朝から蒸し暑く、不快指数マックスの今日一日。
お猫様、お犬様、爺はぐったり。その中で、元気者が現れた。
昨日、瀕死の状態で保護したカブト虫、何とビックリ朝にはすっかり体力を回復し元気に這い回っていた。
昨夜、ふとメイプルシロップは樹液からとるのだからカブト虫に良いのではないかと、脱脂綿にたっぷりと含ませ入れておいたのである。スイカ、砂糖シロップ、メイプルシロップ。何が元気の素になったのかは分からないが、すっかり元気を取り戻していた。内羽も確りと畳み込まれて色つやも心なしか強くなっている。
これなら隣の坊やにあげても大丈夫と、早速持って行ってあげた。
この数日間の暑さにコキアがバタバタと枯れ、今日数えたら十一本だった。
秋深まると真っ赤に色づくのに、茶色に枯れてしまった。庭の一角をコキア畑にしてやろうと思っていたのであるが、十本も枯れてしまうと斑になってしまう。この暑さが続くと未だ枯れてしまいそうである。明日は日傘をさしてやろう。
苦瓜が突然大きく成りだした。今日は15~16センチになっていた。この調子だと明日は20㎝を超す大きさに成長するだろう。
今週末には捥いで食べられるかもしれない。
それにしても苦瓜の黄花は良い女を表している。
(ヒロ爺)
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朝露の中に瀕死状態のカブト虫を見つけた。
飛んでいて何かに衝突でもしたのだろうか、内羽を上手く畳めないで鎧羽からはみ出ている。
枯れた葉や小枝を敷いた箱ベッドにシロップをたっぷりと含ませた綿を置いて机の下の暗い所に置いておく。
午後に見た時はダメかなと思ったが、つい先ほど覗いてみたら、羽もちゃんと畳んで幾分元気を取り戻してきたようだ。
お猫様もお犬様も何だそれはと臭いを嗅ぎに来ていたが、今はもうすっかり住人として認めているようだ。
今日も昨日ほどではないが晴れていても風は乾いていて爽やかであった。
月末で会報の編集で忙しいのだが、あと二日あるからと呑気ぶっているが、本を読んでいても何をしていても落ち着かない。取り敢えず、集まった原稿はざっと組み込み、後は20ページに収める調整だけであるが、ちょっとした隙間を埋める文章がなかなか厄介な作業である。ページ合わせのための文章なのでちょっと入れ込んで書くと長くなってしまうし、何処でやめても良いような話でまとめると数行足りなくなったりしてしまう。こんなことを初めてこの9月号で100ヶ月になる。8年と4ヶ月である。10年間は小生の責任で発行作業をやるつもりでいるが、正直疲れてきた。
まあ最低10年と決めて始めたのだから、そこまではやらなければなるまい。
明日には何とか終わらせたいものである。
(ヒロ爺)
気温は高いが湿度のないカラリとした陽気の一日であった。
庭の椅子に腰を下ろしてぼんやり苦瓜の黄花を眺めていると熱線に打たれて汗ばんでくる。
しかし、吹き抜けてくる風はカラリとしていて気持ちが良い。
体内から絞り出されてくる汗をサッサッ~と吹き流すように蒸発させ燃える体を冷やしてくれる。
そんなことを愉しんでいると、照りつける太陽の下を子トカゲが駆けてくる。そして小生の椅子に腰かけて出来ている日陰にきてツンと立ち止まる。太陽の熱波を逃れてやっとこ日陰にたどり着いた風であった。
体長4センチ程の可愛い奴だ。
窓を開け放ち、扇風機だけでも快適睡眠が得られるらしく一緒に庭に出ようとしないお犬様。
お猫様も今日はクーラーをつけていないので小生の椅子に丸くなって寝ている。
寝ったり、寝ったりの午後である。
久しぶりに…平安ですねえー。良いお日和です。
良く冷えた黄金トマトを齧りながら小生もチョットひと眠り。
(ヒロ爺)
今日は爽やかな風の流れる嬉しい一日であった。
術後の友のお見舞いに行ってきた。
予想以上に元気な様子で安心した。食事の食べっぷりも入院前と変わらない。
今週中には退院できるかもしれないという。
だが慌てることはあるまい。仕事は溜まるかもしれないが、「明日やればいいじゃないか」を言っても許される歳だ。
明日が無くなってしまうわけじゃないのだから、この時とばかりに少し入院を伸ばして寝てても良いのでは…。
苦瓜の花を褒めに行ったら、目の前に小さな瓜が勝ち誇ったかのようにぶら下がっていた。
見る見るうちに成長するのだろう。このところオクラの実を毎日5~6本収穫できている。
オクラの成長も早く、朝見回った時には、もう一日ぐらい大丈夫だといえるような有様ではなかったろうか。
