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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

寒すぎると頭も炬燵で寝転がる

毎日寒い寒いと書くのもそろそろ飽きてきたが、やっぱり寒いものは寒い。こう毎日寒いと頭も活動を控えるのかすぐ炬燵に潜り込もうとしてしまう。寒さ知らずのはずのお犬様も、陽だまりに暖をとっているものだから、お散歩に行こうというと喜んで外に飛び出すのだが、少し歩くとすぐに家に帰ろうと言い出す。お猫様も炬燵から一歩も出ようとしない。
脚本の構想がはっきりとかたまってきたのであるが、ペンをとる気持ちがなかなか生まれてこない。脳みそがどっぷりと炬燵に潜り込んでしまっている。
(ヒロ爺)
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日が差しても凍りついた風が刺してくる

寒いというよりも冷たいと言った方がピッタリとくる。お猫様は炬燵に丸まって居るか小生の膝の中にスッポリとはまって上から膝掛けの毛布を掛けてもらっている。もうそろそろ風も温んでもらいたいと思うのであるが、この寒さはまだまだ続くようである。
我が家は古民家に近い古い家で、間取りの取り方が寒さには適していない。かといって夏の猛暑にも対応できていない。冬寒く夏暑い家である。
あまりの寒さのせいか、集中して仕事ができない。あっちをちょっと手がけて、直ぐにこっちをやってみる、なんてことを繰り返している。おかげでさっぱり仕事が前に進まない。こんな時にはすっぱりと仕事を止めて、お猫様と炬燵に丸くなっているのが良いのだけれど、貧乏性な助平根性が抜けなくて、結局は何も進まないでいる。
ああ、今夜はもう寝てしまおうかな。
(ヒロ爺)
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立春が近づけど未だ水の温まず 水道凍る

今朝は、水道が凍り、洗濯機の水がちょろちょろしか出なかった。少し出しているとそのうちガガガッと音がしてシャーベット状の水が出てきた。相当に寒い朝であった。廊下のお犬様は、毛布やフリースで体がすっぽり包み込まれるように工夫して寝ていた。お猫様は、専用のホカホカカーペットでぬくぬくしている。
庭の雪が全く消える様子はない。こんなに凍り付いていたのでは春の一番の香りである蕗の薹を摘まんで味噌汁に入れるのはもう少し先になりそうである。それにしても来週の土曜日は立春だというのに…。
(ヒロ爺)
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今日はどうした これじゃ雪は解けない

今日は珍しく家人が家にいた。家人が家にいることなんて二か月に一度ぐらいのものである。朝からでかけない家人を見てお猫様もお犬様も勝手が違い対応に困っている。
小生、今日は午前中に「ふるさと風の会」の集まりがあって出かけたのであるが、午前中に用事を入れることがほとんどないので二人にはこの事も日常ではないのである。何時もは陽が高く上がった9時過ぎからブラッシングを始めるのであるが、8時過ぎにはもうブラッシングと言うのでご機嫌がよろしくない。特にお猫様はまだ陽が照っていないじゃないかと御冠である。
お猫様にブラッシングしている間、お犬様は庭の凍った雪をサクサク音を立てて歩き回っている。その音はまるで「こんな日常ではないことをやるから庭の雪が解けないのだ」と言っているようであった。
しかしそれにしても毎日寒い。向かいの家の屋根を見上げまだ雪が解けずに凍っているのだから本当に寒いのだ。
ヒロ爺も風邪をひくのは無理もない。
(ヒロ爺)
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寒いと丸まって居ることも許されなく

朝9時半。お犬様のブラッシングを終えて朝の家事仕事が終了。やっとのんびりできる時間となる。
パソコンを起動しメールを確認すると、久美ちゃんから連絡があった。香港公演の日程が決まったというものである。当初8月15~18日ぐらいにと言っていたのであったが、少しずれて8月20日~24日となった。
「2012年日本芸術文化の祭典・マカオ」となるようである。近日中に、詳しい連絡が入るので、その時にはまたあらためて紹介しようと思う。
予定が少しずつ決定になってくると、小生のやらねばならないことも決定されてきて、だんだん尻に火が点いてくる。
(ヒロ爺)
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雪解けの間に蕗の薹のまだ固く縮んでおる

