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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

陽が傾くとすぐに虫たちの呼びあう声高く

未だ辺りは明るいのであるが、庭の虫達は大慌てに相手を呼びあっている。
もう後が無いことを確りと自覚しているのだろう。
9月も今日で終わり。10月に入ると、何時霜が降りるような放射冷却が来ても不思議でなくなる。
突然であっても一霜が来れば、虫達の寿命はそこで終わる。
だから陽の落ちるのを待ちきれず高音を張って鳴き始めるのだ。

お犬様は快適な気候で、一日寝てござる。
お猫様は、陽だまりを追いかけてこれも一日寝てござる。
このご主人様は、10月の今年最大の行事の集客に狂奔し、胃がきりきり痛むほどである。
何時ものことであるが、公演の本番が近付くと逃げ出したい気持ちに襲われる。
明日から10月となり、もうじたばたしても仕方がないのだが、最後の最後まで、…選挙戦のようであるが…
やれることをやらなければならない。
久しぶりに電話をする昔の仲間に、彼奴はどうしていると尋ねると、三年前に亡くなったの知らんのか、等と言われびっくりしたりする。古希の身に何でこんなことをやっているのか、と自分に呆れるが「いやまだまだ」と抵抗している自分が哀れに思える。
我が人生の宿命と、納得するしかない。
庭の鉢植えに、雑草が生え、綺麗な青の花を咲かせていた。花の直径は3ミリもないのだが夕日に映えて綺麗だった。幸運の前兆であると嬉しいのだが、高望みは禁物である。
(ヒロ爺)
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夕暮れの中鈴虫最後の声高く

今日は快適よりも少しばかり暑い一日であった。
その所為か、夕暮れとともに昨日まで鳴りを潜めていた鈴虫が高音を張って声し始めた。
もう黒くなりかけた夕焼けが壁を映すと、それを待っていたかのように鳴き始めたのである。
何だか聞き惚れるように鈴虫の高音を聞いていたら、何時になく鈴虫の声が美しいものに聞こえてきた。
澄んだ音にリンリリリン、リリリリ…。胸にしみいるように聞こえた。
実に美しい高音だった。

今日は、庭のお犬様の小屋を片付けた。良く陽が当たり、風通しの良い所に置いてあったのだが、すっかり座敷犬になってしまい、犬小屋が物置に化してしまっていた。畳んで仕舞おうかと思ったが、冬になると野良の猫がやって来て寝床にするので、特等席から少しずらして置いておくことにした。
移動した自分の小屋を見てもお犬様は何も感じないばかりか、それは誰の小屋だ?みたいな顔をしている。
お猫様は、位置が変わり、中の敷物が変わったのを見て、しきりに臭いを嗅いで確認していた。
お猫様は、我が家では小生に次ぐ第二位の位置なので、全てを確認・把握していないと気が済まないのだ。
暫く臭いを嗅ぎ中に入ったりして、ヨシとばかりに出てくると後はもう興味を失ってしまった。
少し寒さが強くなり、夜半にノラの住処になると毎朝必ずお猫様は臭いを嗅いで確認をする。
自分の嫌いなお猫の臭いがすると夕方には縁側に陣取って、嫌いな猫がやって来ると威嚇の声を上げて追い払っている。お猫様の好き嫌いの尺度がどんななのかは知らないが、かなりはっきりと好き嫌いを表現する。
座敷犬になったお犬様は、ただ今我が足元で鼾をかいている。
(ヒロ爺)
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蚊の奴生き延びんと必死に俺の血を吸う

庭に積み上げた枯草を整理していると、寒さに弱って瀕死の様子のバッタ達が枯草の間から出てくる。
こんな様子だと矢張り夜の虫の合唱団はもう終わりのようだ。
今も聞こえてくるのは、寂しげな蟋蟀の声だけである。
昨夜は寒かった所為か、お猫様が頻繁に布団を出たり入ったりするので熟眠する事が出来なかった。
腹の前に丸まって寝ているかと思うと、膝の裏に行って丸まってみたりと実に落ち着かない。
寒くなって来たので、お猫様用の暖房付のシンデレラ城を組み立ててやったのであるが、その中だと未だ暑いらしい、と言うか落ち着かないらしい。
お猫様が布団に入って来るの見て、お犬様は布団の上にどっかり乗って来て、背中に頭を持たれかけ、鼾をかいて寝てくれるものだから小生益々安眠できない。
お蔭で、まだ8時前だというのに瞼が落ちてくる。
ああ、今夜は早く寝よう。
(ヒロ爺)
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ニット帽が無いと寒い朝