このところ毎日庭の子トカゲが出て来て走り回っている。もう間もなく大人サイズのトカゲになるのだろうと思うと掌に捕まえ、頬ずりをしてやりたくなる。・・・まあ、捕まえるのは容易なことではない
朝から猛烈な暑さ。
地面から照り返す熱波が部屋を照射。
日除けのシートが張ってあるのだが、シートの隙間をついて熱波が攻めてくる。
堪らず照り返しの大きい所の雨戸を閉める。
熱波を遮断すると漸くエアコンが効き始めた。
3時過ぎ、天がにわかに曇り、雨が落ち始めてきた。ザッ~と一雨来てくれると助かると思ったが、雷雨は我が家を避けて過ぎて行ってしまった。それでも風が急に冷たくなり、吹き抜けるようになった。
雨が降りそうにないので、雨戸を開け放ち、風を入れる。
この天気いつまで続くのだろうか。明日は少し崩れそうな予報が出ているが果たしてどうなるか。
今朝など、朝日が入り込み始めた6時過ぎから、部屋の温度は30℃近くを指示していた。
これでは寝ていて熱中症になってしまう。
隣家のオール電化工事の職人さん、たまんねー、たまんねー…を連発していた。
今夜一雨欲しいなー。
エアコン嫌いのお猫様も、さすがに今日は暑かったとみえて、お犬様に並んでエアコンの冷気の吹き出す下に寝そべっていた。お猫様は一度、熱中症で点滴を打ったのだから、熱いと思ったらすぐに出ておいで。
(ヒロ爺)
熱い。
今日も一日猛烈な暑さ。
この暑さの中、心涼ませてくれるのが黄色の花。苦瓜とオクラ。
真夏の早朝の楽しみといえば、夜露を花びらに弾いて涼やかな笑顔を見せてくれるオクラの花。
今年はそのオクラの花に苦瓜の花が加わった。
胡瓜の黄花には心奪われることはなかったが、苦瓜の黄花は浴衣姿の女性が想われる。
苦瓜の黄花に渡辺淳一の描く女性が思い起こされ、とにかく片っ端から読んでやろうと悪癖に捕まってしまった。
上手なエアコンの使い方を見ていたら、点けたり消したりするよりは点けっぱなしの方が消費電力が少ないと出ていた。それでここ数日点けっぱなしにしている所為か、お犬様が眠り姫のごとく朝夕の散歩以外は、寝たきりで全く外に出ようとしない。
おい、身体が腐ってしまうぞ、と声をかけても知らん振り。
「身体が腐っても、私はこの方が良いのですわ」
そう言っているようである。
お猫様は、午前中は陽の射す納戸部屋。午後は押し入れか机の下の隙間。
お二人には夏バテはなさそうであろう。
小生もトマトパワーで夏バテ知らずと行きたいものである。
(ヒロ爺)
炎天下、今日も苦瓜の花の黄色を褒めに出た。
時々の気分によるのだろうけれど、この夏は苦瓜の花の黄色にぞっこんまいっている。
そして、どう言う訳か苦瓜の花の黄色が渡辺淳一の小説を想わせ、このところ毎日渡辺淳一の小説を読み漁っている。今日も炎天下本屋に出かけ、二冊ほど求めてきた。
ここ数日で五冊ばかりの渡辺作品を読んだが、成程苦瓜の花の黄色である。
幾つにも枝分かれして蔓を伸ばして行きながら、ポツンポツンと黄色の花を開いていく。
渡辺作品に出てくる女性を思わせるものがある。
この夏の新しい発見である。猛暑の夏を渡辺作品の読書で過ごすとするか。
お犬様は、早々とエアコンを要求し冷えた風の下に寝そべったきり一日を過ごしている。
お猫様は、冷気から逃れるように机の下の隙間だとか、押し入れの奥などに安息の場を求めて、彼女も一日寝てござる。
明日は、ふるさと風の会の月例会である。
明日も今日以上に暑くなるという。友二人がこの猛暑の中、癌の手術である。
一人の友は、無事生還。もう一人の友も無事生還を祈る。
(ヒロ爺)
猛暑の中に咲く苦瓜の花の黄色が、こんなにも美しいものだと言う事を初めて知った。
先日、この黄色の花を見て渡辺淳一の小説が思い起こされて、突然に読み始めてみている。
渡辺作品は、初期の光と影や遠き落日あたりまでは読んでいるが、話題になった失楽園も読んでみようという気分にはならなかった。ところが、この夏に苦瓜の花を見て渡辺淳一の小説が突然思い浮かべ、改めて何冊掛かって来て読んでいるが、この夏の陽気と苦瓜の花の黄色に誘われて、ちょっと嵌まっている。
何かのきっかけで一人の作家が気になりだすと、とことん読んでみたくなる。どうもこの夏は渡辺淳一を読むことで秋を迎えることになりそうである。
今日も、蒸し暑い風に吹かれながら、苦瓜の花を眺めていたら、昨日見た子トカゲが枯葉の下から出てきた。
今日は、気温は暑いが太陽は射していないが、背中から尻尾にかけての輝く青のラインが実に綺麗である。梅雨前にも二匹の子トカゲを見かけたが、その子達はすっかり大きくなっている。トカゲは年に何度も産卵するのだろうか。
