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常世の風に吹かれて呟いて…

常世の国に迷い込んだヒロ爺が、日々の風に吹かれて呟きを舞う

刈田に群れる雀等に聞く この道どこへ行くと

ことば座と柏木久美子ちゃんとの香港公演の話が、6月公演のときに持ち上がり、最近にわかに具体化してきており、3月には資金集めのための公演が行われることになった。それで今、どんな舞台にするかその企画構成に入っているのであるが、久しぶりに気分が高揚して愉快になっている。愉快な高揚感は仕事を辞めて石岡に引き込んでから初めてではないだろうか。
台本の企画構成を考えながら、改めて伊藤道夫の足跡をたどり、偉大な先人だと敬意の念に浸りながら、自身の創作意欲に刺激を与えている。
お猫様、お犬様を相手にする好々爺が未踏のモダニズムの表現に挑戦しようというのだから、まあ気分は上々、愉快この上ない。さてどんな舞台を創造してやろうか。ユッキーちゃん来年は大変だぞー。
(ヒロ爺)
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毎日彩の移り行って霜月も終わる

昨日、真っ赤な烏瓜を見つけて感激し、このブログに呟いたら、まほらの風のk兄が真っ赤な烏瓜の歌を紹介してくれた。烏瓜も柿の実も夕焼け色になるものとばかり思っていたのであるが、そうではないらしい。もっとも柿の実だって「小柿」と呼ばれている直径二㎝ほどの柿の実は、熟すと黒い色になる。小粒なのだが大層に甘い柿である。おそらく黒く熟した小柿を見て柿だと思う人は少ないだろう。
昨日真っ赤だった烏瓜、今日の散歩のときに傍まで行って眺めてみたら、今日は昨日に比べ赤さがなくなって、やや黒味が混ざっていた。時の移ろいは色の何時ろいも連れてやってくるのだな、と改めて認識しなおした。
高がお決まりのお犬様散歩であるが、義務的に歩いていても発見は何もないが、お犬様や風と対話しながら歩いていると、時のいろいろな声を聞かせてくれるものである。
(ヒロ爺)
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散歩道 枯れ草と真っ赤な烏瓜

お犬様と散歩しながら、もうすっかりと秋が過ぎ冬を迎える支度を済ませた草原が妙に美しく見えた。手入れのされていない小さな杉林に絡みついていた烏瓜が、今日見たら真っ赤な色になっていた。夕焼け色ではなく深紅の烏瓜なんて初めて目にした。何時もとおっている散歩道なのであるが、真っ赤な烏瓜には今日初めて気がついた。昨日も同じ道順であったのだが、この赤い烏瓜に気づくことはなかった。もしかしたら昨夜に夕焼け色から赤に変わったのであろうか。去年、いやその前の年であったろうか深いワインレッドの紫陽花を見つけてびっくりしたのであるが、今日の烏瓜はそれ以来のびっくりであった。いつも見慣れた散歩道にびっくりな発見があることは実に愉快である。行く川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず、を何気ない日常に発見することぐらい愉快にさせられることはない。
(ヒロ爺)
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時の流れに慌てて追いかけて 霜月も残り数日

やるべき思いが湧きだしてきているうちはまだやれということなのだろう。七十のラインが目前に迫りながらもなお恋にやきこがれ魘される詩を書くことを心に強制されるということは、己の人生に感謝しなければならないのだろうと思う。生物は生殖機能を失うことは即ち死暮れることを意味するのだそうである。小生、死暮れを想いながらもなお恋の歌を詠わねばならない環境にあるということは素直に喜ぶべきことなのだろう。いよいよ憧れの風狂翁の一休宗純に倣って73歳にて現代美人の「森」に迷うことが果されるのかも知れない。もし、そうなれば人生万歳である。
(ヒロ爺)

追…旧パソコンで呟いているのであるが、基本的には何も変わらないのに実に作業がしづらい。つい半年前まではこのPCも使っていたのに…。
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寒空を見上げて 今夜は良い風呂の日だ