今朝は、4時半過ぎに散歩に行こうとお犬様煩いので何時ものスタイルで出かけたら、冬が来たのかと間違うほどの寒さだった。糖尿病の所為なのか、ここ数年冬には耳まですっぽりかぶるニット帽がないと耳に霜焼けが出来てしまう。毛細血管の流れが悪いのだろう。今朝の寒さは9月とは言えない寒さだった。
しかし、お犬様は元気で、普段は走りだしたりしないのに、庭を出ると猛ダッシュである。ご機嫌が良く、長い散歩になるのかなと思ったら何時もよりショートカット。用足しが終わると早々と帰るというのである。やっと体が温まる頃にはもう家に帰って来てしまった。
そうしたらお猫様が待ち構えていて今度は私だと言って庭に飛び出してしまった。ところが朝露が冷たいらしく、草叢に踏み入れた四本足を交互にプルプル露払いをしているのである。そして、もう家に入ると言うのである。
我が家のお姫ィ~様たちは実に我儘である。
今日は一日、お姫ィ~様は二人並んで陽だまりの縁側で寝てござった。
もう寒いので、窓を開けていられないので、虫の声が聞こえてこない。
今夜も多分縁の下で蟋蟀が鳴くだけだろう。この寒さでは鈴虫はもう土に帰ってしまったのかもしれない。
(ヒロ爺)
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縁の下の蟋蟀の声寂し

夕方から急に風が冷たくなって来た。
明日の朝はかなり冷え込むのだという。
風が冷たくなってきた所為で、蟋蟀が縁の下に逃げ込んだようで、先ほどから鳴き声が足元から聞こえてきている。
風が冷たくなって、ほかの虫の声が無くなり蟋蟀の声だけが縁の下に聞こえると、何故か寂しさを覚える。
蟋蟀の声自体が、スズムシのように澄んだ声ではなく、幾分籠った鳴き声なのでそんな風に聞こえるのだろう。
夕方、風が冷たくなり始めたので、お猫様のお気に入りの段ボール箱にフリースの柔らか毛布を敷いてやったら、そこにスッポリ嵌まって出てこようとしない。
お犬様には快適な陽気なのだろう、足元に鼾をかいて寝ている。
毎日、お猫様お犬様と庭の虫達、そして雑草のことばかり思う呟きではあるが、読まれる方はともかくとして実に尽きない、そして厭きない毎日である。
何もやることのないような毎日であるが、退屈なく結構忙しく思うことがあるもので、我ながら驚いている。
台風はどの辺を走っているのだろうか、まだガタガタと窓を音たてている。
(ヒロ爺)
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雨は嫌いだから散歩はパスしたいとお犬様

お犬様は最近すっかりと軟弱な家犬になってしまい、雨が降ると何とかお散歩をパスしようとする。
外に出しても庭の草むらで小用を済ますとお散歩は止めようという。
レインコートを着せても散歩の後は拭き直しをしなければならないので、出かけないならその方が楽ではあるが、よく朝早くから起されるので、確り歩いてもらわないと困るのである。
今日の雨も明日の午前中には上がるのだという。台風が太平洋側にそれて抜けるようだ。
先ほどまでかなり強く雨が降って居た所為で、虫の声がほとんど聞こえない。
明日から気温が少し下がるのだというから、虫の声も細くなってしまうのだろうか。
この二、三日何となく気分がすぐれず、何もやりたくない。
本を読んでも、新聞を隅から隅まで眺めてみても気怠い感じしかなく、ぴんと響くものが無い。
新聞を眺めながら、ブツブツ反応するものが無いと気が滅入ってくる。
陽気の所為なのかな…。
(ヒロ爺)
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台風を察知してか虫の声の今夜は大きく

今夜は、日没早々に虫達の声が大きく呼びあっている。
台風が接近しており、明日から崩れるのだそうだ。
虫達は、気圧の変動か何かでそのことを察知して、必死なのかもしれない。
今夜から明日の朝にかけて地面に卵を産み付けるのだろうか。
昨夜に比べて虫達の鳴き始めるのが早いというのは、自然の変動を察知しての行動なのだろう。
想定外を思うのは人間だけなのかもしれない。
今日は、少し蒸し暑い陽気だったせいか、お猫様もお犬様も朝からノッタリクッタリとしている。
ブラッシングなどの要求が済むとサッサと昼寝タイムに突入してしまった。
月末が近づき、片付けなければならない用がたまって来た。
ノンビリできるのは、今夜と明日ぐらいだろうか。
(ヒロ爺)
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巨木化したトマトの木感謝して切り倒す

トマトも、この季節まで生きているとその幹はもう巨木の風貌を持っている。
根元はもう松の木のようにごつごつとして花バサミのようなものでは切ることは出来ない。
引っこ抜くと根は矢張り木とは違いか細いものである。
五本のトマトを引っこ抜いて短く切り刻み積み上げるともう小山のようである。
これを枯らして、腐らせると来年の肥料となる。
引っこ抜いた雑草と一緒に穴に埋めて堆肥にするのである。
今日は珍しくお犬様が庭仕事を邪魔をしに出てきた。今にも雨が落ちてくるのではないかと思われる空模様なので、庭で遊んでいても気持ちが良いのだろう。虫達のために残しておいた草叢にバッタなどを追って一人遊びをしていた。珍しいこともあるものだ。