まだ体長は4センチ程度であるが、直ぐに大きくなってしまうのだろうな。
そう言えば今日、苦瓜の子供を発見した。苦瓜の花は胡瓜と同じで雄花雌花があるようだ。
苦瓜もいくつかの種類があるようだが、庭の苦瓜の花は直径3センチ程度の花である。これは単なる個人的なイメージでしかないのであるがどう言う訳か渡辺淳一の小説に出てくる女性を思わずにはいられない。
今日もはやばやとエアコンを点けると、お犬様は吹き出し口の下に、お猫様は風のこない押し入れに入って、何れのお姫ィ~様も一日寝てござった。
(ヒロ爺)
今日は大暑。
昨日梅雨明け宣言があり、今日は猛暑の大暑。
お猫様は、真夏の定位置である納戸の陽だまり。二年ほど前に熱中症になって点滴を打った経験から、納戸に寝ている耳様(お猫様)の様子をちょこちょこのぞきに行く。その度お猫様は「また見に来たのか」といった顔で目を開ける。
お犬様はエアコンの下に長々と寝そべって幸福寝を貪っている。声をかけても片目を開けるだけ。
午後二時頃。庭に一番日が射して暑い時間に冷たい梅ジュースを片手に庭に出てみた。
暑い、熱い・・・。地面には蟻ん子の一匹も歩いていない。暑いからな、と呟こうとしたら、足元に小さな青の線が走った。
う…ン?と見ると、4センチ足らずのトカゲの子であった。
春に二匹のトカゲッ子を見つけたが、大暑の炎天下にまたまた子トカゲがチョロと走っている。
トカゲって年に何度も卵を産むのだろうか。
しかし、真夏の炎天下に光る青の線を引いて走る子トカゲ、何とも感動的である。
頭のてっぺんから尻尾の先まで4センチに満たない大きさだ。でも立派なトカゲの容姿。
尻尾は細いながら胴と同じくらいの長さである。それが明るいメタリックブルーに光っているのだ。
逃げ出さなければ手に乗せて優しく擦ってあげるのだが、手を出そうものなら尻尾を切って逃げてしまう。
真夏の炎天下にちょっとした楽しみが出来た。
明日もきっと出て来て挨拶をしてくれるに違いない。
(ヒロ爺)
関東も今日が梅雨明け。
午前中は結構凌ぎやすく思ったのだが、午後になると矢張り暑さが強くなって来た。
梅雨空が掃けてギラギラノ太陽ではないが日が射したことで、菜園のトマトが一斉に熟してきた。
このところ連日のように百姓家から、トマトジュース・ケチャップ用の完熟トマトを山ほど貰う。
今日は、そのトマトを火にかけて身をほぐした後荒い目の水切りザルで裏ごしして種と皮を取り除いてゆるいペースト状にした。大鍋で二回汗だくになって加工した。全部を冷蔵保存できないので、そのピューレを使ってやけの暑気払いで真夏のボルシチを作った。スーパーでオージービーフが安かったので突然思いついて作り始めたのであったが、梅雨明けが出たこの日に作る料理ではない。
冷房の効いた部屋でお犬様はご機嫌で寝ているが、小生はガス代の前での拷問。
些かトマトの量が多すぎるボルシチではあったが、その分酸味が強いので夏バテ防止の料理としては最高である。大鍋に一杯のボルシチなので暫く食べ続けなければならない。連日三食ボルシチかと思うとちょっとウンザリするが、夏バテ防止の健康食と思って、せっせと片付けることにしよう。
(ヒロ爺)
友の手術が無事終わり、経過も良好だという。
ひとまず安心である。
人生と言うもの、どの時点で振り返ってもはるばるやって来たという思いがある。そして先を思うとそこでも「またはるばると明日を歩く」と思ってしまうものだ。
歳をとってくると一日でも振り返ると「はるばると」の思いになり、明日目覚めれば、今日もはるばる歩くのだな、と思ってしまう。これって明日は当然のようにやって来ると確信することが出来ないことを切実に思うようになったものが感じる言葉なのだろうか。実際、小生の歳になってくると、明日というのは当たり前にやって来るものではない事を確りと意識する事が出来るようになってくる。
こういう認識を寂しく思う人も居るようであるが、小生は歳を積み上げて来たものの特権だと思い寂しさよりも愉快さを先に思ってしまう。明日は当たり前のようにやって来ないことを認識すると、今日を無駄にしたくないという欲が出てくる所為か小さな満足を沢山創るようになってくる。まさにこれは愉快なることである。
自分に残された余生を計算しても何にもならない。だから今を、今日を贅沢に使いたい。
お猫様、お犬様を見ていると、実に一生懸命今日の時間を自分のために使おうと努めていることか…。小生も自分の今日を創るために確り二人を見習わなければ。