今日も一日ぼんやり骨休みの日と決め込んでいたら、ことば座に嬉しい来年の予定が飛び込んできた。今年は一月の出だしから十二月の終了まで良い事が連鎖して行く年のようだ。おかげでパソコンが直ってくるまで休業だと思っていたのであるが、新しい台本の構想を立てなくてはならなくなった。
ユッキーちゃんは今週、風邪でダウン。公演が終わって翌日、小生が疲れたな~、と言ったら敬老の言葉をかけられてしまったが、何だい何だいユッキーちゃんだって疲れを意識できなかっただけで小生と同じではないか。
さてさて明日から、気分を元に戻してふる里ヨイショ物語の構想を練らなければ。
お猫様・お犬様を両脇に抱えてヒロ爺は忙しい忙しい。
(ヒロ爺)
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やれやれ大事でした 秋の夜長に大汗かいて

もう日付が26日に変わってしまった。パソコンの調子が悪くなり、説明書をひっくり返しても意味が半分ぐらいしか分からない。4時間ほどかかり何とかメールがつながり、このロクでもない呟きも可能になった。しかし、夜が明けるとまた動かなくなるかもしれないな。PCなるもの文章を打つだけなら、そんなに難しくないのだが、ひとたびアクシデントに見舞われると、爺さんには手も足も出せなくなってしまう。おかげで今夜は、お犬様もお猫様も不機嫌なヒロ爺の顔色をうかがいながら、遠慮がちに要求を口にしておった。
そうだ、明日もこの調子で不機嫌な顔をしていてやろうかしら。
(ひろ爺)
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お猫様お犬様 お犬様お猫様 疲れる一日

今日も一日お猫様とお犬様のお相手で終わった。これからやっと自分の時間である。修理に出したPCがなおってくるまではなんの作業も出来ないので、お猫様お犬様の言う通りに過ごしていたが大層疲れる。お二人は一日相手をしてもらえるのでご満足なのであるが、これを習慣づけてはいけない。明日からは前に戻さなければ。
PCでの作業が出来ないので、読書の秋と洒落込んで読みなおしておきたかった本を机に積み上げ、夜の時間を潰しているが、どうしても寝る時間が遅くなってしまう。朝の眠いこと眠いこと。しかし、お猫様は6時過ぎてまでは寝かせてくれない。なかなかうまくいかないものである。隠居生活もかなり忙しいものだ。
(ヒロ爺)
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すっかりと隠居爺さんとなってお猫と炬燵

パソコンの故障で仕事がすべて中止。古いパソコンでメールとこの呟きだけは何とかやっているが、このパソコンも中身を整理しないといけないらしい。よく解からないでいじくって使えなくなっても困るので、修理が終わって、戻って来るまではこのままで行くしかない。お陰でお犬様との散歩以外は何もせずお猫様と炬燵のひねもすゴロゴロしている。お犬様も日当たりの廊下で無防備に腹を出して寝てござる。どうやら二週間ばかりこんな生活が続きそうである。
(ヒロ爺)
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いやはやお手上げですPC突然のダウン

夕方、お犬様の散歩の後、さて仕事をするかとPCを起動したら、「ハードディスクを交換または修理してください」と表示されてしまった。まだ入れ替えて一年が過ぎていないのに何てこった。慌てて買った電気店に持って行った。修理に2週間ほどかかると言う。それで仕方なく古いパソコンで作業を始めたのであるが、実にやりにくい。おまけにCの空き領域が無くなっているので、不要なファイルは捨てろと指示が出る。実にめんどくさいことである。いくつか破棄したが一向に空き領域が増えてくれない。しばらくは作業をやめて、ぼやきを呟くほかはあるまい。
原稿を打つことしかできない小生に、このPCを整理しろなんて土台無理なことだ。
(ヒロ爺)
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風が冷たくなって晩秋の嬉しく

冷え込んできた晩秋が嬉しいだなんて少し可笑しくないかい。そう言われるかもしれない。しかし、十一月の陽気を振り返ると実に不快な陽気であったと思う。季節の移ろいに合わせてのそれなりの冷え込みが、三寒四温ではないが移ろう声を聞かせてくれれば、それは愉快なことであるのだが、最近の陽気はそうではない。不愉快な移ろいである。
午後から風が冷たくなってきた声を聴きながら、そうだ、こうして季節と陽気が連動して移ろってくれたら、人の心も殺伐とした荒廃がなくなるのではないだろうか。そんなことを思ってしまった。
こちらの感傷など全く無視のお犬様は、冷たい風が快適な散歩日和をつくってくれて、大満足の散歩を楽しんでいる。十分な散歩を楽しんだくせに、食後のお遊びに長々と付き合わされて、ただ今やっと解放してもらった。もうすぐ鼾が聞こえてくるだろう。明日の朝も早い目覚めの事だろう。
さて湯に浸かってきて夜長の読書と洒落込むとしようか。
(ヒロ爺)
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お犬様 突然の腹下し 明けの前に起こされて