東京公演までちょうど一月となった。
来週から頻繁に東京に出かけなければならない。
我がユッキーちゃんの舞の仕上がりの具合も厳しく見て行かなければならない。
マラソンで言うと35キロ過ぎと言うところだろうか。
兎に角あとひと月、老体に鞭打たねば。
(ヒロ爺)
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軒下から虫の声遠のいて秋さかり

虫の声が急に遠のいて聞こえてくる。
何時もなら軒下の草むらで大きな声で呼びあっているのであるが、昨日あたりから、虫の呼びあう声が軒下から離れて、塀の向こうの草叢から聞こえてくるようになった。
どういう事なのだろうか。
もう直ぐ秋が終わるとでも言うのだろうか。
そう言えば、初霜、初冠雪、紅葉等のニュースが毎日伝わってくる。
今年は秋が短いのだろうか。猛暑の年は、寒波が来るというから、その前兆で虫達が早々と広い草叢の方に移って行ってしまったのだろうか。
窓のすぐ下に虫達の声が無いというのは些か寂しい気もするが、遠くに聞く虫他の声には名月の風情が感じられて悪くはない。
お猫様も、お犬様もお昼寝日和なのだろうか、陽が落ちるまでは傍に寄ってこない。
午後に、庭いじりをしていたのであるが、お犬様もお猫様も付き合おうという気が無いようであった。
外で子供達の声が聞こえると思ったら、三連休だったのだ。
カレンダーに置いてけぼりを貰っている。
だが、時を気に掛けることのないのは幸せなことなのだろう。
(ヒロ爺)
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天は秋なのに暑さはドロンと不快

陽の光を見ていると秋なのだが、今日はドロンとした不快な暑さがやって来た。
お犬様も元気がない。庭に行こうと声をかけても、「いいよ遠慮しとく」という。
お猫様だけが、走り来て庭に飛び出す。
数日前からお猫様は、排尿を楽にする薬を与えているのだが、その効き目が表れ、昨日から確りとした一回の量が出るようになって、元気モリモリのようなのだ。
お犬様は、元気なお猫様を横目に腹を出して寝ころんでいる。
お猫様がクンクンと傍にやって来ても起きだす気力もないようだ。しかし、食欲だけは確りとあるので用心をしなければ。
朗読の稽古を始めると、お猫様は机の上に上がって、聞いているわけではないのだが、静かにこちらを見ている。
だがお犬様は、大きな声が嫌いなので直ぐに普段は入らない自分のハウスに潜り込んでしまう。
お犬様は、大きな声にトラウマがあって、怒りの響きが無くても大きいだけで直ぐに隠れようとする。
お猫様は不思議そうな顔でお犬様を見ているが、お猫様に事情説明は出来ていないのだろうか…。
猫語と犬語はコミュニケーション不能なのだろうか。
普段の行動を見ていると何らかのコミニュケーションは持っているようなのだが…。
明日は、最後のトマトを摘んでトマトの木を引っこ抜かなければ…、蚊が沢山潜んでいたら嫌だな。
(ヒロ爺)
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今夜だって十分過ぎるまん丸名月

庭の虫の声が心なしか寂しさを思わせるようになってきた気がする。
明け方の冷え込みが大きくなってきた所為だろうか。
今夜は少し暑さを感じさせるが、今朝などはお犬様との散歩は寒いくらいだった。勿論半袖では風邪をひくような風の冷たさであった。
午前二時半頃、突然大きな揺れに起される。テレビをつけると福島中通を震源とする震度5強の揺れだったという。この石岡も大きな揺れではあったが、短い時間だったので、大したことはないなと思ったのであったが、福島では矢張り大変な被害が出ている。
地震も、東日本大震災を経験してみると、少々のことでは動じない。特に、時間が短い時にはかなりの振動でも大丈夫だとの判断を思ってしまう。今日の深夜の揺れも、瞬間的に大震災と比較して大丈夫と判断するのだから、体感に基づく記憶の判断は大したものだと思う。
お猫様もお犬様もパニックを起こすこともなく、小生の布団の上に寝たまま目を開けて「おい、大丈夫だろう」と言う顔をしていた。
今日は美浦へ稽古に出かけた。
生演奏での尺合わせ等の調整であったが、問題はかなり出てきたが、まあ良い出来になって来た。
公演まで一月と迫って来たが、面白い舞台となるだろう。
(ヒロ爺)
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まん丸の名月に星の瞬きも遠慮して

