜びで菜園をほじくり返す。
先日綺麗にシャンプーをしてあげたのに、菜園に穴を掘り砂浴びを始めてしまった。
叱るわけにもいかずブラシと濡れタオルを用意して遊び終わるのを待つ。
広くなった庭を見てお猫様も頻繁に庭に出せと言ってくる。
お猫様までもが土浴びを始めたら叶わないと思ったが、流石にお猫様は土浴びなどは好きではなさそうで助かった。
三人で一しきり庭に遊び、あとは川の字昼寝である。
これで秋の日が射し込んできてくれたら言う事ないのだけれど、眠ってしまえばそれも関係ない。
三人で寝ったり寝ったり。
本日も我が家は平安なり。
(ヒロ爺)
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椿花二つ三つ咲いてカマキリ鎌を振り上げる

お犬様、車に乗るのが大好きで、車のキーを取る音を聞くと爆睡していても飛び起きやって来る。
最近では長時間車の中で待たせない時には、出来るだけ一緒に連れて出ることにしている。
今日は、午前中は会報「ふるさと風」の印刷日だったので連れて出る事が出来なかった。
一時過ぎに家に戻ると、拗ねて出迎えに出てこなかった。
寝てる所へ行って「お留守番、お利巧だったね」と良い子良い子してあげてもそっけないそぶりをする。
出来上がった会報を直ぐに届けなければいけないところがあったので、一休みした後、「愛々さんお出かけする?」と声をかけた途端、すっ飛んできて高い鼻声で「行く、行く、行く!」と大騒ぎするのであった。
その様子をお猫様、キャットポールの上から見下ろし、お前馬鹿かとミューと鳴く。
小一時間一緒にドライブしたものだから、態度がコロッとかわり、車から降りるとタンタランダンスをするのであった。
息子が未だ三歳ぐらいの頃、車で仕事に出る度近所を一回りさせられたことを思い出した。
家族と言うのは子供も犬も猫も皆同じ行動をするものだと改めて感心させられた。
本日も我が家は平和である。
(ヒロ爺)
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子蜥蜴三匹 秋の運動会 椿の花咲いた

今日はお犬様にシャンプーをしてやる。
お犬様にシャンプーするよ、と声をかけると、先ず反応するのがお猫様である。
サッとキャットポールのてっぺんに上がり、「私しゃいいから」と小生を見下ろすのである。
最近では年に一度シャンプーをするかどうかの頻度なのであるが、お猫様もご高齢で代謝機能が老化し、殆ど臭う事もない。それに毎日のブラッシングの時に固く絞ったタオルで拭いてあげているのでそれだけで十分のようである。
強制して嫌な思いをさせたわけではないが、お猫様には全身を濡らされるのが嫌なようである。
それとドライヤーでの乾燥が不快なようである。
それに引き替えお犬様はお風呂に連れて行かれるのが嫌で逃げ回るのであるが、捕まえて抱っこして風呂へ行くともうすっかり覚悟して、ベビーバスに張った湯につかってウットリこんと目をつぶる。
今日は暑すぎる陽気だったので、毛の乾燥も捗り、乾かし終わると水を飲み、そのまま爆睡昼寝に入ってしまい夕方まで起きてこなかった。
お猫様は、シャンプーの支度が確り片付けられると、タワーの上から降りてきて膝に乗っかり甘えるのである。
明日の「ふるさと風」の印刷のための編集が終わったのは午後四時。
三十分ほど昼寝をする。
四時半になるとお犬様が起きてきてお散歩ですよ、と手で肩を叩き起こされてしまった。
庭で三匹の子蜥蜴がまるで競争しているかのように椿の木の下を走り回っている。
椿の枝に一輪花が開いて秋風に吹かれている。
我が家は太平なり。
(ヒロ爺)
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元気をもらった苦瓜の切断式にカマキリ一人