今朝と言うにはあまりにも早すぎる、午前三時少し前、お犬様がフンフンと切なげな声を上げる。さては寝ぼけたかと叱ったが、どうもそうではないらしい。眠い目をこすり、廊下の戸を開けて外に出してやる。庭を少しの間うろうろとしていたが珍しく犬小屋に入ってしまった。仕方なく首に鎖をつけて小屋に寝かせたのであったが、朝の散歩で激しい下痢を起こしてしまった。二度三度と激しい水の様な下痢を起こしたのであった。穴を掘って埋められるような状態ではなかった。幸い深い草叢の中だったので、雨に掃除を任せることにして草叢を出てきた。
お腹がゴロゴロなるのが聞こえてくる。そのうちプ~ッ、プ~ッと歩きながらのおならである。5時少し前でまだだれも行きかう人もないので、好きなだけ歩きっ屁をさせてやった。小生の前を歩きながらのプ~プ~なので、中身を吹きかけるなと声してみたが、ご当人は小生の言うことが解からないらしくマイペースのプー散歩であった。
流石に朝食は食べなかったが、午後の散歩ではすっかり元気を取り戻し、愛々ダンスしながらの散歩であった。
ただ今、21時30分。お犬様の鼾が廊下から聞こえてきている。
(ヒロ爺)
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篠突く雨に打たれて一人

秋の深まった雨は、冷たく何となく寂しくなるものであるが、今日は少し違った。家に居て雨が降ると随分と部屋が冷え込んでくるな、と思っていたのだったが、少し小降りになったのを見計らってお犬様の散歩に出たら、外は生温かく湿度だけが思いきり高かった。お犬様、雨が降るとショートカットするのであるが、今日もショートカットかと思ったら、思い切り遠回りのお散歩を要求するのだった。草むらに入られると困るので、膝まである重いゴム長靴を履いているので歩くのが大変である。40分以上の散歩となり、家に戻った時にはクタクタの汗びっしょりであった。
廊下のガラス戸が湿度で曇ってしまい、拭こうと思ったら、家の中ではなく外側が曇っているのであった。これは室内の方が寒いということである。何とも嫌な陽気である。
晩秋の雨になると必ず思い出すのは、戦後の童謡で「壊れたお窓にしとしと小雨、雨の降る日は寂しいな(悲しいな?)」の歌詞である。最後までは覚えていないのであるが、戦災で破壊された窓ガラスから雨が吹き込んできて寒くて悲しくなる。父さんは未だ戦地からは帰ってこない、…といった内容の詩であったと記憶している。
秋の冷たい雨の日には必ずと言っていいくらいこの童謡を思い出して、口ずさむのは矢張り戦争そのものの記憶はないが戦争の悲惨さは潜在意識として埋め込まれているのだろう。
(ヒロ爺)
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虫達のすっかり死暮れて暗闇の静か

昨日すっかりと冬支度をしたので、今日はハロゲンヒーターを点けてみた。真冬になるとこのヒーターでは温まることは難しいのだが、今の季節だと、暖房機を点けたと大いに実感できる。お猫様が炬燵にセットしてあるヒートマットから出てきて、珍しそうに暖の感じをみていたが、どうも頼りなく感じたのか炬燵に戻って行ってしまった。
夜になって虫の声が聞かれないのは実に寂しいものだ。以前であれば、酒も肴もうまくなる時期なので寂しさなんて思う暇もなかったのであるが、糖尿の進行でアルコールは止めた。酒そのものよりも肴をつまむのが問題なのである。
外が寒くなってきた所為なのか、お犬様の散歩の速度が速くなってきた。尻を振り振りの嬉々とした足取りが寒さが快適なことを知らせてくれている。しかし、小生には些か辛い。まるで糖尿治療のトレーニング散歩である。
(ヒロ爺)
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冬支度は万全 さあもっと寒くなれ