まん丸の中秋の名月と言うのは珍しいのだそうだ。
今日の名月を見逃すと、次は8年後になるのだとか。
今年の中秋の月は、雲一つない天空に、大きく丸く輝いている。
月の周りの星達は、余りの月明かりに恐れをなしてか瞬きも消してしまっている。
お猫様もお犬様も一日今日も快適にノタリノタリを愉しんでいる。
何も掛けずに昼寝をしていると、風が冷たく感じられる。
奥日光ではもう紅葉が始まったとか。
秋の訪れは例年よりも一週間ほど早いらしい。猛暑から一気に秋である。
体調を崩さぬように用心しなくては。
今夜もまた栗ご飯を炊き愉しむ。
食欲はお猫様、お犬様にもやって来て、お二人とも良く食べる。
栗飯の栗をお犬様ハフハフと相伴する。
良い秋ですね~。
(ヒロ爺)
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芳醇なる甘さと酸味のトマトジャム

冷蔵庫に暫く保存しておいたフルーツミニトマトを今季初めてジャムにした。
冷蔵庫に入れておいたので、一層の甘さが増して美味しいトマトジャムとなった。
砂糖はあまり使用していないので、ケチャップの感覚で色々な料理に使える。
今日は、栗ご飯を炊き、取り立ての酸味の強いトマトにジャムを混ぜて鶏肉をトマト煮にして、栗ご飯とともに秋を褒めた。久しぶりに美味い晩御飯にありついた気がする。
食が美味しく進むのは、爽やかな秋の陽気のおかげである。日中でも26℃位だったから食欲が増すのも当然であろう。
お犬様は、シャンプーでサラサラになった毛をほど良く吹き入れる秋風になびかせ、爆睡している。
お猫様も、陽だまりのハンモックに丸くなって同じく爆睡。
午後、稽古で1時間半程出かけてきたが、帰ってもまだ同じ体勢で二人は爆睡していた。
天高く皆肥える秋となりそうである。
(ヒロ爺)
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台風一過の秋晴れに草むしり

朝、寒くて目が覚めた。
窓を開けたままだったので、明け方流れ込む風が寒く、タオルケット一枚ではこごえてしまった。
今日は、爽やかに晴れわたったのを幸いに、先ずお犬様のシャンプー。
爽やかな秋風の中でのドライヤーはお犬様も私も快適。
シャンプー後、お犬様はお猫様と一緒に陽だまりの縁側で昼寝。
川の字で小生も昼寝と思ったが、庭の雑草達がどうにも気になり、長袖長ズボンそしてタオルで頬かぶり。首からは虫よけの芳香剤。万全の態勢で草むしりを始める。
秋の虫達の居場所が無くならないように適当に雑草を残して除草する。むしり取った雑草の山が三つもできる。
草叢の無くなったのを見てお猫様が庭を散歩するという。
暫くお猫様に付き合って庭に遊ぶ。
虫を追っかけたり、草を噛んだり珍しくお猫様はご機嫌に遊んでいる。
今日ぐらいの気候が一番快適。
気分ものんびり愉快になる。
明日もこんな陽気であってほしいものだ。
(ヒロ爺)
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風に聞こえてくる太鼓の音に哀愁もなく

台風もはやばやと過ぎて行き、夕方には美しい夕焼けが空を染めた。
石岡のお祭りも風雨に大きく妨げられることもなく終わるようである。
やや湿度の高い風に乗って祭り太鼓の音が時折聞こえてくるが、この町の祭囃子には、鄙びた郷愁のようなものが含まれていない。かと言って勇壮な民族芸のような時の移ろいに洗われ、研ぎ澄まされたものもない。
ただただ賑やかを作りだしただけの、文化的においのしないお祭りである。
歴史あるお祭りには、伝えられてきた様式の中に明日への希望を示唆する何かがあるものであるが、薄っぺらな賑やかさだけの侘びしいお祭りである。
周辺の部落、村々には派手さはないが、歴史の重みのあるお祭りが沢山あるのであるが、そうした村々に囲まれた中心街には見かけ倒しの張りぼてしかないのは寂しい思いがする。
薄っぺらな真似事の芸能文化ではあるが、町の規模にしては山車の数などはビックリするほどの賑わいがある。
この町の先人たちが、一生懸命に自慢となる文化をと願ってお祭りを創造したのであるが、先人たちの労に腰かけるだけの現代のお祭り自慢の者達に創意のなさをさらけ出している寂しさの音が、今聞こえてくる太鼓の切れ切れの声なのだろう。
祭りそのものの創意もさることであるが、祭りの後の創意が望まれてならない。
(ヒロ爺)
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大雨上がり湿度が暑さを連れてやって来た