我が家の庭に蕗の薹が毎年顔を出すのであるが、今年は寒さが厳しいので未だ顔を出してはいないだろうと思ったら、雪が解けて斑に土が見えているところに小さな蕗の薹の頭が見えた。未だ顔を上げるものか、と頑なに縮こまっているように見えた。残り雪がすべて解けて消え、二~三日暖かい陽が照れば、直ぐに顔を上げてくれるだろう。そうしたら小生、先ずは一つ摘ませてもらい味噌汁に刻み込んで褒めよう。
雨が降り、雪が降ってくれたおかげで地面にはたっぷりと水分が含まれた。その所為で今朝は大層長い霜柱ができていた。お犬様を庭に離してやると、霜柱をサクサク倒し残り雪を盛んに舐めるのであった。お猫様は、陽の射し込んだ専用ハンモックに蹲り、お犬様を見下ろし、「へッ。まるで子供だ」といった顔をしている。小生が「耳ちゃんブラッシング」と呼んでも、そんな寒い庭に何ぞ出られるかと全く動こうとしない。
今日は風邪による咽喉の痛みもなくなり、洟の出も少しおさまってきた。インフルエンザではなくて良かったが、ワクチンを打っておいた方が良いのだろうか。…歳だからな。市から高齢者予防接種の案内が来ていたからやっておくか。
(ヒロ爺)
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四十年来の戦友 久々にインクを吸わす

何時もそうなのであるが、新しい仕事が始まる時、小生先ず机の整理からスタートする。4月8日に美浦村のバレー同好会の公演に招かれて演ずる台本を書かねばならないのと、6月の定期公演と、8月に予定されている香港公演の台本を書かなければならない。ほぼ構想が固まったので、ぼつぼつ書き始めようと思うのだが、その前にまずは机の整理と周辺の模様替えである。小生の妙な癖で、書き出す前には机の整理がまず必要なのである。
机を片付けながら引出しを開けて整理していると、懐かしい戦友が出てきた。戦友とはモンブラン製のブルドック型万年筆である。この万年筆は、長男が生まれた翌年に購入したもので、もう40年が過ぎている。この万年筆のペン先は三度ほど交換している。年間3千枚もの原稿を量産したのもこの万年筆であった。購入当時、確か3万何がしかの値段がしたと思う。当時の3万数千円と言うのは大した金額であった。長男が生まれ、俺はこれで家族を養っていくしかないのだとある種の悲壮な覚悟で購入したのであった。ペン先の交換ごとにオーバーホールのようなことをしてもらったが、いまだに元気に用を果たしてくれる。
今年は、ことば座が大きく変貌し、伸びていく年でもあるので、小生も初心に戻り、原稿のメモ書きや構成書きなどはこの万年筆で書いてやろうとインクを入れてみたのであるが、ポンプに漏れはなく書き心地も全く変わりなく滑らかに流れてくれる。実際の原稿は、このPCで書くのであるが、創作ノートへのメモは戦友の力を借りて書いていこうと思っている。
(ヒロ爺)
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初積雪に蝋梅の香もちぢみ

庭が真っ白になった。犬は喜び庭駆け回る…だが一寸だけ。直ぐに家に入ると言い出す。去年の冬は竹林の中だったのでしょう、あなたは寒さに強いのではないの? お犬様なんだし。でも今のお犬様はお猫様に全くの右へ倣へ、である。昨夜、小生の古くなったフリースのジャンパーをお犬様に進呈したのであったが、それにすっぽりかぶって陽だまりに昼寝しているのである。
午後の散歩は、雪解けの道がぬかるんでいるので汚れるのが嫌らしい。そのくせ枯草の茂みではぐいぐい中へ引っ張っていく。体中草の実だらけである。冬毛でモコモコしている中まで入りこんでしまうのだから、帰ってきてからのブラッシングが大変なのである。小生のぶつぶつ言いながらのブラッシングをお猫様が冷ややかな目で見つめている。あ~あ、風邪で鼻がグズグズしているというのに、…。
(ヒロ爺)
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節分には早すぎる 鬼のかく乱