昨日、今日で冬支度をほぼ終えた。もう何時寒くなっても大丈夫。しかし、この冬は石油ストーブの燃料代がかなり高くなりそうだ。例年であれば、そろそろ石油の値段が下がってくるのであるが、今年は下がる気配はなく、まだ上がりそうである。円高の恩恵はないのだろうか。
公演が終わり、のんびりとしているので夕飯を終え、少しの間お犬様をからかって遊んでやっていたら、今日はすっかりと習慣化してしまっており、こちらの食事が終わるのをじっと待ち構えている。食事を済ませ、お茶を飲んでいると早く遊ぼうと催促が始まる。お猫様と遊ぼうと買ってきた玩具があるのだが、お猫様は全く興味を示さなく、無駄にしまっていたのであるが、お犬様がそれをいたく気に入って、毎晩それで遊ぼうとせがむのである。よだれでヌルヌルになったものを毎日天日に干すのだが、一瞬にしてヌルヌルになってしまう。本当は毎日洗いたいのであるがお犬様は洗いざらしよりもカピカピに固まったものの方が良いらしい。奇声を発してお犬様と遊んでいると、お猫様が顔をだし「バカみたい」といった顔をする。しかし、もうお終い、とお犬様に言って机に戻ってくると、お猫様はすかさず膝の上にやってきて、良い子良い子しろと催促する。
今日も一日太平である。
(ヒロ爺)
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お猫様城 炬燵にお引越し

本日とうとう炬燵を用意した。これで寒くなっても大丈夫と思っていたら、電気を入れていないのにお猫様、シンデレラ城を引っ越して炬燵にやって来た。未だ炬燵をつけるには早いので、シンデレラ城に敷いていたお猫様のホットマットを移してやった。新し物好きなのか、日中縁側に陽が差しているのに炬燵から出てこようとしない。
お猫様がやってこないのでお犬様は上機嫌。陽の差す縁側に座っていると、膝の上に乗っかってきた。重いですよと話しても、胡坐の中にすっぽりと嵌まり込んで鼾を始める。鼻の上の叩かれ傷の痕がなければ、虐待を受けていた野良犬とはだれも思うまい。思わず「今は幸せかい…」と口ずさんでしまった。
(ヒロ爺)
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各地に雪のニュース 我が家もそろそろ炬燵か

そんなに薄着ではないのだけれど、じっと机に座っていると冷えてくる。慌てて風呂に入ってきたのだが、確り着込まないと湯冷めしそうだ。お猫様は、ホットマットを敷いたシンデレラ城で鼾をかいて寝てござる。そろそろ炬燵を準備しなくてはいけない。炬燵を入れると、お猫様と二人で一日ゴロゴロとなってしまうだろうな。
お犬様は、もともと野良なので寒さは平気かと思っていたが、我が家に慣れた所為なのか留守番の時以外、外に出ようとしない。古くなった毛布で敷きマットを作ってやったらそこがすっかりお気に入りで、お猫様にならって一日寝てござる。
ここ半年余り、このブログはお猫様、お犬様のことばかりである。先日言われてしまった。犬猫が居なかったら書くことないのじゃないの、と。そうだ、その通りだ。ブログのタイトルを変えないといけないな。「常世の風にお猫様とお犬様」とでも。
ことば座の公演が終わり、暫くの間はのんびりとお猫様とお犬様と終日のたりのたりと過ごしてやろうと思っている。
(ヒロ爺)
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流石にもう虫の声はなく