朝から大雨が降り続き、今日は一日雨降りかと思っていたら、午後からは青空に日が射しもう蒸し暑いのなんのって、ノンビリと昼寝を愉しむどころではなかった。
秋風が吹きこむ中で、お祭りの太鼓の音などを遠くに聞いてのたりのたりとは夢のまた夢。
祭りに浮かれる人たちには、雨が上がってくれたら、暑さがやってこようが文句はないだろうが、祭りに興味のない小生には唯々恨めしいばかり。
お犬様は、今日はエアコンは付けないのかと催促に来る。
そろそろエアコンのご厄介は終わりにしたいと思っていたのであるが、まだまだ活躍してもらわなければならないようだ。
暑さ大好きのお猫様は、太陽の動きに合わせて自分の居場所をかえて、マイペースに過ごしている。
今日は昨日の疲れが出たのか、寝ても寝ても寝たりない気分である。
そろそろ町内の祭り連が戻ってくる時間である。
お犬様は、太鼓のドンツクドンツクが大嫌いなので、早く戻って来て欲しいものである。
今日は午前中の大雨だったが、明日は台風の上陸で本格的な豪雨になるのだろうか。
(ヒロ爺)
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もう都会には住めん 人が多すぎて忙しくて

今日は、10月公演の打ち合わせで東京へ出掛けて来た。
台風の上陸を控えての猛烈な暑さ。
土曜日だというのに、町は人でごった返している。
庭で小さな菜園をやっている爺さんには、人混みは疲れるだけ。
しかし、演劇だ音楽会だとかの文化行事は人混みの都会でないと難しい。
地方の町へ都会の人を呼び込もうとすると、肝心の地元の応援が無い。
何とも歯がゆいことだが、現実とはこんなもの。
負け惜しみに「敗闕もまた風流なり」と言ってみても、毎度毎度風流では風流を感じる気力もなくなってしまう。そうなると矢張り、時間的、経済的に大いなる無理を強いられても東京でやるしかない。
東京の人混みにどっと疲れを覚えて田舎町の駅に戻ってみると、そうであった。今日から三日間、お祭りであった。駅に降りるや、人混みに再び放り出されてしまった。
這う這うの体で家にたどり着くが、お猫様もお犬様も一日留守にしていたご主人に冷たい態度である。
や~ッ、草臥れた草臥れた。
(ヒロ爺)
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この場所は俺の場所と雑草の力強く 

今日も暑い夏日。
お犬様と庭に遊び、余りの雑草達の侵略に、少しは排除しなければと毟りにかかった。
ところが秋の種つくりに必死の雑草達の根っ子の張り方は尋常ではない。
とにかく地面深くに、そして広範囲に根っ子を伸ばし何者にも屈しないとばかりの面構えである。
バッタ達が草叢から一斉に飛び出したのを見て一気に引っこ抜いてやろうとしたのだが、雑草の頑張りは見上げたものとしか言いようがないほど地中に確りと根を張っている。
数本引っこ抜いて止めることにした。
15日、16日は台風の上陸で大雨の予報。大雨に大地を湿らせてから雑草抜きをすることにした。
雑草抜きを止めて、バジルを刈り乾燥させることにした。
辺り一面バジルの香で一杯になった所為か、蚊がやって来ない。
トマトの木の下にバジルなどの香草を植えておくと、アブラムシなどがつかなくなるのだそうだ。
今日もたくさんのトマトが収穫できた。
トマトとピーマンだけの濃厚なトマトスープを作り、冷やしておいてスパゲッティーにかけて褒める。
シンプルすぎるトマトスープだが、水に冷やしたスパゲティーにかけて食べると実に美味い。
今年のトマトは桃や梨のような甘さで、トマトだけのスープで十分な美味しさがある。
冷たくしたスパゲッティーにトマトスープをかけ、バジルを散らしただけの簡単レシピ。
それでも十分過ぎる美味しさである。
トマトスープにバジルの香りがするものだから、お犬様はちょうだいな、と傍にはやって来ない。
トマトずくしの食事がしばらく続きそうである。
(ヒロ爺)
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暑さが戻って白粉花の匂いたつ

もう夏は戻って来なくてもと思うのであるが、今日は真夏日になってしまった。
散歩の途中で、ねえ寄ってらっしゃい、とでも呼ばれているような錯覚に襲われた。
白粉花の匂いである。
47歳で糖尿病であることが分かり、その時に酒を飲むのをプッツリやめた。
浴びるほど毎日飲み歩き、それでも三日に一本の台本を書きあげ、昼間は撮影の現場に出かけて行った。
ウイスキーを水割りにすることもなく、グラスに一気飲みをしていた。その所為であろう、膵臓が溶け出し、とうとう糖尿病になったのであろう。
飲み屋通いをプッツリやめてからは、白粉花に出会う度、そういえば馬鹿な生活をしていたものだったな、と当時を懐かしく思い出す。
今は聖人君子だ。いや、仙人のような暮らしぶりである。
庭のトマトが今頃になって勢い良く色づきだして、毎日ボール一杯のトマトを収穫している。
摘んだトマトは、三、四日冷蔵庫に入れておくと甘さが一層に増してくる。
毎日トマト料理に舌鼓を打っている。
毎食後のデザートとしてもトマトを齧っているが、お猫様もお犬様もちょっと臭いを嗅ぎにやって来るが、しかめっ面して戻っていく。邪魔されず、一人トマトを褒めている。
(ヒロ爺)
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耳鳴りか いや喧しすぎる虫の声