実に何年ぶりかの風邪ひきである。昨夜、この呟きを終えて、お猫様をからかいながら熱っぽいので体温を測ったら、なんと8度2分もあった。目盛を見た途端大熱の気分となり、生姜湯とゆず湯を飲んで慌てて床にはいる。
生姜と柚子のVCが効いたのか、今朝目覚めると熱も下がり、体のだるさはなくなっていたが、洟の大量流出。現在もまいっている。鼻の下がもうヒリヒリを通り越して痛い。
これからまた生姜湯と柚子湯を作り、早めに床に入るとしよう。
(ヒロ爺)
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めめちゃんすっかりお婆ちゃんになってしまった

お犬の愛々ちゃん、雨嫌いなのであるが、今日は寒さもあって雨上がりを狙って散歩に誘ったのであるが少しも嬉しそうな顔をしない。昨日、着せてやった首を冷やさないための寝具グッズが気に入って、それを着せてもらうともう背を丸めて毛布の上に寝転がってしまった。
愛々のあまりに早い散歩にお猫様もびっくり。何だよ、なんだよ、といった顔でまごついていた。いつもだと、小生が散歩から帰ってくると玄関先まで出てきて、待ってたんだよ、遅いじゃないか、と非難の顔を向けるのであるが、今日は猫が豆鉄砲を喰らっていた。
一昨日の夜から喉が痛くなり、昨夜からは本格的な風邪になってしまった。熱があるわけではないが実に煩わしい感じである。二、三分に一度は鼻をかむ有様。もう鼻の下が痛い。
(ヒロ爺)
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今日も雨 明日も雨模様 いいお湿りですね

雨が降って困るのはお犬様の散歩である。今日も雨の様子を見ながら散歩に出るのであったが、草叢が雨に濡れているのがいやらしい。早々と用を足すと「さあ、帰りましょう」という。「駄目だよ。愛々ちゃんダイエットにならないよ」そう言って無理やり引き回そうとするのであるが頑として動きたがらない。仕方なく家に戻ると、直ぐに体を拭いて家に上げろという。
フリースの寝る時の肩掛けのようなベスト?があり、それを着せたらピッタリサイズであった。暖かいらしくすっかりお気に入りとなり、今もその温か安眠ベストを着たまま丸まって寝てござる。
お猫様はと言うと、背気球ストーブの吹き出し口の所に長々と伸びて眠っている。
(ヒロ爺)
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待ち望んだ雨も凍り付く寒さで喜び半分

やっと雨が降り、乾燥した大地が喜んでいるであろうが、霙混じりの雨はさすがに冷たい。お犬様も散歩に連れて出てもすぐに帰ろうという。我がお犬様、去年の今頃は虐待野良犬で竹やぶにヒッソリと隠れていたのに、今の寒がりはどういうことだ。ちょっと雨が降っても散歩はやめようというし、冷たい風が吹くからと言って、ショートカットしようとする。
今日も午後の散歩は家から百メートルも離れると、「さあ帰ろう」と言い出す始末。おまけに、家に上がると毛布にスッポリとくるまって寒いと震えている。一緒に横になって抱いてやると、満足げに顔をなめてくれた。お犬様を抱いて横になっていると、何か気配がすると思ったら、お猫様がこちらをジッと見ている。それで今度は、炬燵でお猫様を抱いて昼寝となった。
もう少ししたら、お猫様もお犬様も一緒に抱いて寝るようになるのかもしれない。
(ヒロ爺)