(ヒロ爺)
二人の友が癌で手術をすることになった。
一人は日曜ではあるが今日手術となった。もう終わっているはずである。
もう一人の友は今月末の予定である。
七十歳を超えると人間、体に何が起こっても不思議ではない。二人の友も病の進行と残りの人生を見据えての決断であったと思う。生物学的に考えて肉体のバランスの良い寿命は六十歳ぐらいだという。還暦という言葉の通りだという。
実際の平均寿命は八十歳であっても、肉体バランスを欠いての寿命である。
平均的寿命の時までピンピンと元気でいてある時コロリ、という人はごくごく稀である。
小生も現代人でなければ、糖尿病による合併症で今日までの寿命はなかっただろうと思う。四十歳半ばから糖尿病の治療を始めたのだから、医療技術に支えられての今の元気と言える。
六十歳の半ばあたりから、余命を考えながら、今自分にとって先ずやらなければならない事は…を考えるようになって来た。気分的には若い頃と変わらず、あれもこれもやりたいことは山ほどある。しかし、欲張った余命を考えても出来ない事だらけである。
その事にガックリくることはなく、むしろ余命を想定してやるべきことを決めることを、人生の愉快の一つと思っている。
友の手術の上手くいったことを疑うことはない。
そろそろ麻酔が覚めるのだろうか。
今日は、あまり暑くなりそうもなかったのでお犬様にシャンプーをしてやる。サラサラ、フワフワが気持ちいいのか、高鼾で寝ている。お猫様も、お犬様につられて鼾をかいて寝てござる。お猫だってちゃんと鼾はかくのである。
(ヒロ爺)
地域的に激しい雷雨の来ることはニュースで知っていたが、この地方にも夕方突然の雷雨。
これが梅雨明けを告げる雷鳴ならば有難いのであるが、梅雨明けて猛暑というのもあまり喜べない。
隣家の子供達、もう夏休みなのだそうだ。今日から三連休になるので、ちょっと早い夏休みの入りなのだろう。
孫達でも傍に居れば、学校の行事などが身近に感じる事が出来るのであるが、老人と猫、犬の暮らしでは暦から休みを無くした様なものなので、何日か遅れに「そうか、夏休みか」と思うだけである。
月末が近づいてくるとやる事が増えてくるが、その頃になるとどういうわけか本を読みたくなる。
やらねばならない用から逃げようとする心理状態がそうさせるのだろうか。
本を読みたいという欲求は、ちょうどタバコの禁断症状に似ている。吸いたいと意識するともう我慢が出来なくなるのと同じである。かなりのヘビースモーカであった小生の禁煙は、離煙パイプという利器で苦も無く止められたので、禁煙時の禁断症状というのは体験しないで済んだ。
本の禁断症状は最近のことで、忙しく仕事をやっている時は、雑文を一本書くのにも数冊の本を丸丸ではないけれど読まなければならなかったので、むしろ読むのが面倒であったのだが。
実際には本と言うよりは「物語」の禁断症状と言っても良い。
人間という奴、生きている限り何かに飢えていないと生きていけないものなのだろうか。
こんな爺にも生きている限り何かを希求し、飢えを覚え、また何かに蝕されて禁断症状をきたすのだから、不思議なものだ。これを愉快と言わずして…。
(ヒロ爺)
夜明け前の突然の雷鳴と稲光にお犬様が大パニック。
身の置き場が無く唯々思いつく隅っこに躰を縮こませ、稲光する度に部屋のあちこちに躰をぶつけるように隠れようとする。
寝ている上をガンガン踏み越えて走り回る。
女房殿に抱え込むように押さえつけられて漸く冷静を取り戻す。
明け方のパニックで疲れ果てたのか昼間は小生の足元に爆睡。
お猫様がちょっかいを出しに来るが起きようとしない。
昨日の夕方にモグラ捕獲器を穴に仕掛けた。一昨日仕掛けたのは向きが逆で掛からなかった。それで方向を逆にして仕掛け直しをしたら、今朝は美事掛かっていた。丸々太った巨大モグラで、捕獲器の筒にキチキチの大きさであった。モグラはすぐに死んでしまうので、捕獲器に生きて入っていることはまずない。
これでトマトの根っ子をホジクリ返されることはなくなるだろう。先日、挿し木をしていたトマトがようやく根が張りだしたというのにモグラの所為で倒されてしまった。
五本の挿し木が全部育ってしまうと大変なことになるので、一本が倒れても困ることはないのであるが、折角ねが張り出したところを倒されると、矢張り頭にくる。
モグラの住みつく土地は肥えているといわれているが、我が家の菜園には肥えてる証拠のミミズが沢山いる。
明日から夏休みなのだそうであるが、これで真夏の太陽が照るようになればトマトは甘くなるぞ。