すっかり秋めいた風の所為で、今夜は喧しいほど虫が鳴いている。
今日は耳鳴りの大きくする日だったので、夜になってもジンジン耳鳴りが聞こえているのかと思ったら、虫の声であった。
耳鳴りも大きい日と、小さな日がある。気温だとか気圧の所為なのだろうか。
昨夜、お犬様が盛んにお尻を舐めているので、今日は肛門腺を絞ってやった。
するとしばらくやってあげなかった所為で、ずいぶん沢山の量の腺液が出た。
綺麗にしてあげると、もう舐めることをしなくなった。そんなに頻繁に絞り出す必要が無いので、ついつい忘れがちで、気付いた時はかなり溜まっているものである。
溜まってくるとお犬様も気持ちが悪いのだろうな。虐待を受けていた野良の頃には肛門腺を絞るなんてことは知らなかったのであろうが、我が家の住人となってからは、溜まってくると気持ちが悪いということが分かって来たのだろう。もうすっかり我が家族となってようだ。
夜が涼しくなって来たので、お猫様が毎晩布団に入って来て腹の所にへばりついて寝る。いくら涼しくなってきたとはいえ、一晩中腹にピッタリ張り付いて寝ていられると、小生汗もかく。
今日は、脇腹の所に汗疹が出来たらしく痒くてたまらない。
今夜もかなり涼しくなりそうなので、床を延べると直ぐにやって来るのだろうな。
(ヒロ爺)
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波のように寄せては返す虫の声

今初めて気が付いたのであるが、虫の声と言うのは、波のように寄せては返すかのように大きくなったり小さくなったりするようだ。大発見である。
何種類かの虫がコロロ、コロコロ、チリチリ、リーンリーンとそれぞれ勝手に鳴いているようであるが、そうではないようである。何かの種類が鳴き始めると次々にほかの虫も鳴き始めるのだ。そして波が打ち返したかのように静まり、また高波のように声が高く大きくなるのである。
鈴虫が鳴き止むと、蟋蟀も鳴き止む。蟋蟀が鳴き始めると輪唱か合唱するかのように鈴虫も鳴き始めるのである。
虫の声のフーガ…?
お犬様もお猫様も虫の声には全く興味を示さず、お犬様は足元に寝そべって鼾をかいており、お猫様はキャットポールのてっぺんに丸まって寝ている。
爺は寄せくる虫の声に感じ入っている。
(ヒロ爺)
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秋満喫の蟋蟀の声 コロロコロロ

さわやかな秋晴れの一日。
お犬様と久しぶりに庭で遊ぶ。遊ぶと言っても、お犬様は雑草の中をプラプラするだけ。
追いかけっこをしようとしても関心を示さないし、ボールを投げても無視。うっかりボールをお犬様の方に投げようものなら尻尾を下げて小屋に駆け込む。
庭のお犬様小屋は、今ではすっかり使われていない。
もう少しして霜でも降りるようになると、野良猫たちがちゃっかり夜の住まいにしてしまう。
お猫様は、陽だまりの縁側に丸まってピクリとも動かない。
昨日、一昨日の雨で雑草達は元気いっぱいの背伸びであるが、今日は引っこ抜くのを止めた。
お犬様が雑草をかき分けると、機織り姫、バッタ、キリギリスなどの虫が飛び出してくる。
お猫様だと、追いかけてパンチをするのだが、お犬様は全くの無関心。
今、コオロギの鳴き声に交じって鈴虫の声が聞こえてきている。
スズムシの声がすると秋も深まって来たなと感じてしまうのは私だけだろうか。
今夜は、パンプキンスープを褒める。
いよいよ馬肥ゆる季節が始まる。糖尿病者には憎っくき季節である。
(ヒロ爺)
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歳とは言いたくないが 疲れた

今日は、ギター文化館で里山と風の声コンサート。
ことば座の公演のように出ずっぱりではないのに疲れた。
矢張り、歳の所為か。
今日は県知事選であったがどうなったのであろうか。あまり盛り上がりを見せない選挙であったようだが…。
一日家を留守にしていたものだから、お猫様もお犬様も愛想の悪いこと。
涼しい所為で、二人ともてんでに好きな所で寝てござる。
小生も早く用を片付けて休むとするか。
(お疲れのヒロ爺)
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何故だかコオロギの団体が机を行進