11月も中旬となり、流石に庭に鳴く虫の声はみえない。侘しい思いにさせられる蟋蟀の声ももう見えなくなってしまった。声が見えないなどと書くと可笑しな奴だと思われるかもしれないけれど、窓の外に鳴く虫の声と言うのは聴くのではなく矢張り見ると表現する方が好きである。
ことば座の公演が終わり、今日は久しぶりに何もしない一日を過ごした。お猫様もお犬様も小生の雰囲気から今日は何処にも出かけないなと感じたのか、廊下の陽だまりの中に安心して寝ている。
午後に、突然、ゴルフの打ちっぱなしにでも行ってみようと思い立ち、三年ぶりに練習場に出かけてきた。お猫様、お犬様は長く家を空けるのではないと思ったのか起きてこない。
練習場のマットを削りに行くようなものだなと思ったが、まるまる三年、クラブを振ってなかったとは思えないほどで、飛距離も落ちた感じはしなかった。しかし、良い気になって振っているとに三日後が怖いので、ほどほどに引き上げてきた。
明日も一日のんびりとした日が過ごせそうであるが、天気が下り坂で寒さがやってきそうだという。そろそろ炬燵の準備をしなければならないのだろうな。
(ヒロ爺)
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次の坂道 一寸待ってはくれないか

ことば座の21回定期公演が無事終了した。ギターの大島君とのコラボレーションは満足のいくものであった。大島君との間を取り持ってくれたギター文化館の木下代表には大いなる感謝である。
5年間に21回の定期公演をこなしてきたのだから疲れても仕方がないかとは思うが、自分自身の裡の感覚からすると不甲斐ないのである。美浦村の田島早苗さんが、ふるさと風の会報に、「…頭の中には若い自画像が居座っていて…」と名文を書かれていたが、小生も同様に鏡を見ないでいる限り一番自慢できる時代のままの自分でいる。
今回の公演ではユッキーちゃんの5周年記念でもあり、聾者の方が大勢いらしてくれた。クラッシックギターの演奏は恐らく今日が初めての体験ではなかったかと思うが、ギター文化館のホールの天井から大島君の奏でる弦音が降り落ちてくる優しい波動として感じて大喜びであった。公演後、若い大島君と一緒に写真と採りたいと大騒ぎしていた。とても素晴らしい事であったと思う。
3・5・7・9の目標ラインを決めている小生にとって、ことば座のユッキーちゃんに対してもあと4年は元気にいてあげなければいけない。あと四年で恋物語の百を達成させることは難しいであろうと思うが、出来る限り百物語に近づけてやろうと思っている。それにしても次の坂道に、登るのはちょっと休ませてもらってからにしておくれ、と些かの弱音を吐いている。
お犬様、帰ってきた小生の顔を見て疲れを読み取ったのか、何時ものようにいろいろの要求をしなかった。
有難い有難い。お犬様、お猫様が一番小生のことを思っていてくれるようだ。
(ヒロ爺)
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舞姫 今日も無事に舞い終えて

ことば座21回定期公演2日目は無事に終わった。会場内は、昨日よりも気温が上がり演じやすい日であった。今日は、美浦村の劇団宙の会の市川さん、モダンバレーの柏木久美子さん、そして田島早苗さんが来てくれた。それとユッキーちゃんの聾学校の仲間たちが十名ほど来てくれた。そんな所為もあって、ユッキーちゃんの舞にアドリブが加わりだいぶ長めになってしまった。しかし、綺麗な舞ではあった。朗読の小生は、間のつくり方にお一苦労。恐らく、ギターの大島君もちょっと戸惑ったかもしれない。
明日は最終日。どんな予期せぬ愉快が現れるか楽しみである。まさにモダニズムの、そしてコラボの醍醐味である。しかし、二日間、舞台に立つともう残りの体力がわずかになってくる。明日は、鞭打っても終わり良しとしなければなるまい。
(ヒロ爺)
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突然の寒さに指も凍る

ことば座公演初日であったが、朝から雨が降り始め、昼には確り本降りとなった。お蔭で気温が下がり、開演時間には手足の先が凍えてきた。ギターの大島君には不幸な出来事であった。ギタリストにとって、指先の凍えは最悪である。しかし、さすがに若さだ。小生などとはやはり違う。最高の出来は引きだせないまでもクラシックギターの魅力を十分に出していた。
今日は公演初日であったが、金曜日でもあるし雨が降り出し人出は期待できないと思っていたが、予想外に観劇に来ていただけ、大変うれしい思いをした。
ユッキーちゃんと大島君とのコラボレーションは、こちらが想定していた以上に綺麗な雰囲気を作り出してくれた。ユッキーちゃんの舞を見ながら、昨日の稽古までは見せなかった大きなスケール感を創りあげていた。良く見ていたら、6月公演で柏木久美子さんとの共演で、久美子さんから学んだものが確りと自分のものにして出ていた。久美子さんは13日日曜日に来ると言っていたので、ユッキーちゃんの舞を観たら、鏡の前で舞う自分を見ているような感覚になる部分が何か所かあるのではないかと思う。
明日、明後日の舞台が楽しみである。大島君のギターも今日のユッキーちゃんの舞に刺激されて明日はまた違ったコラボレーションを見せてくれるだろう。
(ヒロ爺)
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手足の先が冷たくなる夜がやって来た