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明日は待望の雨が降るのか

乾燥したカラカラの日が何日も続き、小生も昨日から喉が痛くなってきていた。コーヒー、牛乳、生姜湯などがぶがぶと飲んでいるのであるが、鼻腔から喉にかけてのガラガラ感は一向に消える気配がない。インスリンを投与している小生、風邪をひくとその効果が下がり血糖値が上がってしまうので、風邪をひかないように気を付けているのであるが、これだけ雨が降らず乾燥した風が吹いていると注意をしていても、喉がやられてしまう。
エアコンでの暖房は極力やめているのであるが、焼け石に水のようである。乾燥の所為なのだろうか、お犬様が最近よくクシャミをする。しか、このクシャミは遊んでもらって興奮してくるとするクシャミだから、鼻が乾燥してのクシャミではないようである。お犬様の鼻の頭は、しっとりと濡れて黒光りしている。乾燥にやられてはいない。
お猫様は、食事とトイレ以外はほとんど炬燵の中にいるのであるが、乾燥など関係ないのであろうか。膝の上にやってきたとき撫でてやると、すごい静電気である。本人は何も感じないのだろうか。
明日はどうやら雨が降るらしい。だが、もしかしたら雪かも知れない。
(ヒロ爺)
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日々平安に また美しく暮れて愉快をおもう

愉快。愉快也。『愉快』は小生の大好きな言葉である。日々が如何に平穏、平安に暮れて行っても、またどんなに美しく暮れて行っても、そこの愉快がなければ平安も美も単なる形容の言葉に過ぎない。だがそこに愉快があると時の移ろひはバラ色に染まる。
お猫様、お犬様を抱いて陽だまりに微睡みながら「さ~て、常世の国の、日高見の国の組曲は…」と夢想することは愉快なことで、小生の一日をバラ色の平安にしてくれる。ところがこのバラ色の平安は、夢想の方向が見え始めると突然と苦悩に変身する。その苦悩がいつやってくるのかは分からない。
今は、この陽だまりの微睡の中で愉快に揺られていよう。
(ヒロ爺)
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穏やかなりお猫様とお犬様と吾が居る

時が穏やかに流れていく。我が家は今日も平穏である。
縁側の陽だまりにCDラジカセを出して、ホルストの「日本組曲」と小生の弟子の関係者達が作成した「ネオ・ジャポニズム」を聞きながら、『平成日本組曲』の構想を練っている、いやただ思っているだけ。しかし、このライフワークをぼんやりと思いの湧き上がってくるのを待つ時間ほど至福と思える時はない。
仕事で依頼された脚本であれば、時がコチコチと追いかけてきてそこに会いたくない人が絡んでくる。だがライフワークではそれがない。今も耳元に組曲のある江戸子守歌が流れている。お猫様も膝の上に寝てござる。一日穏やかなりである。
(ヒロ爺)
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しんしんとしんしんと一日風もなく底冷えて

今日はお犬様を連れて、モダン・ダンスの柏木久美ちゃんとオカリナの野口さんの所へ出掛けてきた。ホルスト作曲の「日本組曲」をどう舞うかの雑談会を行ってきたのである。なかなか楽しいひと時であった。
今小生の頭の中は、今年先ずは試験的にホルストの曲を取り入れた舞台を作るのと、来年ぐらいに、伊藤道郎が舞うことがかなわなかった「日本組曲」を新説日本組曲として新しい編曲と物語を与えて柏木久美子・小林幸枝に舞表現してもらおうとその構想で満杯になっている。
今日の雑談会で、また一つ頭の中に明確な物語の端っこが見え始めてきた。こうした構想を練る時と言うのは実に楽しく幸せを感じるものである。その作品にかかわる全員が楽しんでやらなかったら、物語の絵が死んじゃうよ、と叫んでいたころを思い出す。
お犬様は久しぶりの車での外出であったので、どこへ連れて行かれるのかと不安いっぱいの顔であったが、野口宅の「ケンケン」君の吠える声を聴いてやっと連れてこられた場所を認識した。顔が一瞬にして安堵する。久美ちゃんとは初めてであったのだが、昨年夏まで犬を飼っていた所為もあってか、お犬様は全くの警戒心を示さなかった。楽しい一日であった。
(ヒロ爺)
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今日は何をしたのか 記憶の全くない一日