余りにも耳元近くにコオロギの鳴き声が聞こえ、何処で鳴いているのだろうと耳を澄ませた目の前をコオロギの行列が過ぎて行った。何処から入って来たのだ、と不思議に思ったが、実は不思議でもなんでもない。古民家の我が家は、玄関の奥が隙間だらけの薄板で縁の下に繋がっているのである。何かの拍子に家に入り込み、我が机の上に列を作って鳴いているのである。お猫様が気が付いて、追い立てたので何処かに姿を隠してしまったが、足元にコロロと鳴き声が聞こえてくる。机を行進していたのは四、五匹だったと思う。初めてのことである。
このまま夜中まで机の下で鳴かれると、お猫様がガサゴソと煩いことだ。
寝る前に、縁の下に追い込んでもらいたいものだ。
今日は、お犬様を連れてギター文化館へ出掛けてきた。明日、朗読とクラリネットのコンサートなので顔出しに行ってきたのである。お犬様は、ギター文化館の近くの竹藪に虐待を受けて潜んでいたので、ギター文化館に近づくに従って落ち着かなく心配そうな顔をし始めた。窓を開け放しての走行だったので、嫌な思い出の臭いがしたのであろうか。竹藪の近くを通るときヒュンヒュンと不安げな声をするのであった。
大丈夫、大丈夫。外に放り出したりしないから。と、頭をグリグリ、良い子良い子してやると少し落ち着いたが、矢張り不安が大きなようだ。
ギター文化館の館長に「いい子、良い子」と撫でられて漸く、また捨てられることはないと思ったのか心配顔が消えて行った。
こんなお犬様の様子を見ると、人間に身勝手さがどれだけ自然界に迷惑をかけているのか思い知らされる。
(ヒロ爺)
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自転車こぎで息も絶え絶え

今日は定期検査の日で、朝から自転車こぎをやらされた。
たかだか10分だからと、サドルの高さを調節せずに大丈夫と始めたのは良いけれど、ペダルにだんだんと負荷がかかり甘く考えていたらとんでもないことになってしまった。
年に1度はやらされるのだが、こんなに息切れがしたのは初めてだった。
昨日が誕生日で一つ歳をとったのだから一つ老化が進んだのだろう。
参りました。
今日は涼しい一日だったので、お犬様のご機嫌がよく、庭に出ようというと勢いよく飛び出していった。
二、三日雨が降った所為か雑草がもの凄い勢いで伸びていた。
毟ろうかと思ったが、前回虫に刺されて腫れた個所が漸く治ったところなので、今日は止めにした。
お犬様が雑草をかき分けると、中から秋の虫達が一斉に飛び出してきた。
今、庭先では涼しげに鳴いているが、お犬様に追い立てられた虫たちなのだろうか。
もう少し涼しくなれば最高の過ごしやすさなのだが、まだ少し先になるのかな。
日曜が、朗読コンサートなので、真面目に声を出しておこうと練習を始めたら、お猫様もお犬様も傍から離れて行ってしまった。自分では渋くて魅力ある声だと思っているのだが、お猫、お犬好みの声ではないようである。
(ヒロ爺)
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竜巻 ゲリラ豪雨 恵みの秋を何処に

各地に豪雨や竜巻をもたらしているが、この地は平穏無事の毎日。
暑さが幾分和らいできたなと思うが、日中は蒸し暑くまだまだ秋とは言い難い。
しかし、それでも早朝のお犬様の散歩では随分と涼しさが増してきている。
秋は確実にやって来ているのだろう。
今夜は、虫の声も確りとした声量をもって聞こえてくる。
数えるのも嫌になるが、本日は小生の誕生日。歳をとるのは構わないが、死暮れまでの時を考えながら暮らしていかなければならないのが些か煩わしい。ピンピンコロリの死暮れであれば何も気にせず好き勝手が出来るのであるが、生かされての死暮れを迎えるのはご勘弁願いたい。
残された命の精一杯に使い切って、と思っているが、そんな風に考えるとどうしても欲張ってしまう。100年あっても終わりそうもないようなことを考え、思ってしまうのは人間の業なのだろう。
思っている事の一個だけしかできなくても我が人生に残す悔いはない。
或る時に突然に命が生まれ、或る時突然に死暮れていく。
ただ今生きている証拠に精いっぱい好きに暮らそう。
足元と膝に居るお猫様お犬様も「そうだ」と首を振っている。
(ヒロ爺)
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今日は命日明日は誕生日