昼間から気温の余りあがらない一日であったが、夜になると一段と寒さが増してきた。もとは末端冷え性ではなかったのだが、糖尿病が悪化してきてからは、ちょっとした寒さでもつま先が急激に冷え込みだすようになった。インスリンの投与で、今ではほぼ正常値に維持できているが、つま先などの末端冷え性は治らない。この冷え症は、糖尿の所為ばかりではなく年齢の所為でもあるのだろうが、冬好きの小生には些か困っている。
今日は、ギターの大島君を入れてギター館での最後の通し稽古を行った。ユッキーちゃんと大島君との始まりのきっかけにはまだ少し問題があるが、明日の本番前のリハーサルで調整がつくだろう。ユッキーちゃんの舞と大島君のギターの感情を同時に把握しながら二人の狭間に自分自身の主張を遊ぶのは実に楽しいものである。計算し尽くして一つのものを完成させるよりも、互いの自由な感性の遊びの中に一体感が創造できた時の方が数倍の面白さがある。失敗の日もあるが、失敗もまさに風流なりと共演者と己の遊びを楽しむのが生の舞台の面白さだろう。
明日から公演が始まる。さてさて楽しみなことである。
(ヒロ爺)
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秋の薄日に菊の花は黄金に

秋らしい寒さである。うす雲に紗をかけられた赤い太陽の光に、黄色の菊の花が黄金色に輝いていた。先日も、お犬様との散歩で、草叢の中に小さな一塊の菊の花が咲いており、黄金色に見えたが、今日はさらに鮮やかな黄金色を作っていた。写真に撮ってもこの色合いは再現することは出来ない。それは科学的な色合いではなく、こちらの内面にある感性で見る色合いだからである。寒いと言うほどではないが、秋も深まってきた寒さと薄雲の紗にわずかに陽光が邪魔された加減が、菊の黄色の花が微妙な反射による黄金の色合いを作っているからである。
小生の一日は、お猫様とお犬様とのお相手を中心に頭の中は何を喰おうかとユッキーちゃんの舞に与える言葉探しだけである。こうして愚にもつかない呟きを書きながらも、サツマイモと栗をいかに美味く喰ってやろうかを思っている。糖尿病になり食事の管理がシビアになるほどに、食事の思いは贅沢になってくる。
時に社会に悪態をつきながら、呑気で平和な毎日である。
(ヒロ爺)
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おやまあ~お遊びがお上手になりました

お犬様、野良生活から我が家にやって来て5ヶ月になって漸く一緒に遊べるようになってきた。朝のブラッシングの前後、お散歩の前後に必ず二人でダンスをしたり追いかけっこをしたりできるようになってきた。人を見ると卑屈なほど小さくなって隅っこに隠れていたのであるが、朝ブラシを持って庭に出ると、愛々(めめ)ダンスと呼んでいる足踏みから始まり、ジャンプダンスそして追いかけっこができるようになったのである。
人間と何かを一緒に行うということが今まで一度もなかったので、大いなる前進である。コラッ!と言うことは我が家では一切言わず、叱る言葉は「いや~だッ、ダ~メッ、イケナイ」だけ。それも本気に叱る言葉は「イケナイ!」なのでいや~だ、ダ~メッはある程度言うことを聞かなくてもよいことが解かってきて、ブラッシングの後に庭を駆け回り、折角綺麗になった身体を穴掘りをしてそこにうずまってみたりする。めめちゃんダ~メ、と言うとわざとまた違う場所に穴を掘って埋まってみせるのである。それが雨上りなどでこちらが本気で止めさせようと「イケナイ!」というと恨めしそうな顔で穴掘りを止める。
お犬様と大声で遊んでいると、お猫様が必ず「私もだよ」と呼びに来る。こういう平和な毎日が続いてくれることを願うのみである。
(ヒロ爺)
そうそう、今日のユッキーちゃんの舞は綺麗に舞えていたが、少し気がはやるのか間の取り方が短くなってしまっていた。しかし、仕上がりは上々である。
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君よもっと大きく君よもっと美しく