(ヒロ爺)
今日もゴーヤの花の愛らしさに嵌まってしまった。
ちょっと乾いた感じで、ちょっとそっけない感じの黄色の花。
ゴーヤの花の黄色には、オクラの花びらのような透明感はないが、何処かそっけなさを思わせる花は何故か知らん振りしてみせる女性に似ている。そんな風に感じてしまうのは小生だけかも知れないが、そばに寄って行って触れてみずにはいられない。
ゴーヤの花の何処となくそっけなさを思わせる黄色を見ているうちに、突然に先に亡くなった渡辺淳一氏の小説を読みたくなってしまった。本棚を探したが見当たらないので、本屋に出かけてきた。それで、愛の流刑地の文庫本があったので買ってきた。上下巻になっており、取り敢えず上巻を先ほど読み終えたが、一見そっけなそうに見えるゴーヤの黄色の花に渡辺淳一氏の小説を思い浮かべたのが納得いった。何処となく控えめに見えるゴーヤの黄色の花はやがて苦さが癖になり甘くも感じさせてしまう苦瓜・ゴーヤになるのだから、まさしく渡辺淳一の世界を思わせるのも不思議はない。
隣家が、オール電化の工事をしていて、今日はソーラを設置する基礎を作っていたようであるが、お犬様は職人さんの声と工事音とが怖く、庭に出ようとしない。家にも一人でいられないのである。午前中郵便局と本屋に出かける時も、普段なら自転車なのであるが、今日は車の助手席に座らせて一緒に出かけた。
野良で虐待を受けた犬や猫たちというのは安全、平安という安心を信じることはない。
ちょっと面倒になる時もあるが、お犬様はできるだけ一緒に連れて出るようにしているのである。
夕食時の雷に怯えていたが、今は鼾をかいて寝てござる。
(ヒロ爺)
今日も暑い一日であった。
午前中、少し体を動かさねばとゴルフの打ちっ放しに出かけてきた。
平日の午前中だから年寄りばかりだろうと思っていたら、半数ぐらいは若者&30代であった。みんな連れ合いかと思ったらそうではないようである。
商店会の定休日かとも思ったがそうではない。
東京なら色々な人がいて、平日は…という決まったパターンはないが、この田舎町ではそうはいかない。
実際、少し前までは午前中の練習場なんて大半が老人組であとは有閑夫人ばかりであった。
何でもない平日に若い人たちが練習場に大勢いるとちょっと心配になってくる。
練習から戻り、庭の菜園の花を見回ったところ、30℃を大きく越した暑さにもかかわらず、ゴーヤの花の太陽を受けて実に綺麗に映えていた。華麗さを問えばオクラの花だと昨日だかに言ったことをここに訂正させてもらおう。
実に実に美しすぎる黄花である。
こちらの情態の問題ではなく正真正銘に美しかった。
何でもすぐに尺度を当てて比較してしまう馬鹿は人だけな様だ。
危うく馬鹿人間になるところだった。
もう真夏です。
(ヒロ爺)
太平洋高気圧が日本列島を舐めるように近づき、もうすっかりの真夏日。
この暑さで急に元気づいてきたのはオクラとゴーヤである。
オクラには毎朝新しい花が開いている。
勢いづいてきたゴーヤも黄色い花を咲かせている。
オクラもゴーヤも黄色の花であるが、花の華やかさを比べるとオクラの花の方が一段上のようだ。
そう言えばトマトの花も黄色である。
我が家の菜園には黄色い花をつける野菜しか植わっていないようである。
昨日も今日もお犬様はクーラーの風の下で長々と寝そべったきり起きようともしない。
朝夕のトイレ散歩以外は部屋から出るのが嫌らしい。
お猫様はクーラーの冷気を嫌って、小生の机の下の隙間をベッドと定め一日其処から出てこようとしない。
お猫様が机の下を離れるのは、納戸部屋に朝日が燦々と照りつけている時間帯だけである。
庭の草むしりするぞ、と声をかけても二人とも知らん振り。
明日もまた熱く、今日と同じ様子なのだろうな。
まあ、平安なのだから良しとしよう。
(ヒロ爺)
今日も暑い一日になった。
お猫様は夏の塒である朝日燦々の納戸部屋に昨日から引っ越ししたようである。
お猫様、何故か夏になると朝から太陽の照りつける納戸部屋に昼間の寝床を映すのである。
我が家で一番風通しが悪く、蒸し返す納戸部屋なのであるが、お猫様には其処が良いらしい。
そこは納戸部屋というよりもガラクタ倉庫と言った方が良い。
二畳ほどの小部屋なのであるが、お猫様はそこがお気に入りなのである。
一昨年、お猫様熱中症で点滴を打つことになったのに、夏になるとその納戸部屋に引っ越しをするのである。
お蔭で、小生頻繁にお猫様の様子を見に行かなければならない。
納戸部屋に行って「耳ちゃん」と声をかけると面倒臭そうに尻尾をチラリと揺らめかすのである。