今のお猫様、お犬様の前に、「葉津ちゃん」というパグ犬のお嬢さんが居た。
大変器量よしでおしゃまなお嬢様だったのだが、美人薄命で、三歳と二か月で夭折した。
その葉津ちゃんが無くなったのが11年前の今日であった。
心臓が弱かったのと喉頭ガンに罹ったので長生きは難しかったのである。小生の誕生日をお祝いするまで頑張ってね、と言っていたのだったが、最後の一日が頑張れなかった。
高校生の時、ナタリー・ウッド、トロイ・ドナヒューの映画で「9月になれば」と言うのがあり、9月の声がすると毎年のようにその映画の主題歌が頭に鳴りだす。まあ、毒にも薬にもならない青春恋愛映画であるが、ナタリーの大ファンだったので、9月が我が誕生日なのとが合わさって、いまだにその曲が、9月になると聞こえてくるのである。
その葉津ちゃんが亡くなってちょうど一月になる夜、お猫様の「耳ちゃん」が玄関先に迷い込んできて家族になったのである。今年で11年になる。
耳ちゃんと言う名は、耳が薄い桜色なので「耳ちゃん」とつけたのである。
耳ちゃんは今、小生の膝の上で丸まって寝てござる。
(ヒロ爺)
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山ほどのフルーツトマトを収穫 夢中で頬張る

9月になって狂ったようにフルーツトマトが色づきだして、今日も大型のボール一杯の収穫。
氷水に冷やして、昼食代わりに褒める。
一昨日は、トマトリゾット。
昨日はトマトスパゲッティー。
本日はトマトのサラダスパゲッティー。
夏バテ気味の肉体に鋭気をくれるトマト。血液もサラサラ。
湿度が無く、高温で風が強ければドライトマトを作りたいところであるが、それは少し無理。
美味そうにトマトを食べていると、お犬様やって来て涎を垂らす。余程うまそうに見えるのだろう。自分にもくれと言って手を差し伸べて催促する。
「トマトなんか食べないでしょう」と言っても納得しない。
仕方なく与えると臭いを嗅いでペッと吐き出す。
お猫様が、馬鹿なやつだなといった顔をして見ている。
お猫様は、こちらが何かを食べていても決して欲しがったりしない。大好きなサバの脂ののった部分でも食卓のものは欲しがらないのだが、お犬様はだんだん人化してきてしまっている。
叱ると、以前のトラウマが戻って来てしまうのでなかなか難しい所だが、我が家に慣れて安心して居られる様になったのだろう。進歩と褒めてやるしかないか。躾けも気長に…だね。
(ヒロ爺)
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迷走する秋風と虫の声

昨夜は、夕立のおかげで涼しい夜となり、喧しいくらいの虫達の声が聞こえてきたが、今夜はまた蒸し暑さが戻って来た。恋人を求める虫達の声も、少なく力が無い。
埼玉県に竜巻が襲った。家が倒壊し車がひっくり返されている映像がテレビに流れていた。
我が住む里も何時まで穏やかで居られることやら。何の保証もない。
最近、オクラがむやみやたらとなり始め、毎日茶碗一杯のオクラを食している。
トマトも急に沢山色付き始め、これも毎日おやつ代わりに口に放り込んでいる。
お猫様もお犬様も一日中寝ている。
庭のお散歩をしようと戸を開けても、出てくる気配はない。
一人、庭に出るが、毟ったばかりと思っていた雑草がまたまた大きな背伸びをしている。
虫達が鳴き始めたことを理由に、しばらく伸び放題にしておいてやろう。
前回、虫刺されで腫れ上がった左腕がようやく収まったところだから、また虫に刺されてはかなわん。
今吹き込んできた風、虫の声の所為か大層涼しく感じられた。
お犬様は相変わらず足元で鼾をかいてござる。
(ヒロ爺)
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昼の猛暑夕立に一転して秋の声

昨日に続き、朝からウンザリする暑さ。
お猫様、お犬様のブラッシングを早々に済ませ、エアコンの中に三人で川の字の長い長い昼寝。
やらなければならない仕事があるのだが、PCを覗いていると直ぐに瞼が下りてくる。
こんな日は無理に仕事をしようなんて考えるなと言う事なのだろう。
何たって「働き過ぎの日本人」なのだから。
40年近く前のこと、東南アジアに仕事で何度か出かけたのであるが、日中勤勉に働く者はいないのである。今の様にどこもかしこも冷房されているという状況ではないので、真昼間仕事をするなんて、馬鹿がすることといった感覚であった。古来、南国では昼間は風通しの良い場所に寝るのが仕事。長生きしたけりゃ静かに寝てなさい、ということなのだ。
それでと言うわけではないが、猛暑の日は何もしないで寝るが一番と、お猫様お犬様を見習っている。
夕方、未だ散歩は暑いよな、と思っているうちに突然雨が落ちてきた。そんなに長い時間ではなかったが、かなりの量が降った。お蔭で、今は虫の声が喧しいほど聞こえてくる。
昨晩なんて殆ど鳴かなかったのに、今はどうだ、色々な虫達が一斉にメスを呼んで鳴いている。
夜風も涼しく気持ちが良い。
今夜はタオルケットをもう一枚用意しておかないと、明け方寒くなりそうである。
小生は矢張り、暑いより寒いが良い。
(ヒロ爺)
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ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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