今日は定期診察日。投薬変更で低血糖避けられるか期待したいところである。
夏に元気をくれた苦瓜、今日最後の二本を収穫し、木のように固くなった根元を切断した。
蔓なのでドサッと崩れ落ちることはないのだけれど黄色くなっていた葉が見る見るうちに萎んでいった。
着られた茎からは水がぽたぽた滴り落ちる。こんな勢いで垂れるのだからゴーヤが一日10センチも伸びるのは当然だ。
枯れた葉の間から黄色の花がこちらを見つめている。
細い首の先に咲く黄色い花は、何度見ても渡辺淳一の小説に出てくる女性を思わせる。
その花の奥に一匹のカマキリがとまっていた。
ゴーヤの蔓に卵を産み付けたのかと探してみたが、産卵は未だのようだ。
それでカマキリに声をかけてやった。
「悪いが明日はこの蔓片付けるから、産卵するならほかの所へ行きな」
動かずジッとしていたカマキリ、声が聞こえたのかのっそりと移動し始めた。
狭い庭も一生懸命に生きている。
(ヒロ爺)
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まん丸黄金お月さん 光陰ってブラッドムーン

皆既月食をブラッドムーンと言うのだそうだ。
5時過ぎに赤みを帯びた黄金の月は素晴らしいものだったが、皆既月食になった月はブラッドムーンとは呼び難い唯暗くなった月である。ただ三日月形に欠け残っている部分の冴えた光は美事な輝きである。
今日も一日爽やかな風が吹き、気分は快快。お猫様もお犬様もひたすら寝ったり寝ったり。
ついでに小生も寝ったり。
快適な微風に微睡んでいると突然の電話。出てみると、明日の診察時間を1時間早めてほしいという。
朝7時半からの診察である。
なんてこった。
まん丸お月さんも見たし、今夜は早く寝よう。
朝5時にはお犬様の散歩だし、明日は朝から忙しいことだ。
(ヒロ爺)
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満月 夕日を映して黄金色

夕方5時少し前。お犬様の散歩を終えて、庭椅子に腰かけていたら、枯れ始めた梅の枝の間から金赤に輝く月が顔を見せていた。正しく百万ドルの月の笑顔である。しばし見とれてしまった。
ボーッとしている小生にお犬様早く足を洗って「アウッ!」と吠える。
お犬様に声をかけられるまで唯々黄金色の月に見とれていた。
こんなに美しい月を見ていると明日はきっと良い事があるように思えてくるから不思議である。
爽やかな清々しい一日であった。
お猫様もハンモックにお日様が照りつけご満足に寝てござった。
台風明けの秋の一日、我が家は太平なり。
(ヒロ爺)
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野分去り陽のまだ高くも虫達声震わせて

短時間であったが良く降りました。
彼方此方に見かけぬ池が出現。
雨合羽を着て散歩に出たお犬様も突然現れた池にビックリして直ぐに帰ろうという。
昼には日が射し始めて、湿度が一気に上がる。
3時過ぎに庭に出ると、虫達が日暮れを待たずもう鳴きはじめていた。
一つ台風が過ぎると朝夕急に気温が下がるようになるので、それを知ってか虫達は日暮れを待つなどのゆとりを失ってしまったのだろう。
同じ進路をたどりそうな台風がもう続いて来ているのだそうだ。
これからはどんどん寒さを増していくのだろう。
そろそろ冬支度を始めないといけないかな。
何もしていないのに時だけがどんどん移ろっていくようだ。
今週はちょっと尻に火が着くような気配。
やる事をサッサと片付けねば。
(ヒロ爺)
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大型台風がやって来た 最後の苦瓜苦い顔して

朝から雨。
午後から夕方にかけて少しづつ振りが強くなって来た。
今はかなり強く雨音を立てている。
雨の所為か気温がぐんと低目。お猫様のシンデレラ城にヒーターを入れてやる。
夏の間はシンデレラ城に入るのを嫌がっていたのであるが、室内のヒーターONのランプを見た途端城の中に入って行く。一日城の中である。お犬様も自分のハウスに布団を敷いてお猫様に倣って一日寝てござる。
夫々が自分の城に入って寝ているので小生も見習って、膝掛け毛布を掛けて寝ったりの休日。
(ヒロ爺)
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金木犀の花びら絨毯を踏んで子蜥蜴チョロ