お犬様と言えば、エアコンの風の一番当たる場所に長々と横になって昼寝の一日を過ごす。
小生は生ぬるい扇風機の風を受けて一日机に座って、半分以上眠りながら碌でもない文を打っている。
傍から我が家の姿を見ると何とも優雅そうに見えるだろうな。
二日間よく晴れたものだから黄金ミニトマトの甘みが二倍になった。
一日に2~30個のトマトを齧っている。
オクラの花が咲き始めた。
いよいよ梅雨明けとなるのだろう。
(ヒロ爺)
このところ昼食は殆ど朝どりの黄金トマトである。
トマトは赤いフルーツトマトも植えてあるのだが、苗の四本のうち三本が黄金トマトなのでボールに収穫したものを見ると黄金の中にルビーが数個といった感じになる。それで今年は庭のすべてのトマトを黄金トマトと呼んでいる。
黄金トマトは毎日30個ほど採れるので、テーブルの上に盛り付けておいて、おやつ代わりにちょいちょいと口に放り込んでいる。夕食も昨日はトマトと魚介類のリゾット。今夜はハムとトマトとゴーヤ主にした冷製のサラダパスタ。
バジルの葉も毎日ドンドンと伸びるので、とってもとっても次々と伸びてくる。
紫蘇の葉と交互に摘んで毎日食べているが、一人では食べる量が限られているので、生い茂る方が早い。
毎日梅ジュースの一杯とミニ黄金トマトを20~30個。それに朝食のトーストには梅ジャムをつけて食べている。
ベジタリアンではないが今のところはトマタリアン…?ってところ。
昨日は暑く晴れわたっていたので、今朝のトマトは大層甘かったが、またまた雨が降ると酸味が強くなってくる。
お犬様は昨日ワクチン注射を打ってきた所為か今日はあまり活発に動こうとしない。
お猫様もお犬様も寝るのが仕事だと思っているようである。
彼女たちを見ているとこちらまで睡魔に襲われ、書かなければいけない手紙だとか原稿が明日、明日とのばしてしまっている。
(ヒロ爺)
台風一過とでもいうのだろうか。
今日の暑さは半端じゃない。
もう真夏です。
昨日に比べて湿度が上がらなかったので家の中や日陰はあまり暑さを感じなかった。
だが日差しは強く、草と戦う小生には容赦なく照りつけて、もうもう脱水症にでもなるのではないかと心配してしまった。
昨夜は読み始めた本が止まらなくなりとうとう明け方まで起きてしまった。
一時間ほどしか眠らなかったものだから、昼寝を3時間もしてしまった。
3時間は昼寝とは言わないな。
午前中は比較的風も良く流れて、エアコンなしでも快適に寝る事が出来た。
しかし午後も2時頃になると、快適などと口にできる暑さではなくなってしまった。
お犬様が先に起きだして、小生を起しに来る。
エアコンを点けると、風の吹き降りてくる真下に長々と伸びて鼾を立てはじめる。
お猫様が見えないのでまさか何度ではあるまいと覗きに行くと、これもまた陽だまりに長々と伸びて寝てござった。
一度熱中症をおこしているので気を付けてみていないと、お猫様も御歳だから心配である。
そしてヒロ爺もお歳である。
(ヒロ爺)
朝からいきなり高い気温と高い湿度。
台風が千葉を抜けたと言いながら風がそれほど強くなく、その分夜が明けるやすぐに尋常じゃない高温多湿。
朝からエアコンがフル回転。お猫様も流石にエアコン止めろと言わない。
11時にお犬様を動物病院へ連れて行く。今日はワクチン接種の日。
少し熱が出るかもしれませんと言われ、家の中はエアコンが回りっぱなし。
お猫様とお犬様仲良く伸びきって風の下に二の字で寝ている。
この蒸し暑さでは、庭に出て草むしりをする気にもならない。
買い込んできた本を小生も冷気の下に寝ころんで読み始めるが直ぐに目が閉じてしまう。
ええい、今日は昼寝の日だ。
夜になっても蒸し暑く、何もする気が起こらない。
早く風呂に入ってサッパリとし、寝るとするか。
(ヒロ爺)
台風の接近で一日中風が吹き、蒸し暑さが止まらない。ウンザリしている所に今度は地震。
このところ各地に地震が頻発。
エアコンの吹き出し口に腹を出して寝ころんでいたお犬様、ガタガタの地震の音に飛び起き机の下に飛び込む。
地震雷が来ると先ず机の下に飛んでくるお犬様である。
今机の下は、お犬様が頭を突っ込めるように細い隙間を作ってある。そうしないと、全部のものを掻きだし大変なことになってしまうのである。
地震雷の時には、頭から抱え込んで抱っこしてあげるのが一番。
お犬様を抱きかかえているとお猫様が必ずやって来る。
お犬様を踏み台にして小生の肩に飛び乗り耳たぶをチュチュとしゃぶるのであるが、納得するまでやらせていないで下ろそうとすると、耳たぶをカプリやられてしまう。