公演まであと四日。ここまで来るともう細かなことを指示し、演技表現をいじくっても良くなるというものではない。上手になんか演じなくていいよ。その代り大きく大きくそしてもっと美しく。自分が世界で一番美しいと信じて気持ち良く舞いましょう。
ユッキーちゃん歳を感じさせない無邪気さを前面に出しての舞であった。それでいて大人の女の柔らかさで全身を包み込んでの心の表現がユッキーちゃんらしく創りあげられていた。これで良い。このまま君よもっと大きく君よもっと美しく。
何時ものことであるが、最後の数日間のユッキーちゃんの感性の飛躍には驚かされる。その兆候が今夜の稽古には十分すぎるほどにじみ出ていた。本番が待ち遠しい。
(ヒロ爺)
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煙る雨にお犬様もご機嫌悪く

お散歩行こう! お犬様に声をかけるとウ~ウォンウォンと大喜びに廊下をダンス歩きをする。合羽を着てからだよ、と言うとちょっと勢いがそがれた。それでも大人しく雨合羽を着せ垂れると庭に飛び降りて行った。歩き始めて暫くすると雨の勢いが強くなる。途端にお犬様は何時ものお決まりコースをショーカットとしようと言う。
何時ものお気に入りの草むらにやって来ても中に入ろうとしないで、ちょっと臭いを嗅ぐと、さあお家に帰ろう、とくるりと引き返すのだった。
午前中、雨が強くならないうちにと八郷地区へ風の会報を届けに出かけてきたが、霧雨に煙る八郷の里山の風景は幽玄と言うに相応しいものであった。この霧雨の中、田んぼから煙が一筋あがっていた。のんびりとした幽玄の風景に見とれていたら、突然TPPの反対論議が思い出された。TPPに加盟したら本当に日本の農業はなくなってしまうのか? 馬鹿馬鹿しい、今のままの方が本当に農業が潰れてしまうだろう。そのうち、というか近々農業とは家庭菜園なり、何てことになりかねない。この夏の吾が庭に植えられた三本のトマトのおかげで、ひと夏トマトを使ったリゾット三昧で夏バテ知らずの健康な時を貰った。利権主義の議員どもよ、そのうちに君も自分の家の庭に野菜を作らなければ食べられなくなるぞ。農業の活性化を阻むのはTPPではないぞ。政治家なんだから明日の物語を創造しようよ。
(ヒロ爺)
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雑草の中 黄菊の花天に微笑んで

お犬様と散歩をしていたら大きな草っ原の中に数本の黄菊の花が鮮やかに開いて天に向かって微笑んでいた。秋の赤い日差しに黄色が輝くオレンジ色に染めかえられて大きく笑みをたたえていた。何時もは、お犬様が草原に入ろうとすると、雑草の種が体に付くからダメ、と言っていたのだったが、今日はたまにはいいかと踏み入れたのであった。枯れ始めた雑草の一角に一株の菊の花が育っていた。黄菊の花はもう人の手の入っていない、自然の色に染まっていた。近づいていくと菊の花の強い匂いがその周囲を占拠していた。思わず良いな~、と声を出してしまった。お犬様は、自分の希望通りに草の中に入り込めたものだから大喜びであった。だが、家に戻ってから毛の中に入り込んだ雑草の種を取るのに苦労させられた。
(ヒロ爺)
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想うは何時も明日のこと