金柑色が地面を丸~るく染めている。
金木犀の木をちょっと触るだけでパラパラと花弁が落ちる。
今日が最後ですと言わんばかりに強い匂いを振りまいて、花弁を散らしている。
金柑色に染まった地面を蜥蜴の子が一匹チョロリと現れ絨毯の上を駆け抜けていった。
どう表現したらいいのか言葉が見当たらない素敵な出来事であった。
狭い庭であるが毎日毎日よくも驚きを与えてくれることか。
素晴らしい。
狭い庭だけど広く大きな世界がある。
お猫様、お犬様は相変わらず寝ったり寝ったりである。
明日あたりから台風の影響で天気が崩れるという。
大型台風と言うが、静かに過ぎてもらいたいものである。
(ヒロ爺)
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そんなに急がなくても明日があるじゃないか

真夏に戻ったかのような暑い一日。陽が落ち始めると早々と虫達が金切声をあげて叫び始める。
「この里山にはもう誰もいないのですか!」と。
大型台風が接近し始めていることを知っているのだろうか、まるで今夜しか命の火が無いような鳴き方である。
今けたたましく鳴いている鈴虫は、相手が見つかれば明日は喰われてしまうというに今日を焦って大声に啼いている。
庭のゴーヤの蔓を引っ込む居てやろうと思っているが、朝晩の冷え込みにもめげずまだ実をつけているのでなかなか抜けないでいる。もうすっかり葉は黄色くなっているのに、まだ細い首を長く伸ばした黄色の花が風に揺れて開いている。
日曜か月曜かには台風が直撃するか否かは別にやってくる。
台風が吹き抜けて行ったらいっぺんに寒さがやって来るだろう
庭の虫達、そのことを良く解っているようである。
今日は真夏日だったのに庭にトカゲの姿が見えなかった。
彼等の出没も良く解らない。
お猫様とお犬様は唯々寝ったりの一日である。
(ヒロ爺)
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気がつけば金木犀の花が散って秋深く

数日前から金木犀が甘い風を吹かせていたが、今日はかなりの花が散って地面を黄金色に染めていた。
今日は朝から定期検査。胸部レントゲンから心臓超音波検査・・・・・いろいろやらされて最後に自転車こぎをやらされた。
若い女性の検査技師に、先週末に低血糖で救急車で運ばれたのに、今自転車など漕いだらまたぶっ倒れるぞ。と言ってやったら「エエッ!!!」と大声を上げられた。
今朝は諸々検査があるので、確りと食事をとって来たので先ず低血糖になることはない筈である。が、あちこち検査に回され最後に自転車漕ぎときたものだから、一寸ばかり驚かしてみたくなったのである。カルテをよく見ればわかる筈なのであるが何も見ていないようである。
10分程度の自転車漕ぎではあるが1分間に50回転以上で漕がなければならないのである。7分ぐらいまでは快調であったが8分過ぎたあたりから、猛烈な疲労が押し寄せてきた。残りの1分30秒が実に実に大変で、本当に倒れるのではないかと思う程であった。ペダルが時間とともに重くなるのである。心拍数が127以上にならなければいけないのだそうだ。完璧に息が上がっているのに心拍数はまだ120に届かない。どうなる事かと思ったが無事終了できた。
予定よりも大きく時間がかかり、帰りが遅くなってしまったものだからお犬様はすっかり萎んでしまい、楽しそうなことを言っても乗ってこない。代わりにお猫様がやって来て、長い長いスリスリをやってくれるのだが、正直些かウザったい。でも嫌な顔も出来ず、お猫様の納得のいくまで顎鬚にスリスリをやらせてあげる。
(ヒロ爺)
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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