お猫もお犬も厄介な家族である。
ああ~それにしてもジトジト蒸し暑く不快な一日である。
(ヒロ爺)
沖縄を抜けた台風は、明日は九州に接近・上陸するという。
九州から関西にかけて大雨が予想されている。
朝方の雨が日中には上がり、丁度伸びてきた雑草どもを引っこ抜くに、大地も柔らかく楽なので、蚊対策の長袖シャツに蚊取り線香を腰にぶら下げ戦いに挑んだ。
長袖、頬被りのスタイルではサウナの中で合羽を着るようなもの。
予定の半分ほどでギブアップ。大慌てに水風呂に飛び込む。
これでは全くサウナに行ったようである。
草むしりは台風が過ぎた早朝にやる事にしよう。
昨日またまた本を買い込んできてしまい、草むしりの後はズーッと読書。
お猫様も、お犬様も蒸し暑いのに動きまわる奴は馬鹿だと言わんばかりに、のたりのたりと寝てござる。
お犬様の大きな鼾に誘われ小生もたまらず横になる。
目覚めればもう夕食の準備である。
ああ忙しい忙しい。
(ヒロ爺)
蒸し暑い一日だった。
観測史上最大級の台風が沖縄を襲い、本州に向けて北上中。
強風、大雨を連れて来るというが、もうそろそろ雨は勘弁願いたい。
トマトが水分過多で割れてくる。
午前中にまだ熟しきらぬうちに実の破れたトマトを摘んだのであったが、夕方観ると又実の割れたトマトが多数見つかり摘んでボイルして瓶詰にする。未熟に皮の弾けたトマトは酸味だけが強く味に深みがない。トマトジュースにしても美味しくないし、気分が暗くなってしまう。上皮の破れたトマトを摘んでいると、蚊がブンブンやって来て頭のてっぺんを刺されてしまう。思わず「この野郎!」と大声したら、お犬様が尻尾を下げて外ハウスの隅っこに丸まってしまった。
慌てて傍に行って「愛々の事叱ってないよ。大丈夫大丈夫」と声してやる。
この野郎の大声が、三年前の虐待を思い出させたのであろう。
お犬様には可哀そうなことをしたが、それというのも憎っくき藪ッ蚊の奴。
お犬様の気持ちを和らげてやるため、暑い中汗だくでタンタランダンスにお付き合いしてやる。
そして冷房をきかせてお猫様を抱き川の字昼寝。
冷房をかけたらお猫様は深々と抱っこしていないと、止めろ止めろと大騒ぎするのだ。
漣立つも平安なり。
(ヒロ爺)
岐阜県飛騨市神岡町の下之本地区という所の下之本小中学校の関東支部の同窓会が行われ、本日神田へ出掛けてきた。小生のクラスは総勢11人でそのうち東京方面に出て来ているのが5名。その5名が、本日全員集まった。中の一人は56年ぶりの顔合わせであった。70の彦星と機織り姫だねと大笑いした。
本日の集まりは10人だったが、そのうち6名が小生の同級生であった。
誰一人大病を患う事もなく元気な後期高齢者であった。
昔の思い出話をするでなく、かといって孫の話をするわけでもなく、どういうはずみか犬猫の話しになってしまった。それが不思議に全員犬と猫を一緒に飼っているというのだ。普通犬は猫派にわかれるものであるが、全員が犬猫同居と聞いて、変な所が共通しているものだと感心してしまった。
昼食をはさんでの同窓・同郷会なので、4時には解散で、6時前には家に帰って来た。まだ外の明るいうちに帰って来たのが良かったのか二人は珍しくお出向かい下さった。
夕食後、お犬様にタンタランダンスで遊んでやったらただ今は大満足の鼾で足元に寝てござる。
久しぶりの外出だったので小生も些かお疲れ気味。
お猫様に催促される前に布団を敷くとしよう。
(ヒロ爺)
雨が止んで薄陽が出ていても風は重たくジトッと湿っぽい。
午前中、お犬様にシャンプーをしてやる。
フワフワ、サラサラの毛になり気分爽快にタンタランダンス。
用のある時に、余りハイになられると相手をするのが大変である。
相手をしないと、お猫様を追いかけお猫様が小生の膝の上に逃げてくる。
どっちにしても大変である。
明日は、七夕同窓会で東京に出かけてくるのだが、どうやら午後には雨のようである。
70歳を過ぎた者達が○○君、○○さんと呼びあいタイムスリップするのは考えると些かゾッとするものがあるが、実際にあってしまうと田舎の小学校、中学校の同窓会であってみればそうなっても無理はない。
日中雷がない事を祈るばかりだ。
雷の後に家に帰ると机の下がしっちゃかめっちゃかとなり、片付けが大変なのである。
そういえば、今日はお猫様の猫砂を全とっかえしてやったら、何度も何度もオシッコをしに行くのである。
新しい砂が入るとトイレに行きたくなってしまうのだろうか。
(ヒロ爺)