さて、今日は何を呟くか、とブログを開いたまではよかったのだが、「今日は何をしてたのかな」と振り替えったら、何の記憶もなかった。ありゃりゃ、ボケが来たのか? いやそうではなく今日は一日何もしなかった一日であった。掃除洗濯、お猫様とお犬様のブラッシング。そして散歩。これらは反射行動のように行っているので、「今日は何した?」と振り返った時には、行動の範囲に入っていないので相当意識しないと記憶に上ってこないのである。いくら変化のない一日であっても、そこに何かの発見を持てないようでは作家を自称することはできない。発見が作れないようでは、単なる爺となってしまう。爺になることは構わないが、ボケ爺は困る。
新しく記事を書くのページを開いたまま、お猫様を膝に抱いて思わず言ってしまった。耳ちゃんヒロ爺はボケてきたのかな。だが耳ちゃんはうんもすんも返事はない。ということは小生にまだ不自然やおかしなところが出ていないようである。
(ヒロ爺)
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なんだか疲れた一日だったと夕焼けに呟いて

今日は「ふるさと風の会」の会報を印刷するため、今年最初の集まりがあった。昨夜駆け込みでギリギリ編集が終わったのであったが、無事今年の一月号を発行することができた。そんなギリギリ編集の疲れかなと思ったのであったが、どうやらそうでもないようである。
陽だまりでお猫様とお犬様がのんびりと昼寝をしている。それを見ているうちに、疲れたと思えば寝ればいいじゃないか、と素直に考えられるようになった。バカみたいだが、実際、疲れたのならば体を休めなければ疲れは取れないのだ。お猫様、お犬様に無言で馬鹿なご主人だ、と言われているようである。
腹が空いたら何かを作って食べる。物事単純に考えないと糸が縺れる様にこんがらがって無駄なエネルギーを使いかえって疲れを増してしまうものだ。お猫もお犬もお前さん達はエライ!
(ヒロ爺)
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何とか今日も無事に終わってお猫様抱いて

明日は「ふるさと風の会」の会報作りである。今ようやく編集が終わりプリントアウトをしたところである。
毎月毎月滑り込みセーフの状態で、些か嫌になってきている。しかし、こうした活動は嫌になったからやめようというのでは、最初からやらない方が良い。疲れ果て、ボヤきながらでも続けていくことが重要なのである。
夕食後からお猫様がしきりに抱っこと言ってやってくるのだが、編集を終わらせないといけないので、ちょっと待っててね、の繰り返しにお猫様はブンむくれである。今ようやく膝の上に上がれておとなしくしている。
尻に火がついたような気分であったので、寒さを忘れていたが、気づくと今夜も大層に寒い。
(ヒロ爺)
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冷たく冴えわたる夜空には鋭いプラチナの針が

一日ほとんど気温が上がらず、おまけにズズ~ンと突き上げる揺れ。こんな時にまた大震災でも起こったら立ち直る勇気も失せてしまうだろう。ちょうどテレビをつけていたので、突然の地震予知のけたたましいチャイムが鳴る。最近また頻繁に地震が来ているので、すわ大地震と思ってしまう。しかし、お猫様もお犬様も大きな反応を示さないので、大したことはないなと思えた。最初の地響きは聊か気味の悪いものであったが、大した揺れもなく時間も短かったので、お猫様たちの予知感覚に感心してしまった。恐らく彼らにはこれぐらいの地震だなと言う確信のようなものがあるのだろう。
陽が落ちて雨戸を閉めながら空を見上げると一番星、二番星、三番星が鋭いプラチナの針を打ち投げてくるような感じに、痛い光を放っていた。一番星たちの間を縫うように飛行機がライトを点滅させながら過ぎっていった。
このまま雲一つない夜空だと明日の朝の凍りつきは大変なものになるだろう。今夜はお猫様を抱いて寝るとするか。
(ヒロ爺)
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今夜は雪でもちらつきそうな気配 お猫は炬燵