今日を有意義に過ごし、想うは何時も明日のこと。今日を諦めることなく自分自身にとって意義のある日にすることに手を抜かない。そして、明日の物語を想い描く。小生、良いことが有っても無くても今日を無駄に思うことはない。それは、小生が生きている意義は明日の物語を描くことにあると思っているからである。
今日は、お昼にモダンバレーの柏木久美子さんとオカリナの野口喜広さんと会い、来年に香港での公演を企画している件で打ち合わせをしてきた。まだどうなるか確実なことは言えないのであるが、実現すれば実に愉快なことである。
今日を何があっても悲観的に無駄と考えないでいると、必ず明日の物語が描かれてくるのだから、人生とはつくづく面白く愉快である。小生残りの人生はそんなに長くはないが、不愉快にはいきたくない。愉快愉快で毎日を過ごしていきたいものである。
(ヒロ爺)
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寒くもなく暑くもなくそれでいて快適でない一日

昨日の昼間は蒸し暑く、今日は暑くも寒くもないが快適とは程遠い陽気である。
午後お犬様と連れ散歩に出るが、空き地の草むらに足を踏み入れるのが嫌になる。
一つは草の種がズボンの裾にびっしりとくっつくからである。
もう一つは、片付けていかない犬の糞があちこちに散乱しているからである。自転車の道交法違反とマナー違反に全く同じである。
犬の散歩の人に時々行き違うが、フンの処理袋を持っている人の数の実に少ない。如何に雑草の生い茂る空き地であっても基本的にはフンは持ち帰るのがマナーである。土を掘り埋めてくるのも場所によっては許されるが、できる限り持ち帰って欲しいものである。
我が家のお犬様は、虐待を受けていた野良犬だったので、散歩に出る前に家の庭で用足しをする躾はまだできていないが、お散歩に行く前に用足しをする習慣は容易につけられるのである。フンのまき散らしを見ると、お犬様を連れての小生も、マナーのない者と同じように見做されるのが辛い。
(ヒロ爺)
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霜降月になっても蒸し暑さの残って

言葉だけの季語、言葉遊びのための季語、何てことが言われるが、一年中旬のない野菜が出回っているのと同様に季節までもが旬(?)を失ってしまっている。これでは子供たちに美しい日本語、綺麗な言葉、自在な表現などと言ってみても始まらない気がするのは小生だけではないだろう。
雪や霰に犬は喜ぶとは言うが、小生の生活ぶりにすっかり慣れてきた我が家のお犬様には、どうもその言葉はあてはまらなくなってきた。今日なども小生が出かけている間、外の犬小屋には入らず、縁廊下の陽だまりにお猫様と二人のたりのたりと鼻提灯であった。これではもし霰でも落ちてこようものなら絶対に外には出たがらないだろう。さっき様子を見に廊下に行ってみたら、小生のお下がりクッションを枕に白河夜船であった。ついでにお猫様のシンデレラ城を覗こうと思ったが、うかつに覗くと鋭い爪でパンチされるのでやめておいた。お猫様は、11時になると布団を敷けと言いに来るので、それまでそっとしておかなければ。
今日も平穏なる一日であった。
(ヒロ爺)
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世界の人口は70億 おお事だよ

地球の人口が70億人になったという。ある生物学の本を読んだことがあるが、その本によるといかなる側面においても極大化した生物は滅びるのだとあった。この地球に人間だけが70億という繁殖を遂げたら、その生物、人間はもう滅亡するしか先はない。それは何年先の事かは分からないが、地球の歴史からすると一瞬間であろう。
人口70億人を考えたとき、わが国の少子化対策だとか保護主義なんてものはただただ滅亡への道を猛スピードに走っているだけである。
高みに立って人間なる生物を眺めたとき、これはもう地球にとっては早急に滅びてもらわねばならない生物の様である。もし人間が将来の希望を持ち、夢を持ちたいのであれば、現在我々が考えているエゴイスティックなすべての利権は捨てなければならない。そのことを自分に問いかけてみた。全部捨てられるか、と。
結論は、う~む…たぶん無理だと思う。
そうか、ならば滅亡しかないな!
(ヒロ爺)
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プロフィール

ヒロ爺

Author:ヒロ爺
FC2ブログへようこそ!
ヒロ爺は、映画・演劇の脚本・演出を生業としておりましたが、日本シナリオ作家協会を退会し、何もやらない何もしない暮らしを始め、周囲の顰蹙を買っています。しかし、何もやらない何もしない暮らしは、その才能と精神力がないとできないことを知り、改めて己を天才(天災)かも知れないと思っている所謂呆け老人です。

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