今日も降ったり止んだりかなと思っていたら午後には太陽が顔を出した。
午後、お犬様を連れてドライブがてら会報を配って来た。
お犬様は車が大好き…というか一緒に居られるから車に乗りたがる。
リードを座席の背に確りと固定し助手席に乗せてやるのだが、自分でも運転をしているつもりの様子で、ちゃんと前を向いている。信号で止まると隣に並んだ車を首を伸ばして覗き見るようにする。走り出すと前足を確りと突っ張り前を向く。
とっても躾け良く訓練された犬のように確りと座っている。
停車中に横を通る女学生に「わーッ、可愛い」と声をかけられてもみだりに動いたりしない。
とてもとても虐待を受けていたのを保護された野良犬には見えない。
それに引き替えお猫様は車が大嫌い。車に乗ると病院へ連れて行かれるものと思い込んでいるようだ。
お猫様は、何度か入院騒動を起こしているので、車=病院、とインプットされているのかもしれない。
明日は晴れそうなので、お犬様にシャンプーをしてやろう。
明日一日晴れると黄金トマトが随分と甘くなるだろう。
今朝は、四時から散歩をさせられ、そろそろ目を開けているのが限界に近づいている。
足元でお犬様が鼾をかいているので益々眠くなってくる。
(ヒロ爺)
明け方、冷たい風が吹き抜けるのに目が覚めた。
昨夜、風が流れる様にと東西の窓を少し開けて寝たのであったが、流れるどころではなく吹いて通って行った。
今日はジトジト梅雨の雨。
これではいつになったら甘い黄金トマトが収穫できるのやら。
それにしても九州方面の雨は凄い。
その強い雨はこちら方面にもやって来るのだろうか。
もう雨はいいですよ、と言いたくなる。
子の長雨の所為か、今年は珍しくアマガエルがよく鳴いている。
隣家の庭池にはたっぷりの水が張っているのだろう。
今も大声で鳴いている。
子供の頃に百姓家に泊めてもらった時に、一晩中カエルの声が響き渡っていたことをふと思い出した。
最近時々、子供の頃の風景の声が聞こえるようになって来た。
て、ことは老人になって来たと言う事なのか。
雨が降るとお猫様もお犬様も一日寝ている。
それを見ているとこちらもつられて瞼が落ちてくる。
(ヒロ爺)
昨日に比べ今日は風が良く吹き抜ける一日であった。
この調子でに三日からりと晴れてくれると甘い黄金トマトになるな、と思っていたら、午後には雨が落ちてきた。
気温はそれほど高くならないが飽和状態に水を含んだ大地からは水蒸気が間断なく立ち上るものだから、風が吹いても湿っぽい風で、喜ぶのは雑草達だけである。
畑の植物たちは、この雨量や土の水分過多は嬉しい食材になり切れない。
甘い黄金トマトも毎日酸味が強くなるようである。
お猫様にはこのムッとする陽気も快適な昼寝日和のようである。
かわってお犬様はゲンナリと来ており食欲も細くなって来た。
小生は、会報の編集に捩じり鉢巻きである。
明日は止めに編集作業が終わってくれればいいのだが…。
昨日上顎の義歯が出来上がって来て、漸く食べる楽しみが戻って来た。
今のところは歯茎の不具合が生じてこないので、どうやら一発でピッタリが来たようである。
このまま調整なしで言ってくれると有難いのだが。
総入れ歯になってみると判るのであるが、歯茎という奴、歯がないと毎日変動しているようだ。
今日ピッタリでも明日は少し隙ができる、というように、とにかく落ち着かないようだ。
入れ歯のことを気にしてばかりいると、何だか一気に歳をとった気がするから不思議である。
(ヒロ爺)
久しぶりに晴れ渡った空だったが、風が吹かないものだから地表に湿気がどんよりと漂っている一日だった。
地中の水分が多いので、トマトの甘みが落ちてきた。
庭の地表に湿気が溜まっている所為かお犬様も庭に出て遊ぼうとしない。
大好きな土堀も手足が泥んこになって気持ちが悪いらしく、今日は土堀もしたがらない。
お猫様と二人一日寝てござった。
二人ともああせい、こうせいを言わないので、梅ジュースを絞った梅の実を火にかけて梅ジャムを作る。
トロトロになった実から種を取り除き裏ごしをし、少し砂糖を加えて水分を飛ばす。
一寸緩めのジャムに仕上げて早速クラッカーに乗せて味見。
良い味だ。
ジャムをビン詰しながら、グラスに入れて水に溶いて飲んでみる。
これがまた実に美味い。ジュースとはまた違った味となる。
綺麗に裏ごししているので嫌な舌触りもない。
当分の間は毎日梅ドリンクになりそうである。
地中が乾いて来れば黄金トマトがまた甘さを取り戻してくる。
この夏は黄金トマトと梅ジュースでバテ知らずと行きたいものだ。
(ヒロ爺)