午後、雨がパラパラとしたがすぐに上がってしまった。しかし、それからはぐんぐんと気温が下がり今はもう火の気のない部屋では居られない。ただ今、20時。何時もならお猫様が膝の上にやって来て「いい子、いい子」しろと煩いのだが、今夜は炬燵の中から出てこようとしない。
朝目覚めたら一面真っ白、なんてことになったら嬉しいのだが、どうやらそうはなりそうもない。明日の天気予報を見ると快晴のマークがついている。夜が更けて星空となったら、明日の朝は相当冷え込むだろう。明け方の冷え込みが激しいと、お猫様はホットマットでは寒いらしく小生の布団に入ってくる。その時、無理やり隙間を探して買ってき入って来てくれればいいのだが、小生の頭や顔を手で突くのである。小生がなかなか目を覚まさないと、頭のてっぺんをパンチするのである。どうやら明日の明け方には、猫パンチで起こされるのだろう。
(ヒロ爺)
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寒波が来るというが縁側の陽だまりは春真っ盛り

お猫様もお犬様も一日よう寝てござる。午前の日が差しこむと午後の日陰が来るなるまで春はうららの様相で爆睡しておる。何かの拍子に目が覚めると「ミュー」だとか「ゥーワン」と小生を呼ぶ。ハイハイと返事をして行ってやらないと何時までもミューとゥーワンを繰り返す。
午後二時間ばかり出かけて留守にしたが、その間目を覚ますことはないのだろうか。小生の車が家の前に来ると、家の中からお犬様は大声で鳴く。ワンではなくヒューンヒューンと悲壮な声を上げるのである。知らない人が聞いたら犬を虐待しているような声を上げるのである。当人は、遅いよ、待ってたんだよ待ってたんだよと叫んでいるのであろう。玄関を開けると、上り框にはお猫様が座って待ち構えている。まるでそこでズーッと待っていたような顔で「ミュー」と鳴く。
面白いもので、玄関のかぎを開けガラガラと開けると、お犬様の声がぴたりと止まる。まるで玄関でお出迎えするお猫様の邪魔をしないように気配りをしているようでもある。なんと言ってもお猫様は我が家のボスだから、順位を重んじるお犬様としたら当然なのかもしれない。そうしないと鼻面をパンチされてしまうのだから。
小生は、どうやら彼らの用務員のようである。
(ヒロ爺)
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忌まわしき記憶の蘇ってお犬様動けず

昨日、機嫌の悪くなったプリンター、今日は完全にブレークダウン。仕方なく、プリンターを購入に行ってきた。プリンターも全自動式になってしまっており、フリーで手差しのできる機種はもうなくなっていた。話だけ聞くとノータッチで便利そうなのであるが、実はそうではなく、小生などは甚だ使いにくいものになっていた。
プリンターと格闘しているうちにお犬様の散歩の時間が大幅に遅れてしまった。未だか!との催促の声で慌てて散歩に出かけたのであったが、家を出た途端廃品回収業者の悪音響をたてる車がやってきた。お犬様は、その悪音響を聞いた途端、その場にフリーズしてしまい、リードを引っ張ろうが、尻を押そうが梃子でも動こうとしない。野良生活をしているときに廃品回収業者かどうかは分からないが、悪音響を立てる者達に虐められたのであろう。その記憶が蘇り本能的に隠れようとするのであった。車が行きすぎてもその場から動こうとしないので、仕方なく抱っこして家に戻ってきた。庭に離してやると、ようやく落ち着き植木の陰で小用を済ますとすぐに家に入るというのである。未だに飼い主に全くの信頼を預けられないお犬様を見ていると、虐待の心に残す傷の深さを思わずにはいられない。
(ヒロ爺)
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良く働けば疲労劣化で寿命も短く

地球上の全てのものに言えることだが、肉体も道具もせっせと働かせれば働かせた分だけ疲労劣化が進み、寿命を縮めるものである。勿論、適度な運動がなければそれはまた寿命を縮めてしまう。休みを与えず過労を続けていれば寿命はさらに縮まる。
さて、なんでこんな話になったのかと言うと、パソコンのプリンターが二年にならないのにそろそろ危なくなり始めたからである。よく言われる。そんなにプリントをするのならインクジェットのプリンターでは無理ですよ、と。その通りなのだが、今よりかさばるプリンターをデスクに置きたくはないのだ。
どれくらい印刷するのか? そう一か月ほど前にA4500枚包×5を買ってきたのであるがもう200枚ほどしか残っていない。だからコストダウンのために強化プラスチックのような素材で作られたギヤーなどの運動部はすぐに摩耗してしまうのである。ギヤーなどの部品交換をすればまだまだ使えるのであるが、部品交換をするよりも新しいものを買う方が安いのである。何とも馬鹿げたことである。
だが若い人からは言われている。安物買いの銭失い、と。実際、メーカーに苦情を言っても、家庭用のプリンターは、あくまでも家庭用ですからと言われてしまう。確かにこのプリンターで一度に500枚、600枚をプリントする人はそんなにいないだろう。
そろそろ危なくなってきたプリンターを見ながら、「そうだ、働きすぎはいかん!」と呟いてみた。
(ヒロ爺)
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吹きつける寒風が連れてくる美味い干芋

澄みわたる天空の下に寒風が吹きつける。しかし、この乾燥して冷たい風が美味い干芋を作り出すのだ。
暮れに、近所に手作り野菜などをこじんまりと販売している元農家のような家があり、そこで買い入れた干芋が非常に美味いものであった。何処か親戚の農家からでも持ってきているのかと思っていたら、その家で作っていたのであった。爺さんと婆さんの二人で作っているのである。家の表側からは周りに人家が密集しているので、よもやその奥が畑になっているとは思えないのであるが、声をかけても人の気配がないのでズンズン奥に入って行ったらその先が広い農地になっていた。そしてその農地の手前に網囲いされた自然乾燥のための建屋があり、そこで干芋つくりをしていたのであった。
干芋をくださいな、と声をかけると、お婆さんが「干芋は今日はないわ」という。そして、今作ってっから10日だらできる、と言う。
暮れに買った干芋が大層美味かったのでまた来ましたが、今日はないですか。そう言うと、「10日だら大丈夫。取っとくかね」と言うので「4キロ(一袋1キロ)いいかね」と予約をしてきた。「今年は良い干芋になるでな」とその婆は嬉しそうに言った。確かに美味い干芋であった。10日が待ち遠しいことである。
(ヒロ爺)
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お猫様お犬様のお出迎えは お前どこ行ってた! 

今日は、ギター文化館へ年始のあいさつに出かけてきた。ついでに録音状態の悪かったホルストの日本組曲を再録音に行ってきた。昨日買ってきた新しいカセットテープに録れ直しをしてきた。前回のテープよりはきれいに録音されていたが、もともとの音源の録音状態が良くなくCDを聞くようなわけにはいかない。しかし、前回に比べれば格段に良く、曲に合わせて今までの詩を朗読で当ててみたが、なかなか面白い。
柏木久美子さんが舞表現する物語とは別に、朗読のための物語を同じコード進行で語っていく。そしてその何カ所かに朗読に合唱するごとく手話の舞が交差する。久美ちゃんの舞では恐らく江戸子守歌の部分は野口さんのオカリナなのだろうなと創造しながら、小生のマイペースな詩をぶつけてみた。非常に面白い感じである。
この感覚をそのまま、日本組曲の詩物語が作れると良い舞台ができるであろうと思う。
(ヒロ爺)
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強風の竜巻に枯葉舞いお犬様元気

激しい木枯しの吹きつける一日であった。プリンターのインクを買いに行くのに自転車で出たのであったが、下り坂なのに一生懸命ペダルをこがないと前に進まないほどであった。帰りは上り坂の背を押してくれると期待したのであったが、そうはいかなかった。電気店の中を少しゆっくり見物しすぎた所為で、店を出る時には風向きがすっかり変わってしまっていた。斜め前方から吹き付ける強風で、ローギヤーで必死にこいでいるのになかなか前に進まない。おかげで家にたどり着いた時には耳が凍り付いて、体は汗だくになっていた。
着替えを済ませ、ちょっと休憩と思っていたら、お犬様、そろそろ散歩に行こうよと催促する。散歩から帰ったらゆっくりするかとお犬様を連れて外に出たのであるが、お犬様、どうした訳か非常にハイテンション。庭を出るや否や走り出すのである。栗林の枯葉の舞うのに大喜びに跳ね回り、たっぷりの用足しを終えると、満足の顔で帰ろうというのであった。
家に帰ると未だ陽の射しこんでいる縁廊下に長々と寝そべると、たちまちに鼾をかき始めた。
いや~今日も我が家は平安、太平! 素晴らしいぞ。
(ヒロ爺)
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一年の計は元旦の一日だけでは足りぬ

穏やかな三が日が終わり、そしてこのまま松の内が終えるのだろう。本年の計を元旦にと力んでみるも、お猫様・お犬様の慌てない慌てないこの平安を十分に愉しんで、となってしまった。それでも一応、課題になっている6月公演の構想、日本組曲の構想などを思い浮かべながら、縁側に三人で暖を取っている。
明日から仕事始めという人も多いだろう。だが隠遁生活に近い小生、休み癖がつこうが困ることはない。明日もこんな風に三人で日向ぼっこしながら、本年の計を考えよう。松の内に方向だけでも探せればそれでいいのだ。
(ヒロ爺)
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三が日の穏やかに暮れてこの年の思う

お猫様とお犬様と一緒に、実に穏やかな三が日を過ごした。この穏やかな流れのままにこの一年が過ぎて行ってくれることを願うが、果たして…。
年間の予定をみると、結構忙しくなりそうな感じである。数年前までは、死んだら目覚め無き睡眠が取れるのだから、…等とうそぶいていたのであるが、今はそんなことを言う気はさらさらない。折角の人生である、のんびり揺ったりと愉快を感じていたい。
愉快をたのしむといえば、年末からずーっと暇があればホルストの「日本組曲」を聞いているのであるが、この組曲に小生の「天職」という詩を朗唱してみている。自画自賛ではあるが、これが実によくマッチする。この「天職」という詩をモチーフにして、ホルストの「日本組曲」のための「散文詩」のようなものを書いてみようかと思っている。あくせく追い立てられて朗唱のための散文詩を考えるのは嬉しくないが、お猫様、お犬様と陽だまりに昼寝しながらの創作であれば、それは愉快この上ない。
暫くはこの気分で、三人で陽だまりに昼寝を愉しむとしよう。
(ヒロ爺)
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黒雲の空を眺めて しかし平安なり

人は正月に一体どのようなイメージを持っているのかは分からないが、喧噪の声はないがこの一年の計を思うには静かで良い正月である。妻も、義妹も正月らしくないとぼやいているが、正月三ヶ日あるいは松の内は安静にいて今年一年の成すべき事・方向を考える時である。門松がないから、初詣の人が少ないなどは正月らしさをつくることとは関係ない。安静にいてこの一年を思うこと、己の希望の物語の構成などに正月を使うことであろうと思う。思い方のスタイルなどはどうでもいい。炬燵に寝ころんでぼんやりと思うことでも構わない。らしくない、と言うのは自力を捨てた者の言うことだろう。
平安の黒雲を眺めながらそんなことを思うのも新年ならでこそである。
(ヒロ爺)
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プロフィール

ヒロ爺

Author:ヒロ爺
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ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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